湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2022年8月3日アーカイブ

バイオ通信No.2623「プロトプラストの調製」

みなさん、こんにちは。

バイオコース1年生の「細胞組織学実習」で、プロトプラストの作製を行いました。

 

まずはアーリーレッドから・・・

写真のように、アーリレッド鱗片の紫色部分を使用します。

 

メスとピンセットを使って、紫色部分を採取して、前回調製した酵素液につけます。

 

次は、チンゲンサイです。

チンゲンサイの葉の部分から裏表皮をはがし、葉肉部分を酵素液につけていきます。

 

このほか、ムラサキキャベツも調整しました。

 

酵素反応中は、倒立顕微鏡でプロトプラストの出来具合を観察します。

 

これが、アーリーレッドの途中の観察・・・

プロトプラストになりかけです。

 

さらに反応が進むと、このようにアーリーレッドのプロトプラストが見られました。

 

チンゲンサイのプロトプラストは、このように観察されました。

 

プロトプラストの細胞膜全体にへばりついているように見えるのが、葉緑体です。

プロトプラストが元気な状態だと細胞膜の内側全体に葉緑体が広がっていますが、

元気がなくなってくると不均一になってきます。

 

プロトプラストはかわいい!?ですね。

この後、細胞融合の観察を行いました。

写真は・・・うまく撮れなかった。ごめんなさい。

 

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