湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2018年8月1日アーカイブ

バイオ通信No.1861「生化学実習13」

みなさん、こんにちは。
 
今回の2年生バイオコースの生化学実習は、糖の定性試験です。
 
今回使用したサンプルは、キシロース、グルコース、フルクトース、ショ糖、マルトース、デンプン、水の7種類です。

 
各定性試験の反応試薬です。

 
各試験管にどの物質が入っているか定性試験を行いました。


 
それでは、各定性試験の様子をご覧ください。
 
まずは、アントロン試験(糖であれば反応)です。青緑色に変化します。
変化していない試験管も、これは・・・?

 
続いて、バールフェズ試験(単糖であれば反応)です。
ちょっと分かりづらいですが、赤色の沈殿(右3本)ができます。

 
次は、ベネディクト試験(還元性があれば反応)です。
この試験も赤色の沈殿ができます。(左3本、右から2本目)

 
さらに、ヨウ素デンプン反応(デンプンであれば反応)です。青紫色になります。


 
さらにさらに、セリワノフ試験(ケトースであれば反応)です。
紅色になります。(ショ糖は、擬陽性を示します。)

 
そして、最後にビアル試験(ペントースであれば反応)です。
緑青色になります。電気コンロを使用しての直火なので特に注意が必要です。

 
色の変化(黄色→緑青色)がキレイです。


 
ビアル試験を除いた定性試験結果です。ちょっと分かりづらいですが・・・。

 
今回の写真は、同一のサンプルではないので、各試験結果が異なりますので、ご注意ください。

 
全員、無事に定性試験の結果を出すことができました。
そして、いよいよ次回は実技試験です。
いままで学んできたことは、発揮してください。
 
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