湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 検査機器

バイオ通信 No.2749「電気泳動をしました。」

1年生の検査機器総論でアガロースゲル電気泳動を行いました。

電気泳動槽へアガロースゲルと泳動バッファーを入れます。

サンプル溝へサンプルを5μLアプライします。

 

アガロースゲルは泳動バッファーに沈んでいます。

マイクロピペットを使って静かにサンプルを入れましょう。

手が震えないように肘をついて固定するとやりやすいです。

 

今回は100Vで泳動します。

サンプルは泳動バッファー中でマイナスに荷電しています。

電気を流すとプラス側へ移動します。

 

しばらくすると、分離してきました。

アガロースゲルの網目構造を分子が移動していきます。

移動度により分子を分離することができます。

 

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バイオ通信 No.2737「pHメーターの校正」

1年生の検査機器総論で

pHメーターの取り扱いを行いました。

 

pHメーターは溶液中のpHを測定する機器です。

 

pHメーターは始めに

pH標準液を用いて校正を行います。

 

電極を蒸留水で洗います。

 

キムワイプで水滴をやさしくふきとります。

 

pH6.86(中性付近)のpH標準液につけて

数値が安定するのを待ちます。

 

中性付近での校正が終わったら、

電極を洗い、水滴を取ってから、

次はpH4.01(酸性側)のpH標準液につけて校正します。

 

校正が終わったら、pH測定に入ります。

これから、植物組織培養用の培地、

bufferを調製するときに使用します。

 

しっかりと、覚えてくださいね!(^^)!

 

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バイオ通信 No.2735「顕微鏡の取り扱い」

1年生の検査機器総論で

顕微鏡の取り扱いを行いました。

 

顕微鏡のメンテナンスで

お世話になっているYさまに講師をお願いしました。

 

光学顕微鏡の分類、各種観察法の講義から。

 

組織標本を観察しながら、取り扱い方を学びます。

 

視度調整、フォーカスの合わせ方、特に注意することなど

説明を聞きながら一つ一つ操作していきます。

 

実体顕微鏡、倒立顕微鏡も使用してみました。

 

これから、よく使用する機器です。

慣れてくださいね(≧▽≦)

 

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バイオ通信 No.2613「アガロースゲル電気泳動を行いました。」

1年生の検査機器総論で電気泳動法を行いました。

 

電気泳動は分離分析法の一つで、溶液に直流電圧をかけた際、

イオンが反対電荷をもつ極に向かって泳動する現象を利用した方法です。

その物質の電荷や分子の大きさ、形状などに応じて移動します。

 

支持体にはアガロースゲル、ポリアクリルアミドゲル、セルロースアセテート膜などが用いられます。

電気泳動法はタンパク質、核酸、ペプチド、アミノ酸など各種の生体成分の分離分析に利用されています。

 

今回はアガロースゲル電気泳動を行いました。

 

電気泳動用bufferを泳動槽へアガロースゲルが沈むまで注ぎます。

 

マイクロピペットの使い方を確認します。

1段目まで押して溶液を吸います。

出すときは2段目まで静かに押します。

 

サンプルを5マイクロリットル測り取ります。

 

マイクロチューブを持って、チップの先端を見ながら操作します。

 

手がぶれないように押さえて。

 

狙いを定めてアガロースゲルのサンプル溝へアプライします。

 

サンプル溝を貫通しないようにね。

 

サンプルは泳動用buffer中でマイナスに荷電するため、プラスへ移動します。

矢印の方向へ移動していきます。

サンプル溶液は無色透明でどこまで移動したのかわかるように

ローディングバッファーと混ぜて泳動します。

ローディングバッファーには移動の目安となる着色用の色素とサンプルの比重を

大きくするためのグリセリンが入っています。

アガロースゲルは網目構造になっていて、

分子の大きさが小さいほうが早く移動できます(移動距離が長くなる)。

左(紫)の色素の方が右(青)の色素よりも移動距離が長いので小さい分子ということになります。

 

マイクロピペットを使用した細かい作業でしたが上手にサンプルを入れられたようです。

これからも、何度も行いますよ!(^^)!

 

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バイオ通信 No.2611「超音波検査をやってみました!」

 

1年生の検査機器総論で心電図・心エコー実習を行いました。

臨床検査技術学科のT先生から心電図、超音波検査について講義していただきました。

 

臨床検査技術学科の生理機能実習室をお借りして実習しました。

心電図を行うグループ、超音波検査を行うグループにわかれて行います。

ここからは心エコーの様子です。

 

始めにT先生のデモンストレーションを見てから順番に心エコーを取っていきます。

T先生が細かく教えてくださいます。

 

プローブのポッチを右肩方向に当てると心臓の縦切りの画像が見られます。

先生はサクサクっと画像を出してしまいますけれど。。。(^_^;)

やってみるとなかなか難しいです。

 

キレイな左室長軸断面が撮れました!(^^)!

 

一人づつ順番に行います。

 

画像解説はしっかりとメモを取ります。

 

プローブをあてる向きなどを細かく教えていただきました。

 

心臓が動いている様子をしっかりと見ることができました。

 

まとめの講義の後は質問タイムです。

みんな意欲的に取り組んでいたようです。

 

心臓の構造、血液循環わかりましたか?

被検者の方々、ありがとうございました。

 

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バイオ通信 No.2610「心電図検査をやってみました!」

 

1年生の検査機器総論で心電図・心エコー実習を行いました。

ここからは心電図の様子です。

 

心電図では、心臓全体の働きを調べることが出来ます。

心臓病の発見や病状の把握も可能です。

波形を見ることにより、心臓の収縮・拡張が正常に行われているか、

血流の流れが円滑に行われているか、心筋に異常がないかどうかなどがわかります。

 

こちらの心電計で心電図を測定します。

 

心電計の使用方法を教わります。

 

検査する側、検査される側と交代で行っていきます。

 

今回は両手首、両足首へ電極を付けていきます。

 

笑ってしまうと波形が乱れるので、安静にしてください。

 

四肢電極をみんなで確認しながら取り付けていきます。

右手は赤色、左手は黄色、右足は黒、左足は緑です。

 

測定が終わったらデータをまとめます。

 

心電図の波形から心拍数を求めます。

 

心電図、心エコー両方の測定が終ったらレポートを作成します。

 

まとめを聴いて実習内容を整理します。

 

検査する側、検査される側の両方を体験したのでどちらの立場も理解できましたか?

動物看護コースのみなさんはこれから被検者はわんことかにゃんこですね。

 

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バイオ通信 No.2604「実体顕微鏡で拡大すると。。。」

1年生の検査機器総論で顕微鏡を取り扱いました。

低倍率で厚みのあるものも観察出来る実体顕微鏡です。

 

学校に咲いているペラペラヨメナを観察してみました。

 

花の部分を取ってシャーレにのせます。

矢印の部分を拡大すると。。

 

花びらの中でも花が咲いていました。

総合倍率40倍です。

 

中にはこんな昆虫も。

 

アブラムシです。

 

黄緑色やつやら。

 

黄色もいました。ピカチュウ?

 

ミクロの世界へようこそ(^^)/

 

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バイオ通信 No.2602「顕微鏡の取扱い」

1年生の検査機器総論で顕微鏡について学びました。

 

顕微鏡のメンテナンス等をお願いしている尾崎理化のYさまに講義をしていただきました。

顕微鏡メーカーにもお勤めだったので、顕微鏡の専門家です。

 

講義の後は、実際に顕微鏡を使って取扱い方を教わりました。

 

眼幅を合わせ、視度調整を行います。

疲れない姿勢で観察出来るように。

 

今回はマウスの組織標本を観察しました。

 

観察した標本を撮影中です。

スマホでの撮影はコツがいりますが、すぐに習得していました。

流石です(^^)/

 

顕微鏡はこれからよく使う精密機器です。

大切に使用してくださいね。

 

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バイオ通信 No.2598「pHメーターの取扱い」

1年生の検査機器総論で、pHメーターの取扱い方を行いました。

pHメーターは、これから実験でよく使用する機器です。

 

今回は、身近な溶液のpHを調べました。

用意した溶液はお酢、リンゴジュース、牛乳、生理食塩水、南アルプス天然水、

アルカリイオンの水、0.1mol/l NaOH 7種類です。

 

pHメーターとpH試験紙を使って行います。

pHメーターのガラス電極を蒸留水で洗浄し、ガーゼでやさしく水分を拭き取ります。

 

サンプルに電極を浸けてしばらく待ってからpHの値を記録します。

 

説明のプリントを確認しながら行います。

 

pH試験紙にマイクロピペットでサンプルをのせます。

 

pH試験紙の色の変化をpH値標準色と比べます。

 

pHの測定は出来ましたか?

pHメーターは始めにpH標準液で校正してから使用します。

今回のサンプルは酸性のものが多かったようです。

 

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わんにゃん通信No.1292「🧪検査機器総論⚖」

こんにちは(^_^)

検査機器総論の授業風景を紹介します。

今回は電子天秤・マグネチックスターラー・試験管ミキサー・マイクロピペットについてです。

 

始めに機器について学び実際に触れて見ます。

先ずは電子天秤です。

電子天秤は質量を測定してくれる機器ですが、正しく測定するには天秤を水平に保つ必要があります⚖

水平になるように高さを調節していきます。

(take先生いわくBコースは1年生は15秒以内、2年生は10秒以内で調整することが目標らしいです)

 

水平になったら画面の表示が0になったのを確認して重さを量ります。

 

こちらはマグネチックスターラーと試験管ミキサーです🧪

容器の中身を攪拌(混ぜる)してくれます。

 

マイクロピペットは少量の液体体積を計量し分注することが出来ます💧

 

これらの機器は今後沢山使用します。

よく覚えておきましょう(^∪^)/

 

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