みなさん、こんにちは。
動物看護コース2年生が動物外科看護学実習Ⅰで、術衣のたたみ方について学びましたのでご紹介します。
はじめに、術衣とは手術の際に術者が着用する衣服です。
術衣は患者動物から術者へ体液等の飛沫を防ぐ役割、術者が患者動物に直接接触することを防ぐ役割をもちます。
術者と患者動物両者を微生物等の感染から守るために、術衣は清潔でなければなりません。
動物看護師は手術前準備で、術衣をたたみ、術衣を専用の袋に入れて、最後に滅菌器で雑菌を殺します。
袋に入れた術衣をできるかぎり清潔な状態に保ち、袋から取り出して着用しやすいよう術衣をたたむことが求められます。
術衣に付いた被毛等のゴミを取り除き、特に清潔に保ちたい面を中に折り込みます。
たたんだ術衣を着用時に素早く開きやすいように、丁寧にしわを伸ばしながらたたみます。
結び紐等があれば中にいれます。
アコーディオンのようにたたむことで、開きやすくします。
完成です。
術衣のたたみ方は動物病院によって、多少異なります。
将来動物病院に勤め、術衣をたたむ際には、必ずその病院のたたみ方を教えてもらいましょう♪