これは何だと思いますか?
遮光ビンの中の白い帯のようなものです。
このビンの中の試薬は、ホルマリンです。
長期間放置されていたものを見つけました。
ホルマリンはほぼ無色透明な液体なので、このような白い帯状のものは、ないはずです。
おそらくこれは、ホルムアルデヒドが重合した「パラホルムアルデヒド」ではないかと思われます。冷暗所で長期間保存していたためか、安定剤として添加されているアルコールが長期間の保存のために揮発して、重合が促進されたためか、もしくはその両方なのか、その原因はよくわかりませんが、「パラホルムアルデヒド」の可能性が高いのではないかと思います。
ホルマリンを冷暗所で保管していて、白い粉状の沈殿ができてしまったことはありますが、このように見られるのは、私ははじめてでした。
まさか誰かがサナダムシをホルマリンで保存しているなんてことでは、ないですね。(笑)
どなたか、これについて、なにかご存知の方がいらっしゃいましたら、コメントをください。