湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 愛玩動物看護師

わんにゃん通信No.1347「第1回愛玩動物看護師国家試験 予備試験 正解予想」

こんにちは。

11月6日(日)に第1回愛玩動物看護師国家試験の予備試験が実施されました。

取り急ぎ、正解予想を作ってみましたので、参考にしてください。

なお、ご意見等がございましたら、コメントからお願いします。

 

〈必須問題〉
25435 24214 43142 52353 11321

32122 42355 33231 33551 41123

 

〈実地問題〉

34135 25342 21244 21223 13141

45155 41144 55234 23245 34554

 

試験を受けられた皆さん お疲れ様でした。

卒業生のみなさんの中にも、予備試験を受験された方がいらっしゃると思います。

無事に2月の本試験に進まれることを祈っています。

 

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わんにゃん通信No.1346「糞便検査ー飽和食塩浮游法ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで糞便検査を行いました。

今回は飽和食塩水を用いた浮游法を学習しました。

 

はじめに小試験管に少量の糞便と飽和食塩水を入れて、竹串でよく混和します。

糞便は小指の第一関節ほどの量を採取します。

 

混和後、さらにスポイトを使い飽和食塩水を加えます。

小試験管のフチいっぱいになるまで、こぼしてしまわぬように慎重に加えます。

表面張力で水面が少し膨らんでみえるくらいが理想的です。

 

この状態で30分間静置します。

これをすることで飽和食塩水中に浮游する比重の大きい(重いもの)塩や糞便中の食物残渣が沈殿し、

比重の小さい寄生虫卵などが水面に浮游しやすくなります。

 

30分後、水面にカバーガラスを軽く押し当てます。

 

そのカバーガラスをスライドガラスの上に水滴が付着する面を下にして乗せます。

この際に気泡が入らないようにそっと乗せることがポイントです。

 

できあがったプレパラートを顕微鏡で観察します。

 

今回は学校で飼育するわんちゃんの便を検査しましたが、寄生虫卵は認められませんでした♪

 

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わんにゃん通信No.1345「わんちゃんの耳掃除」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生がグルーミング実習Ⅱでわんちゃんの耳掃除を学びました。

今回は学外の施設にお借りしている、柴犬のじゅんこちゃんに協力してもらいました。

 

鉗子という専用の器具に柔らかくほぐした乾綿を外れないように、しっかりと巻き付けます。

 

専用の洗浄液を数滴つけ、耳の中の汚れを拭き取ります。

耳の皮膚は薄く、痛みを感じやすい部位です。優しく掃除を行います。

 

乾綿が汚れる度に、新しく乾綿を付け替えます。

今回はたくさん耳垢がとれました!

 

犬の耳は人間の耳に比べて汚れが溜まりやすい構造をしています。

耳の穴の中から異臭がする、耳垢汚れが多い、わんちゃんが頻繁に耳をかゆがる等の症状がみられた際は、

動物病院で耳掃除と耳の検査をしてもらうことをおすすめします。

 

実習終了後じゅんこちゃんは耳がすっきりしたのか、嬉しそうに部屋の中を駆け回って遊んでくれました♪

 

この度は実習にご協力くださりありがとうございました。

かわいいじゅんこちゃんにまた会える日を楽しみにしています。

 

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わんにゃん通信No.1344「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました ーその2ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のOさんが飼育する、

柴犬の定春くんがグルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーに挑戦しました。

が!!

実は定春くん、身体が濡れることが大の苦手です!

飼い主のOさんは逃げようとする定春くんをおさえながら、

シャワーの水圧を弱めて、怖がらせないよう気をつけながら全身を濡らします。

定春くんは必死です。

 

自宅では毎回Oさんがお風呂場でビショビショになりながら、洗ってあげているそうです。

 

実習室中に響き渡る大きな声で、「うををををぉん!」と鳴きながら耐えてくれました。

一生懸命な姿が可愛かったです。

 

シャンプーは少し苦手でしたが、その他の爪切りやバリカン、ドライに関しては怖がることなく、

とてもお利口にしてくれました。

カメラを向けると毎回ニコッと笑ってくれます♪

今回は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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わんにゃん通信No.1343「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のIさんが飼育する、

トイ・プードルのモコちゃんがグルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーに挑戦しました。

はじめに、全身をお湯で濡らしてから、肛門腺を絞ります。

肛門腺とは肛門嚢と呼ばれる分泌腺のことをいいます。

肛門の4時と8時の方向に対で存在する臭い袋です。

独特な臭いがあり、普段は排便の時に便と一緒に排泄され、臭い付けの役割も果たしてます。

 

大型犬であれば肛門腺が排泄されやすいですが、小型犬は自力で排泄しずらく、溜まってしまいます。

排泄されず大きく膨らみすぎてしまった場合、肛門腺の袋が破裂してしまうことがあります。

溜まりすぎてしまわぬように、月に1~2回は肛門腺を人の手で排泄させてあげます。

 

肛門腺を絞り終えたら、全身をシャンプーします。

 

濃密な泡をつくります。

 

シャンプーを濯ぎ、リンスを全身に馴染ませてすすぎます。

 

その後乾かして完了です。

もこちゃんははじめての環境に少し緊張をしていましたが、

飼い主のIさんに甘えながら実習に協力をしてくれました。

上目遣いがとても可愛かったです。

 

この度は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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わんにゃん通信No.1342「マウス」

こんにちは。

1年生の「基礎実験動物学実習」及び「動物形態機能学実習」にて、

実習に協力して頂くマウスが雄雌各20匹ずつ入りました。

基本的には外部生殖器と肛門との距離で雌雄判別はしますが、

見た目の雰囲気でどちらがオスかメスかが分かりますでしょうか?

やはりオスのほうががたいがよく、メスは丸みをおびていて優しい雰囲気があります。

 

今回1年生はマウスの馴化と保定の練習をしました。

保定とは処置がしやすいように、また動物がケガをしないようにポイントを押さえて動きを封じること。

その保定がしやすいように、マウスに対するストレスが少なくなるように馴化をします。

 

簡単そうにみえて難しいのが、小動物の扱いです。

力加減や押さえる所を間違えると窒息死してしまいます。

 

腹腔内投与や経口投与時の保定の形です。

保定時も動物の呼吸や粘膜の色に変化ないか等、注意深く観察しながら行います。

 

動物看護師は国家資格取得後、採血や投与の実施も認められていますので、とても大事な技術になります。

一緒に頑張りましょう。

 

動物看護コース1年生が、マウスのお世話の当番を話し合っている写真です。

愛情に溢れた学生さん達で、とても嬉しいです。

実験動物といえども大切な命です。

感謝しながら実習に取り組みましょう。

 

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バイオ通信No.2662「グラム染色操作」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科1年生の「微生物学実習」で、グラム染色を行いました。

 

先日、分離培養の操作を経験しましたが、培養後のプレートがこれです。

写真がわかりづらいですが、白い小さなコロニーとベージュがかった

少し透明感のあるコロニーの2種類があるのが、おわかりになりますでしょうか!?

 

それぞれから釣菌してスライドグラスに取り、それを火炎固定した後・・・

 

グラム染色をしました。

 

この日の実習は、他にも盛りだくさんの内容だったので、

残念ながらこの日は顕微鏡で鏡検できませんでした。

どのように観察できたかは、後日改めてお届けしますね。

(でも、1000倍の顕微鏡写真の撮影は、難しいんだよな・・・)

 

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わんにゃん通信No.1341「犬糸状虫抗原検査キット」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰで

フィラリア(犬糸状虫)の抗原検査を行いました。

 

今回は学外の動物病院から提供いただいた、わんこの血液と

フィラリア抗原検査キットを用いて検査を行いました。

この検査キットを利用することで血液検体中の犬糸状虫抗原を検出することができます。

 

はじめに優しく転倒混和をした血液を専用のスポイトで採取します。

 

つぎに犬糸状虫抗体がスポットされた検出板に、採取した血液を滴下窓に1滴滴下します。

 

検査材料が完全に吸収された後に専用の希釈液を2滴滴下します。

 

5~10分後に判定窓の反応線出現の有無を肉眼で観察します。

 

判定を行います。

陽性であればC位置(反応終了部位)および、T位置(検査部)の両方に赤紫色の反応線が出現します。

陰性であればC位置(反応終了部位)のみに赤紫色の反応腺が出現します。

 

今回の結果は陽性でした。

この検体を提供いただいたわんこに対しては、既に駆虫薬による治療が開始されているとのことです。

 

わんこを飼育する際は、犬糸状虫(フィラリア)症を予防するために、

毎月ミクロフィラリア駆虫薬を忘れずに投薬しましょう。

 

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わんにゃん通信No.1340「はじめての糞便検査」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース1年生が動物臨床検査学実習Ⅰではじめての糞便検査を行いました。

今回は学校飼育犬のみんとと、S先生が飼育する猫ちゃんの糞便を直接法を用いて検査しました。

 

はじめに、スライドガラスの上に生理食塩水を1滴と楊枝の先に付けた少量の糞便を混和します。

 

均一に混ぜます。

糞便の量は多すぎず、少なすぎない適量を混ぜることがポイントです。

 

混ぜた後に、上にカバーガラスをゆっくりと被せます。

空気の泡が混入しないように、丁寧に被せます。

 

 

できた標本を顕微鏡で観察します。

希に、わんちゃんやねこちゃんの体内に虫が寄生していることがあります。

今回の糞便検査では、そのような体内に寄生した虫が、糞便に排泄されていないかを検査します。

 

数十分、中には一時間以上観察をしている学生もいました。

幸い今回の糞便検査では寄生虫が検出されませんでした!

寄生虫はいませんでしたが、糞便中の食べかすや

混入した異物(被毛や食物等)の観察・スケッチを行いました。

 

写真はS先生が飼育する猫ちゃんの糞便の顕微鏡像です。

 

はじめての糞便検査はどうでしたか?

皆さん集中している姿が印象的でした。

これからも、練習を重ねて行きましょう。

 

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わんちゃん通信No.1339「柴犬のともこちゃんとミニチュア・ダックスフンドのテーラーちゃんにご協力いただきました」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のグルーミング実習Ⅱでは、

学外の施設からわんこをお借りしてグルーミング実習を行っています。

 

今回は柴犬のともこちゃんと、ミニチュア・ダックスフンドのテーラーちゃんに来ていただけました。

 

ともこちゃんは実習中とても協力的で、お利口にしてくれていました。

 

テーラーちゃんは遊ぶことが大好きです。

 

ドッグランで元気よく走り回っていました♪

 

手を差し出すと甘えてきてくれます。

 

今回はグルーミング実習にご協力くださりありがとうございました。

かわいいともこちゃんとテーラーちゃんにまた会える日を楽しみにしています。

 

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