1年生の微生物学実習で抗血清の作製を行いました。
まず、抗原となるサルモネラ菌を培養・集菌して、オートクレーブした後、死菌ワクチンとします。
出来た抗原をマウスへ数回、腹腔内投与し免疫します。
1ヶ月後、採血して、そこからマウスの血清を得ます。
血清を非働化してから、抗原の菌と混ぜて凝集反応を観察しました。
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抗原であるサルモネラ菌の抗体が出来ていれば血清中に含まれているので、スライドガラスの上で抗原と血清を混ぜると凝集がおこります。
左は抗原とPBS、右は抗原と血清です。
右には白いつぶつぶしたものが観察できます。
凝集反応がおこっているようです。
ちゃんと、抗体が出来ていました。
今年はどの班も凝集反応が見られ、大成功でした。