湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2023年 7月アーカイブ

バイオ通信No.2748「生化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

今回の2年生の生化学実習は、

DNAの定量を行いました。

 

使用したDNAは、

4月の最初の実習で分離したDNAです。

 

DNAの性質の確認と

得られたDNAの濃度を求めました。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

最初に、得られたDNA溶液の

吸収スペクトルを作成しました。

DNAであれば、260nmに吸収があります。

 

グラフでは、ちょっとわかりづらいので、

データをリスト化しました。

 

波長260nmのときの吸光度が最も高いようです。

DNAの特徴を表していますね。

 

プリンターに接続をしていませんので、

2年生は、グラフの作成です。

これも練習ですね。

 

次にDNAの定量を行いました。

今回はジフェニルアミン法で定量を行いました。

動物看護コースの2年生もピペット操作に慣れてきました。

 

DNAと試薬を混合させ、反応をさせます。

 

左側がDNA標準液、右側が得られたDNA溶液です。

青色の濃さの違いは、濃度の違いになります。

濃度が高ければ濃く、濃度が低ければ薄くなります。

 

反応終了後、分光光度計で測定をします。

 

ブログでは、順調に進んできましたが・・・・・。

 

反応があったりなかったりの班が登場しました。

 

原因は、試薬量を間違ったようです。

これも操作に慣れてきたころによくあるうっかりミスですね。

 

やり直しをして、しっかり結果を出しました。

 

今回の実習で、1期の生化学実習が終了です。

また2期から始まりますので、

1期の経験を活かして、頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1429「入院ケージ清掃🧹」

こんにちは(^-^)

愛玩動物看護学科1年生で入院ケージの仕組みと清掃方法を学びました。

入院ケージは動物病院では必ずと言っていいほど置いてあるものです。

ペットショップやペットホテルにも置いてあったりします。

学校犬も入院ケージを使用しています🐶

 

とても大切な物ですが、扱い方により安全面や衛生面にも問題が出てきてしまいます。

隅々まで注意して清掃や安全面を確認していきましょう!!

※ユニフォームが届く前のため、今回の実習は特別に汚れてもよい恰好で行っています。

 

まず覚えないといけないポイントは入院ケージの扉には簡単に開かないようにロックがついています🔐

ロックがかかってないと動物が中から手を伸ばして開けてしまったり、

不意に扉が開いてしまい動物が逃げたり転落してしまったりとても危険です!!

 

仕組みを覚えたら次は清掃です。

 

大まかな汚れや排泄物を回収したら全体に消毒液を噴霧します。

 

汚れが少ない面から拭いていきます(天井→側面→床)

 

扉も汚れがひどい場合には扉をはずして洗っていきます。

 

元の状態に直して終了です

大変よくできました!!

これからも衛生管理と安全に注意して使用してください(^^)

 

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