微生物学実習で、微生物培養用の培地作製を行いました。
まず、普通寒天培地粉末の所定量を秤量します。
蒸留水を計量します。
普通寒天培地粉末と蒸留水を混ぜ、
電子レンジで加温して、寒天を溶解します。
加温後は、オートクレーブで滅菌します。
滅菌終了後は適温まで冷まし、
今回は平板培地なので、
滅菌シャーレに分注します。
一番重要なシャーレに分注するところを
写真におさめるのを忘れてしまいました。
すみません。
微生物学実習で、微生物培養用の培地作製を行いました。
まず、普通寒天培地粉末の所定量を秤量します。
蒸留水を計量します。
普通寒天培地粉末と蒸留水を混ぜ、
電子レンジで加温して、寒天を溶解します。
加温後は、オートクレーブで滅菌します。
滅菌終了後は適温まで冷まし、
今回は平板培地なので、
滅菌シャーレに分注します。
一番重要なシャーレに分注するところを
写真におさめるのを忘れてしまいました。
すみません。
みなさん、こんにちは。
応用生物科学科1年生が、
細胞組織学実習でMS培地を作製しました。
MS培地は植物組織培養で使用される基本培地ですが、
これから何度か、
植物ホルモンをいろいろと添加したものを作製しますので、
基本を習得しておきましょう。
今まで電子天秤やpHメータの使用方法を覚えてきましたが、
いよいよ実践でそれを使います。
培地固化剤のジェランガム(ゲランガム)を溶解するために、
電子レンジで加温します。
火傷をしないように注意しながら、容器に分注していきます。
フタをしたら、オートクレーブで滅菌です。
滅菌条件もしっかりと覚えておきましょう。
次回は、今回作製した培地を使って、無菌操作を行います。
みなさん、こんにちは。
滅菌生理食塩水を染みこませた滅菌綿棒で鼻腔内の細菌を釣菌して、
卵黄加マンニット食塩平板培地に塗抹しました。
ブドウ球菌は鼻腔内に多く存在しますが、7.5%という
高い塩化ナトリウム濃度でも増殖が可能という特徴があります。
培養後の培地は、この写真のようなものが大部分でしたが、
こちらの写真のものも、少数見られました。
こちらはマンニット(マンニトール)分解による培地の
酸性化(培地中のフェノールレッドが黄色に変化)と卵黄反応も見られます。
これらのことについて調べると、かなり深みにはまってしまいますが、
時間があるときにじっくりと調べると面白いかもしれません。
まだはっきりとわかっていない部分もあり、すっきりとはしないかもしれませんが、それも勉強ですね。
このあと、これらの菌はコアグラーゼ試験の判定も行いました。
みなさん、こんにちは。
ご飯中の方はご注意ください。
微生物学実習の「環境中の微生物」で行った落下細菌の培養、
「手洗いと消毒の効果」を見るための手洗い前後の培地比較・・・
実習で観察後、常温でしばらく放置して培養?!してみました。
その結果が以下の写真です。
いろいろな微生物が存在することが、これを見てもわかりますね。
しかし、地球上に存在する微生物で培養できるものは、5%程度などと言われることがあります。
ここからも微生物の世界の奥の深さを感じますね。
ちょっと刺激が強すぎましたか!?
ごめんなさい。
その後、この培地はオートクレーブされました(笑)。
みなさん、こんにちは。
今日は、バイオコース1年生のアスパラガス茎頂培養の実習風景をお届けします。
前回、この培養用の培地を調製しましたが、
今回はその自分たちで調製した培地にアスパラガス茎頂部分を置床します。
約0.3mmの茎頂を摘出しますから、当然、クリーンベンチ内で実体顕微鏡下での作業となります。
茎頂を傷つけないように慎重に・・・
かつ茎頂が乾燥してしまわないようにスピーディーに作業を行います。
うまくできましたでしょうか?!
成長が楽しみですね。
みなさん、こんにちは。
バイオコース1年生の「細胞組織学実習」で、アスパラガス茎頂培養用の培地調製を行いました。
入学して3ヵ月が過ぎ、1年生は少しずつ実習にも慣れてきたようです。
とはいえ、まだまだ経験を重ねなければなりませんが、楽しく実習できているようで、
その点はとてもよいことだと思います。
また、この学年は仲がよく、まとまりがあります。
培地の分注が終わったようです。
あとはオートクレーブで滅菌するだけです。
今回の担当の班は、滅菌よろしくお願いします。
2年生の細胞工学実習では細胞培養を行います。
細胞用の培地を調製しました。
今回はDMEM培地を使用します。
滅菌水に粉末を溶解します。
黄色透明の溶液です。
次に炭酸水素ナトリウム粉末を加えます。
色が変わってきました。。。
全部溶けたら、赤っぽい色に変化しました。
さらに抗生物質と血清を加えます。
ろ過滅菌したら培地の出来上がりです。
コンタミネーションしていないかチェックしてから使用します。
培地にはpH指示薬のフェノールレッドが含まれています。
フェノールレッドは酸性領域(pH6.8以下)では黄色を呈しアルカリ領域(pH8以上)では赤色になります。
DMEM培地は5%炭酸ガス、37℃でpH7.1~7.4になります。
細胞が増えてくると代謝産物によって培地のpHが酸性に傾いて色が黄色に変化します。
培地交換の時期がわかるし、培地のpH変化が目で見てわかるので確認するのに便利です。
たまに、細菌がコンタミネーションしてしまっていても黄色に変わるので注意しましょう。
(そのときは、培地が細菌によって濁ってしまいます。さらに顕微鏡で観察すれば判断できます。)
では、元気な細胞を培養していきましょう!
1年生の細胞組織学実習でムラシゲスクーグ(MS)培地を調製しました。
植物の組織培養で広く使用されている培地です。
調製量の8割程度の蒸留水へ培地調製用の濃厚溶液I~V、ショ糖を所定量加えます。
メスアップ後にKOHを添加してpHを5.7~5.8へ調整します。
マイクロピペットでKOHを少量づつ添加していきます。
pH5.8を越えてしまうとやり直しです。
pH値を見ながら慎重に加えていきます。
pH調整が終わったら、培地固化剤であるジェランガムを入れます。
必要量を天秤で測り取ります。
ジェランガムを電子レンジで溶解させます。
突沸しないように見守ります。
溶解後、マヨネーズ瓶へ分注してオートクレーブ滅菌します。
MS培地の出来上がりです。
培地調製はしっかりと身につけていきましょう。
みなさん、こんにちは。
先日、微生物学実習で行った平板培地を使った分離培養・・・
それがしっかりと分離できているかを確認するために、コロニーから釣菌して、
グラム染色により確認する操作を行いました。
各自行った分離培養の培地から、特徴が違うそれぞれのコロニーを見つけ、そこから釣菌します。
スライドグラス上の蒸留水に釣菌した菌を懸濁させ、火炎固定の後、グラム染色しました。
グラム染色も初めてだったので、操作をしっかりと覚えながらの操作です。
鏡検は時間の都合で、次回の実習でということになりましたが、バイオ技術者認定試験や
動物看護師統一認定試験にも出題されている重要なものですので、
しっかりと覚えておきましょう。
みなさん、こんにちは。
微生物学実習で行った各種培地での培養結果を、みなさんに見ていただきたいと思います。
最初はブイヨン培地(液体)です。
<写真左>は培養前の培地、<写真右>は微生物培養後の培地です。
微生物の増殖により、<写真右>は培地が濁っています。
次に斜面培地です。
真菌の保存では、斜面培地で培養後、4℃に一定期間保存することもあります。
次は高層培地です。
酸素が少し苦手な微生物の培養には、高層培地を使った穿刺培養が使われることもあります。
ガスの発生を確認することができます。
また、寒天を少し柔らかめにすると、微生物の運動性を見ることもできます。
最後に平板培地です。
微生物の分離培養では、平板培地が使われますね。
初めての培養ですからうまくいかないのが当然ですが、
少しずつ塗抹のコツをつかめるようになりましょう。
実習でよく使う培地、あまり使わない培地がありますが、
基本的なこととしてしっかり覚えておきましょう。