湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2022年 12月アーカイブ

バイオ通信No.2677「鼻腔内細菌の観察」

みなさん、こんにちは。

滅菌生理食塩水を染みこませた滅菌綿棒で鼻腔内の細菌を釣菌して、

卵黄加マンニット食塩平板培地に塗抹しました。

 

ブドウ球菌は鼻腔内に多く存在しますが、7.5%という

高い塩化ナトリウム濃度でも増殖が可能という特徴があります。

 

培養後の培地は、この写真のようなものが大部分でしたが、

 

こちらの写真のものも、少数見られました。

こちらはマンニット(マンニトール)分解による培地の

酸性化(培地中のフェノールレッドが黄色に変化)と卵黄反応も見られます。

 

これらのことについて調べると、かなり深みにはまってしまいますが、

時間があるときにじっくりと調べると面白いかもしれません。

まだはっきりとわかっていない部分もあり、すっきりとはしないかもしれませんが、それも勉強ですね。

 

このあと、これらの菌はコアグラーゼ試験の判定も行いました。

 

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バイオ通信No.2676「バイオインフォマティクス1」

みなさん、こんにちは。

バイオコース2年生の授業で、バイオインフォマティクスの授業が始まりました。

 

普段の授業とは違って、この授業ではインターネットを利用した授業になります。

あまり見ることのないバイオ関連のサイトを授業では見ていきたいと思います。

したがって、基本的なコンピュータの操作も必要になります。

 

写真は、NCBIから塩基配列とアミノ酸配列を取得中です。

 

コンピュータに慣れてる学生もいれば、ちょっと不慣れな学生もいるようです。

この授業をきっかけに少し慣れてもらえるといいと思います。

2年生のみなさん、サイトのほとんどは英語になりますので、頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2675「天然酵母パンを作りました!」

みなさん、こんにちは。

前回(11月2日)の続きになります。

「API 20 C AUX(酵母様真菌同定キット)」で非病原性が確認された酵母を使って、

実際にパン作りを行いました。

 

ボールよりも大鍋の方が使いやすいということで、こちらで作っています。

 

発酵中のパンです。

 

いよいよオーブンに入れていきます。

(オーブンと書いてありますが、乾熱滅菌器を使用しています)

 

焼き上がりのパンです。

パンらしい香ばしい香りがします。

 

割ってみると・・・

 

酵母により、差違が認められますね。

 

ちなみにこちらは、市販の酵母を間違えて100倍量程度使ったパンです。

酵母の香りは強いですが、味は独特のおいしさがありました。

意外でした。

 

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