今日は、動物看護コース1年生の動物臨床検査学実習Ⅰの模様をお届けします。
今回の内容は、糞便検査(直接法)です。
学校のわんちゃん、ねこちゃんから採糞して、直接法で検査します。
パスツールピペットで、スライドグラスに水を一滴おとします。
採糞しておいた糞便を少し取り、スライドグラス上の水と混ぜます。
混ぜる量は、下に敷いてある新聞紙の文字が読める程度です。
ちょうどよい量を眼で覚えておきましょう!
カバーグラスをかけて、鏡検します。
隅から隅まで、虫卵がないかどうか、しっかりチェックしてくださいね。
FM先生にも確認していただきながら、観察していきます。
食物残渣は見られましたが、虫卵は見られなかったようです。(異常なし!!)
異常なしでも、しっかりスケッチをします。
正常な糞便もしっかり観察しておかないと、小さな違い(異常)を見落としてしまいますからね。
正常便を見ておくことは、とても大切なことなのですよ!