湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 愛玩動物看護師

わんにゃん通信No.1331「ワンコの身体検査」

こんにちは。

動物看護コース1年生の「動物内科看護学実習」にて、

学校犬の一般身体検査をグループごとに実施しました。

 

異常はないか変化はないか、痩せすぎていたり太りすぎていたりしないか、

ニオイはどうか等々全身をくまなく触り、臭いを嗅ぎ、診て観察していきます。

聴診器を使用し心拍数を数えたり、股動脈と脈拍数が一緒か確認もしました。

 

検査されている学校犬ぽてとさんの様子です。

 

顔がなんとも・・・

意識は何処へ?

 

1年生は肛門腺の場所も教わりました。

肛門腺とは、肛門の内側(4時と8時の方向にあるとよく言われます)にある臭いの分泌腺です。

赤くマークしている所にわらびくんの肛門腺(肛門嚢)があります。

尾の付け根をしっかり持つと分かりやすいです。

 

ここに分泌液が溜まり、通常は排便時に一緒に排出されるのですが、

小型犬はうまく排出されない子が多く居ます。

溜まりに溜まってしまうと袋なので破裂(肛門腺破裂)してしまったり、

炎症をおこしてしまったりするので定期的なケアが必要です。

肛門腺絞りは少しコツがいりますが、動物看護師として出来るように練習しましょう。

 

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わんにゃん通信No.1330「人生ではなく、犬生初お散歩」

こんにちは。

肌寒くなり、半袖で外を歩くには若さが必要な季節になってきました。

 

新規学校犬の「れもん」が先日、犬生初めて外をお散歩してきました!

動物看護コース2年生のKさんが優しくリードしてくれました。

「れもん」は怖い物知らずのようでグングン歩き、

排水溝の編み編みの上も気にすることなく進んでいました。

 

先輩犬と一緒に歩ける日が待ち遠しいですね。

Kさんもありがとうございました。

 

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バイオ通信No.2650「血液塗抹標本の作製」

応用生物科学科1年生バイオコースの基礎実験動物学実習、

動物看護コースの形態機能学実習で、血液塗抹標本の作製を行いました。

 

今回の使用血液は、健康なO先生の血液ですが、

これを使って引きガラス法による血液の塗抹、染色はディフクイック染色液で行いました。

 

引きガラス法は個人の手技の差が出やすい手技ですが、

初めてでも上手にできている人が例年より多かったように感じます。

 

上手にできた人は自信を深め、うまくできなかった人はそれが普通ですので、

気を落とさないで今後、精進してくれればよいと思います。

少しずつ手技の精度を上げていきましょう!!

 

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バイオ通信No.2649「培地調製とグラム染色液の作製」

みなさん、こんにちは。

1年生の微生物学実習で、培地調製とグラム染色液の作製を行いました。

 

はじめに培地調製から・・・

先生に指名された学生が、全体の前で作業手順の確認をします。

 

今回は、斜面培地と高層培地、液体培地(ブイヨン培地)を作製します。

斜面培地と高層培地は寒天が入っているので、加温溶解してからそれぞれ試験管に分注します。

液体培地(ブイヨン培地)は溶解したら、そのまま試験管に分注です。

 

分注後は硫酸紙で試験管を試験管ごと包んで、オートクレーブ(121℃ 15分)にかけます。

オートクレーブ後は、斜面培地はこのようにして固まらせて、斜面にします。

 

高層培地と・・・

 

液体培地(ブイヨン培地)は試験管立てに立てたまま、冷却します。

 

続いて、グラム染色液も調製します。

クリスタルバイオレットとサフラニンは、色がきついので、写真はありません

が、ルゴール液は・・・

 

分注するだけの脱色用のエタノールは・・・

 

指を紫や赤にしながら、グラム染色で使用する試薬をすべて完成することができました。

これからこれらの試薬を使って、グラム染色を行っていきます。

バイオでも、動物看護でも知っておくべき基本的な事項ですので、しっかり覚えておいてくださいね。

 

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わんにゃん通信No.1329「ハリガネムシちゃん」

こんにちは。

先日、S先生より近くの池で拾われたハリガネムシを譲り受けました。

 

ハリガネムシとは、類線形動物門の水生生物であり、

乾燥すると針金のように硬くなることから名前がついたそうです。

カマキリやカマドウマ等に寄生し、寄生した昆虫の生殖能力を奪うそうです。

また、脳にある種のタンパク質を注入して入水するよう洗脳するとのこと!面白い生物です。

 

せっかく譲っていただいたハリガネムシに命名...「ハリー」ちゃんとしてベタと共生してもらってます。

数日間の寿命らしいので観察しながら可愛がっていきたいと思います。

 

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わんちゃん通信No.1328「足まわりのカット」

みなさん、こんにちは。

動物看護コース2年生がグルーミング実習Ⅱではじめて生体(わんこ)をカットをしました。

 

今回は仕上げバサミを用いて脚まわりの毛を丸く切りそろえました。

 

肉球にかかる毛も慎重にカットしました。

 

肉球は滑り止めの役割を果たします。

定期的に毛を切ってあげましょう。

 

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バイオ通信No.2648「実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)結果」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科2年生6名(バイオコース5名、動物看護コース1名)が、

8月7日(日)に受験した実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)の結果が判明しました。

残念ながら、全員が学科試験通過とはならず、1名が不合格となってしまいました。

 

合格した5名が、11月26日(土)に開催される実技試験に臨みます。

学科試験合格者は実技試験に向け、引き続き勉強を重ねてください。

 

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わんにゃん通信No.1327「🍑名前が決まりました🍋」

こんにちは(^_^)

子犬達の名前が決まりました!!

トイプードルの女の子が「すもも」🍑

 

ポメラニアンの男の子が「れもん」になりました🍋

これからイベントにも少しずつ登場すると思います(*^∪^*)

会ったときには沢山名前を呼んであげてください♪

ニューメンバーの「すもも」と「れもん」をよろしくお願いします🍑🍋

 

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バイオ通信No.2643「自己表現セミナー」

みなさん、こんにちは。

9月8日(木)に1年生を対象にキャリア支援室主催で、「自己表現セミナー」が開催されました。

 

ハナマルキャリア総合研究所の大場先生を講師に、これから就職活動をすることを見据え、

コミュニケーションの基本についてご教授いただきました。

 

コミュニケーションに関する講義の後は、

 

2人組になって自己紹介をする練習をしました。

 

そして、学んだことを実践するために立ったままで自己紹介します。

 

もうひとりは、その姿を動画に撮り、それを自己紹介した人に渡して、振り返りに使います。

 

いかがだったでしょうか?

動画の中の自分の姿に見入る学生の真剣なまなざしが、印象的でした。

みんな、まじめによく取り組めていて、頼もしく感じました。

 

大場先生、ご指導ありがとうございました。

 

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わんにゃん通信No.1324「わんちゃんのハミガキ」

みなさんこんにちは。

今回はわんちゃんの歯周病予防のためのハミガキについてご紹介します。

 

わんちゃんもヒトと同じく歯周病になりやすい動物です。

ヒトは食べかすに含まれる糖等と口腔内細菌が結びつき、

生成された酸により歯が溶かされることで「う歯(虫歯)」になります。

 

それに対して、わんちゃんは口腔内がアルカリ性に傾きやすく、

口腔内細菌を含む汚れ(歯垢)が石灰化することで「歯石」になります。

 

とくに、わんちゃんが普段口にする食べ物の種類が、

ドライフード、ウェットフード、缶詰、おやつ等・・・、

近年の食生活の変化がわんちゃんを歯周病になりやすくしています。

 

一度できてしまった歯石は、ハミガキでは落とすことが難しく、

動物病院で専門的な処置を受けなければなりません。

歯垢が歯石にならないために、ハミガキで汚れを落とすことが大切です。

 

わんちゃんにハミガキをする際は、優しく磨いてあげましょう。

無理に力を入れて磨いてしまうと、歯肉を怪我させる恐れがあります。

また、ハブラシの毛先が歯肉に当たると痛がり、ハブラシを嫌がるようになります。

なるべく、毛先の柔らかいハブラシを選びます。

さらにわんちゃん専用のハミガキチューブを使うと更に効果的です。

 

濡らした歯ブラシで磨きます。

わんちゃんは、うがいが出来ません。

口をゆすぐ代わりにハミガキの途中で数回歯ブラシを水ですすぎます。

 

わんちゃんの口腔内の中でも、特に汚れが溜まりやすい歯が犬歯と奥歯です。

犬歯です。

 

奥歯の裂肉歯と呼ばれる歯です。

 

奥歯を磨く際は、無理に唇を引っ張らずに閉じた状態で磨きます。

上の奥歯と下の奥歯が重なる間に汚れが溜まりやすいです。

声を掛けながら磨いてあげましょう♪

 

最近では、わんちゃん専用の美味しい味のするハミガキチューブ等が販売されています。

ハミガキを好きになってもらえるように工夫してあげましょう。

 

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