みなさん、こんにちは。
今回の2年生の生化学実習は、
DNAの定量を行いました。
使用したDNAは、
4月の最初の実習で分離したDNAです。
DNAの性質の確認と
得られたDNAの濃度を求めました。
それでは、実習の様子をご覧ください。
最初に、得られたDNA溶液の
吸収スペクトルを作成しました。
DNAであれば、260nmに吸収があります。
グラフでは、ちょっとわかりづらいので、
データをリスト化しました。
波長260nmのときの吸光度が最も高いようです。
DNAの特徴を表していますね。
プリンターに接続をしていませんので、
2年生は、グラフの作成です。
これも練習ですね。
次にDNAの定量を行いました。
今回はジフェニルアミン法で定量を行いました。
動物看護コースの2年生もピペット操作に慣れてきました。
DNAと試薬を混合させ、反応をさせます。
左側がDNA標準液、右側が得られたDNA溶液です。
青色の濃さの違いは、濃度の違いになります。
濃度が高ければ濃く、濃度が低ければ薄くなります。
反応終了後、分光光度計で測定をします。
ブログでは、順調に進んできましたが・・・・・。
反応があったりなかったりの班が登場しました。
原因は、試薬量を間違ったようです。
これも操作に慣れてきたころによくあるうっかりミスですね。
やり直しをして、しっかり結果を出しました。
今回の実習で、1期の生化学実習が終了です。
また2期から始まりますので、
1期の経験を活かして、頑張っていきましょう。