湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 検査機器

バイオ通信 No.2931「機器の取り扱い 6・電気泳動装置」

1年生の検査機器総論で電気泳動を行いました。

 

今回は、

アガロースゲル電気泳動装置を使用しました。

 

サンプル溝に試料を5μLアプライしました。

 

手がぶれないように固定して操作します。

 

試料は5μLと微量なので確実に取るようにします。

 

ゲルを突き刺さないように

チップ先端をサンプル溝へ差し込んで、

ゆっくりと試料を排出します。

 

泳動層を自分のやり易い向きにしてアプライします。

 

近頃、横向きで操作する学生さんが増えました。

 

アガロースゲル電気泳動は、

遺伝子を取り扱う実習には欠かせません。

 

上手にアプライできるように練習しましょう。

 

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バイオ通信 No.2930「機器の取り扱い 5・分光光度計」

1年生の検査機器総論で、

分光光度計の取り扱い方を行いました。

 

2年生の生化学実習へお邪魔しました。

 

ちょうど、分光光度計を使用して酵素活性を測定していました。

 

2年生から使用方法を教えてもらいます。

 

横では2年生が旧モデルで測定中。。。

 

教えてもらったのはNEWモデル

(湘央では(≧▽≦)

 

質疑応答中です。

いろいろな質問が飛び交っていました。

 

人に教えることで自分の知識も整理され、

勉強になります。

 

2年生の方々、

無茶ぶり対応ありがとうございました。

 

1年生は来年、

教えてあげてくださいね。

 

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わんにゃん通信No.2015「検査機器総論-超音波(エコー)検査」

皆さん、こんにちは。

 

1年生の授業、

「検査機器総論」の様子をお伝えします。

 

今回は、超音波(エコー)検査について勉強しました。

 

前回、心電図検査で講義をしていただいた、

本校の臨床検査技術学科のT先生に

エコー検査について講義していただきました。

 

エコー検査は、高い高周波の音波を使用して、

腫瘍、がん、ポリープなどを見つけることができます。

 

また、臓器の形や大きさの変化、

色なども確認することができます。

 

動物病院でもエコー検査が行われ、

動物の体の異常を調べる大切な検査になります。

 

「プローブ」、と呼ばれる超音波を発生させる器械を、

体の表面に当てて検査をします。

 

プローブを使用して心臓を探します。

 

すぐには見つからず、

みんな苦戦していました。

 

心臓が正しく撮影できていたか、

T先生に確認してもらいました。

 

最後に講義をしていただいたT先生とピース!✌

 

いい笑顔ですね!

 

心電図検査も超音波検査も、

動物病院で頻繁に使用される検査です。

 

今回学んだことを、

今後の勉強に活かしていってくださいね☺

 

講義していただいたT先生、

ありがとうございました。

 

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わんにゃん通信No.1994「検査機器総論-心電図」

皆さん、こんにちは。

 

5月8日に行われた、

1年生の「検査機器総論」の授業の様子をお伝えします。

 

臨床検査技術学科のT先生に心電図検査について、

レクチャーしていただきました。

 

心電図は、心臓全体の働きを調べることができ、

心臓病の発見や、病状の把握、

治療効果の確認などが可能です。

 

波形を見ることにより、

心臓の収縮・拡張が正常に行われているか、

血流の流れが円滑に行われているか、

心筋に異常がないかなどを読み取ることができます。

 

電極の取り付け方や波形の読み取り方、

心電図からわかる心疾患について、

実際に心電図を使用して勉強しました。

 

電極を装着し、心電図を確認します。

 

波形を確認し、記録します。

 

記録した波形から、

心拍数や補正QT時間などを計算します。

 

心電図について理解できたでしょうか?

 

動物病院でも同様に心電図を使用するため、

使用方法や見方について覚えていきましょう。

 

講義をしていただいた臨床検査技術学科のT先生、

ありがとうございました!


バイオ通信 No.2749「電気泳動をしました。」

1年生の検査機器総論でアガロースゲル電気泳動を行いました。

電気泳動槽へアガロースゲルと泳動バッファーを入れます。

サンプル溝へサンプルを5μLアプライします。

 

アガロースゲルは泳動バッファーに沈んでいます。

マイクロピペットを使って静かにサンプルを入れましょう。

手が震えないように肘をついて固定するとやりやすいです。

 

今回は100Vで泳動します。

サンプルは泳動バッファー中でマイナスに荷電しています。

電気を流すとプラス側へ移動します。

 

しばらくすると、分離してきました。

アガロースゲルの網目構造を分子が移動していきます。

移動度により分子を分離することができます。

 

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バイオ通信 No.2737「pHメーターの校正」

1年生の検査機器総論で

pHメーターの取り扱いを行いました。

 

pHメーターは溶液中のpHを測定する機器です。

 

pHメーターは始めに

pH標準液を用いて校正を行います。

 

電極を蒸留水で洗います。

 

キムワイプで水滴をやさしくふきとります。

 

pH6.86(中性付近)のpH標準液につけて

数値が安定するのを待ちます。

 

中性付近での校正が終わったら、

電極を洗い、水滴を取ってから、

次はpH4.01(酸性側)のpH標準液につけて校正します。

 

校正が終わったら、pH測定に入ります。

これから、植物組織培養用の培地、

bufferを調製するときに使用します。

 

しっかりと、覚えてくださいね!(^^)!

 

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バイオ通信 No.2735「顕微鏡の取り扱い」

1年生の検査機器総論で

顕微鏡の取り扱いを行いました。

 

顕微鏡のメンテナンスで

お世話になっているYさまに講師をお願いしました。

 

光学顕微鏡の分類、各種観察法の講義から。

 

組織標本を観察しながら、取り扱い方を学びます。

 

視度調整、フォーカスの合わせ方、特に注意することなど

説明を聞きながら一つ一つ操作していきます。

 

実体顕微鏡、倒立顕微鏡も使用してみました。

 

これから、よく使用する機器です。

慣れてくださいね(≧▽≦)

 

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バイオ通信 No.2613「アガロースゲル電気泳動を行いました。」

1年生の検査機器総論で電気泳動法を行いました。

 

電気泳動は分離分析法の一つで、溶液に直流電圧をかけた際、

イオンが反対電荷をもつ極に向かって泳動する現象を利用した方法です。

その物質の電荷や分子の大きさ、形状などに応じて移動します。

 

支持体にはアガロースゲル、ポリアクリルアミドゲル、セルロースアセテート膜などが用いられます。

電気泳動法はタンパク質、核酸、ペプチド、アミノ酸など各種の生体成分の分離分析に利用されています。

 

今回はアガロースゲル電気泳動を行いました。

 

電気泳動用bufferを泳動槽へアガロースゲルが沈むまで注ぎます。

 

マイクロピペットの使い方を確認します。

1段目まで押して溶液を吸います。

出すときは2段目まで静かに押します。

 

サンプルを5マイクロリットル測り取ります。

 

マイクロチューブを持って、チップの先端を見ながら操作します。

 

手がぶれないように押さえて。

 

狙いを定めてアガロースゲルのサンプル溝へアプライします。

 

サンプル溝を貫通しないようにね。

 

サンプルは泳動用buffer中でマイナスに荷電するため、プラスへ移動します。

矢印の方向へ移動していきます。

サンプル溶液は無色透明でどこまで移動したのかわかるように

ローディングバッファーと混ぜて泳動します。

ローディングバッファーには移動の目安となる着色用の色素とサンプルの比重を

大きくするためのグリセリンが入っています。

アガロースゲルは網目構造になっていて、

分子の大きさが小さいほうが早く移動できます(移動距離が長くなる)。

左(紫)の色素の方が右(青)の色素よりも移動距離が長いので小さい分子ということになります。

 

マイクロピペットを使用した細かい作業でしたが上手にサンプルを入れられたようです。

これからも、何度も行いますよ!(^^)!

 

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バイオ通信 No.2611「超音波検査をやってみました!」

 

1年生の検査機器総論で心電図・心エコー実習を行いました。

臨床検査技術学科のT先生から心電図、超音波検査について講義していただきました。

 

臨床検査技術学科の生理機能実習室をお借りして実習しました。

心電図を行うグループ、超音波検査を行うグループにわかれて行います。

ここからは心エコーの様子です。

 

始めにT先生のデモンストレーションを見てから順番に心エコーを取っていきます。

T先生が細かく教えてくださいます。

 

プローブのポッチを右肩方向に当てると心臓の縦切りの画像が見られます。

先生はサクサクっと画像を出してしまいますけれど。。。(^_^;)

やってみるとなかなか難しいです。

 

キレイな左室長軸断面が撮れました!(^^)!

 

一人づつ順番に行います。

 

画像解説はしっかりとメモを取ります。

 

プローブをあてる向きなどを細かく教えていただきました。

 

心臓が動いている様子をしっかりと見ることができました。

 

まとめの講義の後は質問タイムです。

みんな意欲的に取り組んでいたようです。

 

心臓の構造、血液循環わかりましたか?

被検者の方々、ありがとうございました。

 

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バイオ通信 No.2610「心電図検査をやってみました!」

 

1年生の検査機器総論で心電図・心エコー実習を行いました。

ここからは心電図の様子です。

 

心電図では、心臓全体の働きを調べることが出来ます。

心臓病の発見や病状の把握も可能です。

波形を見ることにより、心臓の収縮・拡張が正常に行われているか、

血流の流れが円滑に行われているか、心筋に異常がないかどうかなどがわかります。

 

こちらの心電計で心電図を測定します。

 

心電計の使用方法を教わります。

 

検査する側、検査される側と交代で行っていきます。

 

今回は両手首、両足首へ電極を付けていきます。

 

笑ってしまうと波形が乱れるので、安静にしてください。

 

四肢電極をみんなで確認しながら取り付けていきます。

右手は赤色、左手は黄色、右足は黒、左足は緑です。

 

測定が終わったらデータをまとめます。

 

心電図の波形から心拍数を求めます。

 

心電図、心エコー両方の測定が終ったらレポートを作成します。

 

まとめを聴いて実習内容を整理します。

 

検査する側、検査される側の両方を体験したのでどちらの立場も理解できましたか?

動物看護コースのみなさんはこれから被検者はわんことかにゃんこですね。

 

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