湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2023年 6月アーカイブ

バイオ通信 No.2735「顕微鏡の取り扱い」

1年生の検査機器総論で

顕微鏡の取り扱いを行いました。

 

顕微鏡のメンテナンスで

お世話になっているYさまに講師をお願いしました。

 

光学顕微鏡の分類、各種観察法の講義から。

 

組織標本を観察しながら、取り扱い方を学びます。

 

視度調整、フォーカスの合わせ方、特に注意することなど

説明を聞きながら一つ一つ操作していきます。

 

実体顕微鏡、倒立顕微鏡も使用してみました。

 

これから、よく使用する機器です。

慣れてくださいね(≧▽≦)

 

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バイオ通信 No.2734「遠心分離しました」

1年生の検査機器総論で

遠心分離機の取り扱い方を行いました。

 

遠心機は遠心力を利用して液体と液体、

固体と液体などの混合物を分離する(分ける)機器です。

 

今回は採血した血液を洗浄する操作の一部を行いました。

 

配布された血液に

生理食塩水(バイオサイエンス実習で作製したもの)を

入れて混和します。

 

遠心機はサンプルを高速で回転させます。

 

回転軸にかかる荷重が同じでなければならないので、

バランサーを用いて、遠心管のバランスを取ります。

 

同じ種類の遠心管を用意して、

蒸留水を加えて同じ重さに調整します。

 

しっかりとバランスを取らないと大事故につながります。

 

遠心機のバケットには

中心に対して対称になるようにセットします。

 

回転数、時間をセットして、遠心開始です。

 

3000rpm、10分間遠心しました。

 

遠心管の先端にあるのが沈殿(赤血球)、

その上が上清(生理食塩水)です。

 

上清をパスツールピペットを用いて静かに取り除きます。

 

また、生理食塩水を加えて、混和し、遠心。

これを繰り返して赤血球を洗浄します。

 

遠心機はこれから何度も使用する機器なので、

ちゃんと使えるようにしてくださいね。

 

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