2年生の免疫化学実習では、
モノクローナル抗体の作製を行っています。
前回、PEGで細胞融合を行った細胞は、HAT培地で培養中です。
今回はHT培地へ培地交換を行います。
培地を半分アスピレーターで吸って減らします。
新しい培地を2滴5mLピペットで2滴加えます。
96ウエルプレートに触れないように、
滴下していきます。
かなり集中して滴下するので眼が疲れます…。
ハイブリドーマが元気に育つといいですね。
2年生の免疫化学実習では、
モノクローナル抗体の作製を行っています。
前回、PEGで細胞融合を行った細胞は、HAT培地で培養中です。
今回はHT培地へ培地交換を行います。
培地を半分アスピレーターで吸って減らします。
新しい培地を2滴5mLピペットで2滴加えます。
96ウエルプレートに触れないように、
滴下していきます。
かなり集中して滴下するので眼が疲れます…。
ハイブリドーマが元気に育つといいですね。
みなさん、こんにちは。
2年生の生化学実習の最後は、
実技試験です。
試験の内容は、秘密です。
実技試験の様子をご覧ください。
最初のグループです。
まずは、各自実技試験の準備をしていきます。
次に実技試験の手順を考えていきます。
悩んでいるようです。
手順に沿って実験を行っていきます。
この実技試験では、
与えられた課題について自分で考え、
実験をしていきます。
実験の測定結果から、結果を導いていきます。
次のグループも登場です。
第2グループは、手順から考え始めたようです。
第1グループは終了時間になり、片付けを始めました。
第2グループは準備に取り掛かっているようです。
第2グループも実験に取り掛かったようです。
悩んでいる学生もいるようですが・・・。
実験が終わり、まとめに入っているようです。
順調に進んでいるようですが、結果はどうでしょうか・・・。
そして、いよいよ終了時間が近づいてきました。
片付けを始めた学生もいます。
最後の最後まで、頑張っています。
何か引っかかることがあったのでしょうか・・・。
2年生のみなさん、今回の実技試験はいかかでしたか。
試験時間は、ちょっと長い時間でしたが、十分にできましたか。
これからもしっかり実習は、取り組んでいきましょう。
お疲れさまでした。
みなさん、こんにちは。
2年生の生化学実習も最後の実技試験を残して、
今回が最後の実習です。
今回の実習は、糖の定性試験を行いました。
まずは、使用する試薬の調製からです。
協力して調製していきます。
試薬調製後、いよいよ定性試験です。
今回使用する糖は、
キシロース、グルコース、フルクトース、
マルトース、ショ糖、デンプン、
そして対象として、
水の7種類について定性試験を行いました。
番号順が逆ですが、すみません。
7本の試験管にいずれかの糖が入っています。
定性試験により同定していきます。
それでは、定性試験の結果を見ていきましょう。
アントロン試験(糖であれば陽性)の結果です。
糖であれば青緑色になります。
水は糖ではありませんので反応しません。
No.1は反応してないようです。
ベネディクト試験(還元糖であれば陽性)の結果です。
還元糖は赤色沈殿ができます。
No.2、3、4、5に赤色沈殿があるようです。
バールフェズ試験(単糖類であれば陽性)の結果です。
単糖類であれば赤色沈殿ができます。
No.2、3、4に赤色沈殿があるようです。
No.7は白く濁っています。
セリワノフ試験(ケトースであれば陽性)の結果です。
ケトース(ケト基をもつ単糖類)であれが紅色になります。
No.3、6が紅色になったようです。
ビアル試験(ペントースであれば陽性)の結果です。
ペントース(五炭糖)であれば青緑色になります。
No.4が青緑色になったようです。
最後にヨウ素反応(デンプンであれば陽性)の結果です。
デンプンであれば青紫色になります。
No.7が青紫色になったようです。
以上、6種類の定性試験を行い、
試験管7本の同定を行いました。
写真では少しわかりずらいので、
一覧表にしてみました。
一覧表をもとに、
みなさんも同定をしてみてください。
今回使用した糖類です。
単糖類(キシロース、グルコース、フルクトース)、
二糖類(マルトース、ショ糖)、
多糖類(デンプン)、
水
補足:還元性有(単糖類とマルトース)、
ケトース(フルクトース)、
ペントース(キシロース)
みなさん、いかかですか。
7本の試験管を同定できましたか。
それでは答え合わせです。
No.1(水)、
No.2(グルコース)、
No.3(フルクトース)、
No.4(キシロース)、
No.5(マルトース)、
No.6(ショ糖)、
No.7(デンプン)となります。
ショ糖は、フルクトース(ケトース)を含んでいますので、
セリワノフ反応で擬陽性を示します。
2年生のみなさん、次回は実技試験です。
頑張っていきましょう。
みなさん、こんにちは。
2年生の生化学実習では、
ゲルろ過クロマトグラフィーを行いました。
ゲルろ過クロマトグラフィーは、
カラムクロマトグラフィーに分類されます。
ゲルを詰めたカラムで分離された物質を分取し、
分析を行います。
ゲルろ過クロマトグラフィーは、
分子量の違いによって分離されます。
したがって前回のSDS-PAGE法と同様に、
物質の分子量を求めることができます。
今回は、アミラーゼ(タンパク質、酵素)の
分子量を求めました。
実習は、カラムにゲルを詰める作業からスタートです。
詰め過ぎも詰め足らずもダメなので慎重に詰めていきます。
次にサンプルを塗布します。
ゲルを乱さないように驚異の集中力発揮中、
慎重に慎重に!!!!!
溶出液(緩衝液)を追加しながら、
分離された物質を分取します。
色付きは分子量マーカーです。
早速、分離が始まりました。
下から青色、赤色、黄色が確認できます。
黄色がすべて溶出されたら終了です。
今回は、1mLずつ分取しました。
分取後、
吸光度測定と今回は試料にアミラーゼを用いましたので、
ヨウ素デンプン反応を行いました。
分取した溶液は、青色、赤色、黄色の溶液になっています。
これらの溶液の吸光度を測定します。
ヨウ素デンプン反応でアミラーゼの確認をします。
デンプン溶液にヨウ素を加えると青紫色になります。
アミラーゼは、デンプンを分解しますので、
アミラーゼが分取された試験管は、青紫色になりません。
試験管立ての中央あたりは色がありません。
この部分にアミラーゼが含まれます。
吸光度測定とヨウ素デンプン反応の結果から、
アミラーゼの分子量を求めます。
分取した試験管の本数が多く、
吸光度測定も大変でしたが、
グラフの作成も大変そうでした。
青紫色にならない試験管がある程度の範囲でありましたが、
ヨウ素デンプン反応も確認ができました。
ちょっと長めの実習になりましたが、
アミラーゼの分子量も求められました。
2年生のみなさん、ゲルを詰める作業からの実習、
お疲れ様でした。
みなさん、こんにちは。
2年生の生化学実習では、SDS-PAGE法を用いて、卵白アルブミンの分子量測定を行いました。
※SDS-PAGE法:SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法
今回使用した卵白アルブミンは、生化学実習で分離した卵白アルブミンです。
まずは、ポリアクリルアミドゲルの作成です。
ポリアクリルアミドゲルを電気泳動装置にセットし、サンプルを塗布します。
青色は、泳動の進み具合を見るための目印の色素です。
泳動を開始します。
青色の色素とともに上から下に移動していきます。
移動とともに分離が始まります。
真ん中に見えるカラフルなバンドは、分子量マーカーです。
カラフルに色が付けられています。
青色の線は、目印の色素です。
反対側にもポリアクリルアミドゲルがあるので、二重に見えてます。
卵白アルブミンは、無色なので見えません。
泳動終了後、ガラス板からポリアクリルアミドゲルを外します。
分子量マーカーは色がついていますが、卵白アルブミンは色がありませんので染色をします。
カラフルなバンドが分子量マーカーです。
左右対称の真ん中あたりに、うっすらと青色のバンドが見えます。
脱色をするともう少しはっきりバンドが見えるのですが、時間の関係で脱色はしていません。
この結果をもとに卵白アルブミンの分子量を求めます。
2年生のみなさん、他の実習でもSDS-PAGE法は使用しますので、しっかり頑張っていきましょう。
みなさん、こんにちは。
今回の2年生の生化学実習では、
卵白アルブミンの分離を行いました。
この実習の最初にDNAの分離を行いましたが、
今回はタンパク質の分離です。
それでは、実習の様子をご覧ください。
まずは、卵を卵白と卵黄に分けます。
慎重に慎重に・・・。
次に㏗指示薬を滴加します。
卵白の色が変わります。
次に酢酸を滴加します。
酢酸は酸なので、タンパク質の変性が起こります。
遠心をします。
上清に硫安を加えます。
(塩析です。)
初めての塩析、ちょっと驚きもあったようです。
遠心をします。
再度、硫安により塩析を行います。
沈殿(アルブミン)が生じてきます。
これを遠心し、
沈殿を蒸留水で溶かし、
透析を行います。
初めての透析です。
慣れない操作なので、協力して行います。
透析(脱塩)中です。
次回の実習では、
この卵白アルブミンを使用して、
タンパク質の定量を行います。
2年生のみなさん、
卵白アルブミンの分離はいかかがでしたか。
タンパク質の性質を利用した分離方法なので、
タンパク質の性質の再確認ができたと思います。
次回も頑張っていきましょう。
みなさん、こんにちは。
1期の定期試験が終わり、
2期の生化学実習の授業が始まりました。
2期最初の実習は、
分析データの解析を中心に行いました。
分析機器を使っての実習なので、
2年生はほとんど手を動かすこともなく、
測定結果をもとに、
考察をしていただきました。
今回は班ごとではなく、
2グループに分かれて考察をしました。
グループでしっかり意見がでているかな?
生化学実習では、
1期のほとんどの項目で試験管を使用してきました。
ですが、今回の実習では、
試験管をほとんど使用することもなく、
2年生は少し拍子抜けしたような感じでした。
次回からの実習では、
しっかり試験管も使用していきますので、
頑張っていきますよ。
ところで、分析結果の考察は、
グループごとにどうな感じにまとまったのでしょう。
1期に実習結果の考察を班ごとに考えてきたので、
少し成果があったようです。
いろいろなことに気づいて、
それぞれ考察ができているように思いました。
2年生のみなさん、頑張っていきましょう。
みなさん、こんにちは。
今回の生化学実習はRNAの分離です。
まだ始まって2週目に入ったばかりですで、
春休み気分が抜けていないようです・・・。
長い撹拌時間では、
こんな感じですが、しっかり取り組んでいます。
それでは、今回の実習の流れをご紹介します。
RNAは細胞の中にありますので、
まずは細胞を壊し、遠心をします。
上清(赤い溶液の部分)をとり、
タンパク変性剤を加えて、撹拌します。
撹拌後、しばらく放置すると、層に分かれてきます。
これを遠心すると、3層に分離します。
ちょっとわかりづらいですが、
一番上に少し濁った白い上清、
真ん中に白い層(タンパク質が変性したもの)、
一番下に有機溶剤(タンパク質変性剤)の層ができます。
一番上の層(少し濁った白い液)に
アルコールを加えると、沈殿が生じてきます。
しばらく放置すると、沈殿が沈んできます。
これを遠心します。
遠心管の材質が白いので、
かなりわかりづらいですが、
遠心管の底に沈殿があります。
ちょっと濃い白色になってます。
この沈殿が、RNAになります。
最後にRNAを回収して乾燥して保存しました。
久しぶりの実習なので、
1回目(DNAの分離)、
2回目(RNAの分離)で肩慣らしをしていただきました。
来週から、酵素の実習になります。
2年生のみなさん、
マイクロピペットの操作になりますので、
しっかり取り組んでいきましょう。
~おまけ~
うっかりでしたが、
しっかりリカバリーしました。
さすが2年生ですね。
うっかり部分はご想像にお任せします。
みなさん、こんにちは。
今回の応用生物科学科1年生の化学実習は、
実技試験を行いました。
実技試験の始まる前の実習室です。
項目順に実習台を移動します。
それでは、実技試験の様子をご覧ください。
最初のグループです。
これから行う実習の手順を考えます。
次に実習操作に入ります。
操作後、測定に移ります。
そして最後に、まとめです。
決められた時間に移動しながら、実技試験を行いました。
順調に進んでいけたようです。
次のグループです。
第2グループは、早めに操作が終わったようです。
まとめに入っています。
おやおや・・・。
こちらのグループは立ったまま、まとめに入ってますね。
落ち着いてくださいね。
ちょっとしたミスだったり、
勘違いはありましたが、
全員無事に終了しました。
1年生のみなさん、今回の実技試験を振り返って、
しっかりと復習をしてくださいね。
お疲れさまでした。
みなさん、こんにちは。
応用生物科学科1年生の化学実習では、
今回、中和滴定を行いました。
今回の実習では、2種類のpH指示薬を使用しました。
こちらは、フェノールフタレインの色の変化です。
酸性側で無色、アルカリ性側で赤色に変化します。
2つ目は、メチルオレンジです。
酸性側で赤色、アルカリ性側で黄色に変化します。
使い慣れないビュレットを慎重に操作しながら、
色の変化に注意して定量を行いました。
そのためか、色々な態勢が・・・・・!
メスピペットは今までも使ってきましたが、
今回のビュレットは、初めて使用しました。
そのためか思ったより時間はかかりましたが、
無事に時間内に定量できました。
1年生のみなさん、色の変化はいかかでしたか。
判断の難しい部分もあったと思います。
1つずつ、しっかりと確認をしていきましょう。