湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2012.7.5

バイオ通信No.1012 「動物細胞の培養 その1」

バイオコース1年生の細胞組織学実習で、ミエローマ細胞の培養を行っています。JulHnw.gif

一定期間、適切に培地交換した培養細胞と培地交換をしない培養細胞の比較も兼ねて、実験が行われています。

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今日の実習では、その結果を判定します。

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CO2インキュベータを開き、カルチャーボトルで培養しているミエローマ細胞をとりだします。
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取り出す際の手指の消毒を忘れないように!!

倒立顕微鏡で、培養しているミエローマ細胞を観察します。
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観察に一生懸命で、カルチャーボトルがステージから落ちそうですよ!!
そのようにならないように注意しましょう。

クリーンベンチ内で、培養細胞を無菌的に50ml 遠心チューブ(遠沈管)にうつします。
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バランサーで、重さを合わせます。
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遠心機で遠心して、ミエローマ細胞を回収します。
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培養しているミエローマ細胞を回収できました。
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チューブの底の白い部分が細胞です。

この沈殿の体積から、細胞数をある程度推測することができますね。
しかし、生きている細胞も死んでしまった細胞も両方含まれていることになりますので、全細胞数の推定ですが・・・

では、生細胞数をカウントするにはどうしたらよいのでしょう?

この続きは次回、お届けします。

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