湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 細胞

バイオ通信No.2921「課題発表」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の植物バイオの授業で、課題発表を行いました。

 

以下の6つのテーマについてをパワーポイントにまとめ、発表をしてもらうというものです。

 

1.茎頂培養

※写真撮影を忘れてしまいました。

すみません。

 

2.ウイルス検定

 

3.葯培養

 

4.胚培養

 

5.細胞融合

 

6.植物遺伝子組換え

 

パワーポイントの使用もはじめてという人もいましたが、それぞれユニークなところもあったり、みなさん、うまく発表できていたと思います。

よかったです。

 

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バイオ通信 No.2919「細胞工学実習・培地交換」

2年生の細胞工学実習で細胞培養を開始しました。

 

起こした翌日は培地交換です。

 

昨日起こした細胞を観察します。

一部に偏って培養されていたり、

多すぎる場合には継代培養になります。

 

培地をアスピレーターで取り除きます。

細胞面から吸わないようにします。

 

PBS(-)で2回細胞を洗います。

 

新しい37℃培地を加えます。

 

さらに培養を続けます。

次は継代を行います。

 

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バイオ通信 No.2918「細胞工学実習・起こし」

2年生の細胞工学実習で、

細胞培養を開始しました。

 

凍結保存されていた細胞を起こします。

 

先ずは、4℃の培地を遠沈管に取ります。

 

セラムチューブ内で凍っている細胞を、

37℃恒温槽で融解します。

 

完全には融解せずに、

ちょっと氷が残るくらいにします。

 

先ほど取っておいた4℃培地の一部を、

セラムチューブ内の細胞を懸濁し、遠沈管へ。

 

遠心して細胞を集めます。

 

培地をアスピレーターで取り除きます。

 

37℃培地を加えて細胞浮遊液をつくります。

 

培養フラスコへ細胞浮遊液を移します。

倒立顕微鏡で細胞を確認します。

 

37℃、5%炭酸ふ卵器内で培養を開始です。

しっかり起こせたでしょうか・・・。

 

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バイオ通信 No.2917「細胞工学実習・培地調製1」

2年生の細胞工学実習で、

培地調製を行いました。

 

培地調製に必要な器具を準備します。

 

下のフィルターホルダーへ、

湿潤したメンブレンフィルターをのせます。

 

はみ出さないように注意します。

 

上のフィルターホルダーをのせて。

 

締めます。

 

二重にしたアルミホイルに包んで。

 

その他の器具も一緒にオートクレーブ滅菌します。

滅菌後、クリーンベンチ内で培地調製を行います。

 

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バイオ通信No.2914「2024年度 進路決定者紹介 その3」

みなさん、こんにちは。

 

進路決定者紹介の3回目は、

ニプロ株式会社に内々定しているYAさんです。

 

それでは、YAさんにインタビューしてみましょう。

※本人が作成してくれた内容をそのまま掲載しています。

 

―――「就職活動はどうでしたか?」

 

就職活動がはじまったばかりの1年生の冬頃は、

就職活動未経験ということもあり、不安が大きかったです。

 

会社説明会も採用試験も、もちろん初めてのことだったので、

実感が湧かなかったというのが正直なところです。

 

しかし、自分の就きたい再生医療の分野で、

しかも、ここで働きたいと思っていた会社からの求人だったので、

採用試験に挑戦しようと決意しました。

 

筆記試験は問題集で対策をして、

面接では先生の指導のもと、何度も練習を繰り返しました。

 

実際の面接では練習の成果を出すことができ、

自分らしく話せたと思います。

 

人事部の方にもよかったというお言葉をいただき、

2か月以上続いた就職活動で自分の成長につながる、

よい経験ができました。

 

―――「卒業後はどんな仕事に携わりますか?」

 

入社後は再生医療の分野で、主に細胞の培養を行います。

 

患者様の細胞を培養し、その細胞を治療に利用することで、

失われていたものが機能するようになるなど、

病気の改善を行うことができます。

 

この職業は、患者様に大きな希望を与えることができる職業です。

間接的ではありますが、たくさんの人の命に関わる機会があるため、

とても重要な仕事だと思っています。

 

―――「将来の夢は?」

 

私は将来、たくさんの患者様の力になれるような技術者になりたいと思っています。

この夢を実現させるためには、たくさんの時間と努力が必要になります。

 

そのため、就職先で今の自分に無いものを補い、

自分が興味を持っている分野で、

自分の力が発揮できるように努めたいと思います。

 

―――「ブログを見てくれている人へのメッセージをお願いします。

 

筆記試験や面接は、本番までしっかりと対策をして、

分からないことがあったら、先輩や先生、

既に就職活動が終わっている友達や経験者である先輩に聞いて、

情報をたくさん得ておくとよいと思います。

 

面接では、先生やキャリア支援室の方々に手伝ってもらい、

話す練習をしておくことで、本番までに自信がつきます。

 

その際は自分の一番伝えたいことを決めておいて、

それを軸に話すことをおすすめします。

 

本番は固くなりすぎず、なるべく自然体でいけるようにした方がよいです。

 

―――YAさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。


バイオ通信 No.2909「細胞工学実習・培地調製2」

2年生の細胞工学実習で、

培地調製を行いました。

 

滅菌された器具をクリーンベンチへ入れて、

調製開始です。

 

細胞を培養するためのDMEM培地です。

 

滅菌水へ粉末を入れて、溶解させます。

 

黄色い溶液ですね。

 

炭酸水素ナトリウムを加えると、

赤く色が変化します。

 

抗生物質を添加し、

最後に血清(FBS+CS)を加えます。

 

調製できたら、ろ過滅菌を行います。

 

まず、シリンジに培地と空気を入れ、

フィルターが使用できるかチェックします。

 

培地入りのシリンジにフィルターをつけて、

元のビーカーへシリンジ内の培地をろ過します。

 

溶液が全部ろ過出来て、

空気が通らなかったらOKです。

 

使用できないフィルターは内筒が軽く押せたり、

フィルターホルダーの横から培地が出てきたりしちゃいます。

 

フィルターが使用できるのを確認したら、

滅菌済みの瓶へ培地をろ過していきます。

 

滅菌が終わった培地の一部をディッシュに取り、

インキュベーターへ一晩おいて、

コンタミチェックをします。

 

培地が出来たら、

いよいよ細胞を起こします(^^♪

 

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バイオ通信 No.2895「細胞育てました」

1年生の細胞組織学実習で、

細胞培養を行いました。

 

各自、

ミエローマ細胞を1週間培養し、

細胞数を求めました。

 

倒立顕微鏡を使って細胞を観察します。

 

細胞を培養フラスコから剥がして遠心し、

細胞を集めます。

 

アスピレーターで培地を取り除きます。

 

細胞を吸わないように注意して!

 

細胞をタッピングによりほぐします。

 

滅菌ピペットは、

軽く火炎滅菌してから

電動ピペッターへ取り付けます。

 

培地を加えてピペッティングし、

細胞浮遊液を調製します。

 

泡立て注意です。

 

細胞浮遊液1容と、

トリパンブルー液1容を混ぜて、

血球計算盤へ入れて細胞数をカウントします。

 

生細胞数、死細胞数とカウントして、

生存率も求めます。

 

1週間そのまま培養したフラスコは、

死細胞が多かったようです。

 

途中で培地を加えたり、

細胞数を減らしたフラスコの細胞は、

生細胞数が多く、生存率が高くなりました。

 

細胞を育てるにはお世話が大切ですね。

 

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バイオ通信No.2887「ニ・ン・ジ~ン!!!」

みなさん、こんにちは。

 

先日、

1年生の細胞組織学実習で、

ニンジン形成層初代培養を行いました。

 

その際に、余ったニンジンの切れ端から、

こんなキャラクターが誕生していました。

 

「ニ・ン・ジ~ン !!!」

 

だそうです。

 

なんとも言えない表情が魅力なのかな!?

 

実習には、

これくらいの気持ちのゆとりも、

必要ですね(汗)。

 

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バイオ通信No.2883「ニンジン形成層初代培養 その2」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の細胞組織学実習で行った、

ニンジン形成層初代培養の2回目です。

 

前回はニンジンの殺菌までの作業をお届けしましたが、

今日はその続きについて、お届けします。

 

殺菌後に滅菌水で水洗したニンジンから、

形成層部分をコルクボーラーで打ち抜きます。

 

打ち抜いたサンプルの両端は、

殺菌液に直接触れているので、

その部分はメスで切り取り、

取り除きます。

 

調整したニンジンサンプルを、

培地に置床します。

 

この後、

必要事項を記入したラベルを貼り、

培養に入りました。

 

この培養では、

まずはカルスを形成させることが目的ですが、

コンタミネーションせずに培養が進み、

無事にカルスが形成されるでしょうか?

 

楽しみですね。

 

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バイオ通信No.2882「ニンジン形成層初代培養 その1」

みなさん、こんにちは。

 

1年生の細胞組織学実習で、

ニンジン形成層初代培養を行いました。

 

最初はお料理教室のようです。

 

はじめにニンジンを洗い、

適切な幅にニンジンを輪切りにします。

 

続いて、

包丁で皮をむき・・・

(お料理力が試されます(笑))

 

次亜塩素酸ナトリウム水溶液で、

ニンジンを殺菌します。

 

そろそろ殺菌の終了時間になるので、

クリーンベンチに移動です。

 

クリーンベンチ内で、

殺菌液を捨て、

滅菌水でニンジンを水洗します。

 

このあとは、

ニンジンの形成層を打ち抜き、

培地に置床します。

 

その模様は、次回にお伝えします。

お楽しみに・・・。

 

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