湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2015.7.9

バイオ通信No.1463「乙種第4類危険物取扱者試験に向けて その4」

みなさん、こんにちは。
4回目も危険物法令の問題を出題します。基礎力の確認のためにトライしてみてください。
 
法令問題4) 次の製造所等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
①屋外タンク貯蔵所は、保安対象物との間に一定の保安距離を保たなければならない。
②屋内タンク貯蔵所は消防活動及び延焼防止のため、周囲に一定の保有空地を確保しなければならない。
③地下タンク貯蔵所で貯蔵・取扱いできる危険物の容量には、制限がない。
④屋外貯蔵所で貯蔵・取扱いできる危険物の種類には、制限がある。
⑤移動タンク貯蔵所の移動タンク容量は、30000リットル以下という制限がある。
 
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(正解) ②
 
(解説)
①正しいです。保安対象物との間に一定の保安距離を保たなければならない製造所等は、「製造所」、「屋内貯蔵所」、「屋外貯蔵所」、「屋外タンク貯蔵所」、「一般取扱所」です。
②誤りです。消防活動及び延焼防止のため、周囲に一定の保有空地を確保しなければならない製造所等は、保安対象物との間に一定の保安距離を保たなければならない「製造所」、「屋内貯蔵所」、「屋外貯蔵所」、「屋外タンク貯蔵所」、「一般取扱所」に加え、屋外設置の「簡易タンク貯蔵所」と地上設置の「移送取扱所」も空地の確保が必要な場合があります。「屋内タンク貯蔵所」は保安距離、保有空地が必要な製造所等ではありません。
③正しいです。地下タンク貯蔵所で貯蔵・取扱いできる危険物の容量には、制限がありません。そのほか、「製造所」、「屋内貯蔵所」、「屋外貯蔵所」、「屋外タンク貯蔵所」、「給油取扱所」、「移送取扱所」、「一般取扱所」も貯蔵・取扱いまたは取扱いできる危険物の容量に制限がありません。
④正しいです。屋外貯蔵所で貯蔵・取扱いできる危険物は、第2類の危険物のうち、硫黄及び硫黄のみを含有するもの、もしくは引火性固体(引火点0℃以上のものに限る)または第4類危険物のうち、第1石油類(引火点0℃以上のものに限る)、アルコール類、第3石油類、第4石油類、動植物油類です。
⑤正しいです。移動タンク貯蔵所の移動タンク容量は、30000リットル以下という制限があります。また、4000リットル以下ごとにタンクに間仕切りが必要です。
 

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