湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 化学

バイオ通信No.2997「化学実習9」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の化学実習の最後は、実技試験です。

化学実習で学んだことを確認しながら試験を行いましたので、その様子をご覧ください。

 

まずは、準備からです。これから行う実技試験の操作手順を考えます。

 

操作手順に従って実技を行っていきます。

 

最初の準備に取り掛かったのは・・・。

 

普段の実習の成果が出ているようです。

 

一通り操作が終わると操作手順の確認です。

メモを取りながら確認をしていきます。

 

次に測定です。

機器の取り扱いもしっかりできているようです。

 

そして最後にまとめです。

しっかり測定結果をまとめてくださいね。

 

化学実習の実技試験では、1つの課題として、

「時間との闘い」(決められた時間内に操作を行なう)があります。

 

今回は、一定時間ごとに実習台を移動しました。

 

実習台ごとの操作になりますので、時間が過ぎてしまうと操作が途中になってしまいます。

そうならないように、最初に操作手順を考えてもらいました。

 

1年生は、しっかり考えられたようです。

操作が途中になった学生はいませんでした。

 

普段の実習の成果だと思います。

 

1年生のみなさん、実技試験はいかがでしたか。

おつかれさまでした。

 

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バイオ通信No.2996「化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の化学実習も実習としては、今回が最後になります。

 

化学実習の最後の実習は、実技試験になります。

その様子はまた次回ご紹介します。

 

今回の実習は、前回に続き酵素活性の測定を行いました。

それでは、冬休み明けの久しぶりの実習の様子をご覧ください。

 

まずは、準備からです。今回は2人1組で行いました。

 

続いて、酵素反応を行います。

 

冬休みがちょっと長かったせいか、

少し忘れていることもあったようですが、順調です。

 

反応終了後、分光光度計で吸光度を測定します。

 

機器の取り扱いも特に問題なく測定していきます。

 

そして、最後にまとめになります。

 

基本的な操作は、しっかりできていたようですが、

細かいところは少し忘れているようです。

 

1年生のみなさん、久しぶりの実習でしたがいかがでしたか。

来週は、実技試験です。しっかり頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2988「化学実習7」

みなさん、こんにちは。

 

今回の1年生の化学実習は、2回ある酵素の実習の1回目です。

 

2回とも酵素の活性の測定を行いますが、

1回目は初速度測定法で酵素活性を測定しました。

 

酵素は、触媒作用をもつタンパク質です。

その酵素のもつ触媒作用を初速度測定法で定量的に測定しました。

 

測定の準備ができると、あとは機器で測定となりますので、あまり実習をしてる感じはありません。

 

できたグラフから前回の経験を活かして、酵素活性を求めました。

 

2種類の希釈倍率の異なる酵素で行いましたが、わかりやすいグラフから酵素活性を求めました。

 

1年生のみなさん、

2回目の酵素活性の測定の伏線的なこともありましたが、わかりましたか。

 

2回目の酵素の実習では、みなさんで実習を行います。

しっかり頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2984「化学実習6」

みなさん、こんにちは。

 

今回の1年生の化学実習は、普段の実習とはちょっと違う内容で行いました。

実習ではなく、データのまとめ方(主にグラフの考え方など)を中心に行いました。

 

測定データをグラフにすることによって、どんなことがわかるのかなどを考えてみました。

 

したがってまずは、グラフの作成です。

 

今回は、2種類のグラフを作成します。

 

プロット数も多く、ちょっと大変なグラフですが、

早々と書き上げたちょっと余裕の学生もいました。

 

全員がグラフが完成したところで、それぞれグラフから考察をしてもらいました。

 

実習では、実習講義で定義や原理を学ぶため、

どうしても結果が先に来てしまい、考え方の幅が狭くなってしまいます。

 

幅広く考えてもらうために、定義や原理を考えずにいろいろな意見を出してもらいました。

いろいろな意見が出たところで、次に定義や原理を含めて考えてもらいました。

 

今までのグラフは、検量線が多かったので、いい機会になったと思います。

 

1年生のみなさん、いかがでしたか。

実習で得られた結果が、どのような意味があるのかしっかり考えながら頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2973「モノクローナル抗体の作製・ウエスタンブロッティング2」

2年生の免疫化学実習では、モノクローナル抗体を作製しています。

今回はメンブレンの抗原と、保存していた培養上清(1次抗体)を反応させます。

 

前日にブロッキングをしたメンブレンを、短冊状に切ります。

 

パラフィルムを貼った容器へ、メンブレンを並べて反応を行います。

11枚のうち3枚はコントロールとして使います。

 

①1次抗体無し、2次抗体有り

②1次抗体無し、2次抗体無し

③1次抗体(陽性)必ず発色するものです。

 

残りのメンブレンは、保存した溶液(陽性になった培養上清)を1次抗体とします。

 

ELISAと同様に、

1次抗体→洗浄→2次抗体→基質→発色の反応を、

メンブレン上で行います。

 

洗浄はチューブに1枚ずつ入れて。。。

 

基質を入れて発色させます。

乾燥させたら、もとに戻して考察します。

 

左のメンブレンの結果を見てみると、

サンプル3は陽性コントロールです。

褐色のバンドが1つ見られます。

 

1つだけ反応しているので、「モノクローナル抗体」です。

 

サンプル9は褐色のバンドが複数見られるので、「ポリクローナル抗体」です。

 

もう一度クローニングをする必要があります。

目的のハイブリドーマを得るまでの道のりは遠い。。。

 

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バイオ通信 No.2972「モノクローナル抗体の作製・ELISAとウエスタンブロッティング1」

2年生の免疫化学実習では、モノクローナル抗体を作製しています。

 

クローニングした細胞の培養上清を使って、ELISAを行います。

 

抗原の入っているELISAプレートと、細胞上清を対応させて移していきます。

 

ELISAを行い、抗体価の高い細胞上清を探します。

 

並行してウエスタンブロッティングを行います。

抗原をSDS-PAGE電気泳動で分離し、ゲル中の抗原をPVDF膜へを写し取ります。

 

ブロッティングが終わったPVDF膜は、

抗原と分子量マーカーの部分を切り離して、

アミドブラック染色します。

 

残りの部分は、ブロッキング液へ一晩漬けて、ブロッキングします。

 

ELISAで発色した培養上清は、マイクロチューブへ保存して、

ウエスタンブロッティングの1次抗体として使用します。

 

翌日、いよいよモノクローナル抗体ができているのかがわかります。

 

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バイオ通信No.2968「化学実習5」

みなさん、こんにちは。

今回の1年生の化学実習は、中和滴定を行いました。

1つずつ中和反応を確認しながら、アルカリ混液の定量を行いました。

それでは、実習の様子からご覧ください。

 

まずは、準備からですね。

 

初めて使用するビュレット。慣れないせいか、

コックをひねる感じがちょっと難しいようです。

 

最初のpH指示薬は、フェノールフタレインです。

無色から紅色に変化したら終了です。

 

今回は、もう一つpH指示薬としてメチルオレンジを使用しました。

メチルオレンジの変化です。黄色から赤色に変化したら終了です。

実際に見る色とpH指示薬の変色域からイメージする色に

少し戸惑いがありましたが、アルカリ混液の測定までできました。

 

測定結果がでましたので、ここから計算です。

中和の公式を使って、アルカリ混液の定量を行います。

 

今回は、段階を経ての実習なので、混同しないように、

それぞれの測定値と中和反応を考えながら、計算をしていきます。

全員、アルカリ混液の定量はてきましたが、計算ミスが少し多かったような気がします。

1年生のみなさん、しっかりと計算していきましょうね。

 

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バイオ通信No.2949「化学実習3」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の化学実習では、

モル吸光係数を求める実習を行いました。

 

3期に入り、いろいろな実習を行っていますが、

化学実習では、まだまだ基本技術の確認・確認・再確認です。

 

まずは、いつも通りの準備からです。

 

連携を取りながら進めているようです。

 

希釈系列を各自作製し、吸光度測定をします。

 

測定後、グラフを作成し、

結果をまとめていきます。

 

久しぶりのメスピペットの操作で、

少し操作が怪しい部分もありましたが、

全員、ランベルト-ベールの法則が確認でき、

モル吸光係数を求めることができました。

 

1年生のみなさん、

これからもしっかり取り組んで、

しっかり考えて、

技術を磨いていきましょう。

 

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バイオ通信No.2941「化学実習2」

みなさん、こんにちは。

 

今回の1年生の化学実習は、吸収スペクトルの作成をしました。

吸収スペクトルは、物質がどの波長の光をどの程度吸収するかをグラフに表したものです。

 

吸収スペクトルの作成は、バイオサイエンス実習でも行いましたので、今回も復習を兼ねて実習を行いました。

 

今回使用した溶液です。バイオサイエンス実習では2種類でしたが、今回は3種類の色溶液を用意しました。

 

復習を兼ねてなので、代表者3名に測定をお願いしました。

 

3種類の溶液の吸収スペクトルです。

上から順番に青色溶液(600nm付近)、黄色溶液(400nm付近)、赤色溶液(500nm付近)に最も光の吸収があるようです。

 

青色溶液

 

黄色溶液

 

赤色溶液

 

1年生のみなさんは、しっかり確認するために、吸収スペクトルを手書きで作成していきます。

測定値が多いので、書き間違えないように、集中してプロットしていきます。

 

これで、色と光の波長の関係が再確認できたと思います。

1年生のみなさん、次回も頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2940「化学実習1」

みなさん、こんにちは。

 

夏休みが終わり、3期の授業が始まっています。

1年生の化学実習も始まりました。

 

今回は、夏休み期間中に忘れていないかの確認を含めて、

久しぶりの試薬調製を行いました。

 

各自分担して、調製を行いましたのでその様子を少しご紹介です。

 

まずは、ガラス器具類の片付けからです。

しっかり場所の再確認はできてるかな?

 

続いて試薬調製です。

お互いに確認しながら取り組んでいるようです。

 

3期の授業が始まって少し経っていますので、少し余裕があるようです。

 

少し調製方法を勘違いしたところもありましたが、

今後使用する試薬の調製ができました。

 

あとは、実習で使用してみて、

正確に調製できたかの確認になります。

 

化学実習以外の実習も始まっていますが、

いよいよ化学実習も始まります。

 

1年生のみなさん、頑張っていきましょう。

 

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