湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2014.6.20

バイオ通信No.1296 「卵白アルブミンの分離」

みなさん、こんにちは。2014JunTko.gif

2期が始まり、2年生の生化学実習は、コース別の実習になりました。

バイオコースの今回の実習は、「卵白アルブミンの分離」です。

最初に卵を卵黄と卵白に分け、卵白に試薬を加えていきます。

14061803-06.jpg

加えたあと、遠心をします。

しかし、試薬を入れすぎるとこの違い!!!

正しくは右側。左側は試薬を加えすぎて、赤色に変化しました。

実は、卵白にpH指示薬を加えていたので、酸性に傾きすぎると、赤色になります。

14061803-05.jpg

 

この液量を測り、飽和度40%になるように硫安を加えると、グロブリンが析出してきます。

14061803-11.jpg

これを遠心します。

14061803-18.jpg

さて、いよいよアルブミンの析出です。

続き、どうぞ!!!

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上清に等量の飽和硫安を加えます。
14061803-20.jpg
何やら白いものが析出してきました。
14061803-21.jpg 14061803-22.jpg
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アルブミンが析出しました。これを遠心します。
14061803-25.jpg
沈殿(アルブミン)を溶解し、透析膜で不純物を除去します。(透析)
14061803-28.jpg 14061803-29.jpg
次回は、分離した卵白アルブミンを定量します。(予定)
次回も頑張っていこう!!!

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