みなさん、こんにちは。
滅菌生理食塩水を染みこませた滅菌綿棒で鼻腔内の細菌を釣菌して、
卵黄加マンニット食塩平板培地に塗抹しました。
ブドウ球菌は鼻腔内に多く存在しますが、7.5%という
高い塩化ナトリウム濃度でも増殖が可能という特徴があります。
培養後の培地は、この写真のようなものが大部分でしたが、
こちらの写真のものも、少数見られました。
こちらはマンニット(マンニトール)分解による培地の
酸性化(培地中のフェノールレッドが黄色に変化)と卵黄反応も見られます。
これらのことについて調べると、かなり深みにはまってしまいますが、
時間があるときにじっくりと調べると面白いかもしれません。
まだはっきりとわかっていない部分もあり、すっきりとはしないかもしれませんが、それも勉強ですね。
このあと、これらの菌はコアグラーゼ試験の判定も行いました。