湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

わんにゃん通信No.962「ワクチン投与前準備」

みなさん、こんにちは。
 
さく日は、成人の日でした。
当学科2年生の多くも成人式に出席したと思いますが、新成人のみなさん、おめでとうございます。
これからみなさんのますますのご活躍をお祈り申しあげます。
 
さて、先日、動物看護コース2年生がワクチン投与前準備について学びました。
 
動物病院ではワクチンの投与前に、動物看護師がワクチン薬を準備します。
 
ワクチン薬は溶液と溶媒の薬品を溶解して作成します。
はじめにワクチン溶液を薬瓶(バイアル)から、シリンジで吸引します。

 
必要量を正確に計りとります。
この際に、シリンジ内の空気の粒(気泡)が針先まで無いようにします。
気泡が血管内に入ることを防ぎ、投薬量を正確にします。

 
気泡を除く時は、内筒を下げてから、指ではじくと上手くいきます。

 
次に、ワクチン溶液でワクチン溶媒(粉状)を溶解します。
作ったワクチン溶液を再度シリンジへ吸引します。

 
さいごに吸引時に使用した針を外し、新品の針に付け替えます。
これにより、先が滑らかな針でワクチンを体内へ投与することができ、投与時の痛みが軽減されます。

 
飼い主さんの多くは冬の終わりから春にかけて、動物病院へワクチン接種をしに来院します。
とても忙しい期間になるので、正確で手際の良い作業ができるように心がけましょう♪
 
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わんにゃん通信No.961「薬剤感受性試験」

みなさん、こんにちは。
1年生の微生物学実習で、薬剤感受性試験を行いました。
 
薬剤感受性試験は、動物看護師統一認定試験でも出題されているものです。
対象となる細菌にどの薬剤(抗生物質)が有効かを見るために行います。
 
今回はそれぞれ種類の違う抗生物質を染み込ませたディスクを3種類用意して、抗生物質の効果を見ました。
 
上の平板培地と下の平板培地は、抗生物質を染み込ませたディスクの種類と位置は同じですが、それぞれ違う細菌に作用させたものです。


 
ディスクのまわりにできた透明の部分は阻止円といい、これの大きさにより抗生物質の効果を確認します。
一般に阻止円が大きい場合には効果が高く(感受性)、阻止円が小さい場合には効果が低い(耐性)と評価します。
 
どの抗生物質を治療に使用するかを判断する意味でも重要な試験ですね。
しっかり覚えておきましょう。
 
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バイオ通信No.2043「生細胞数の測定」

みなさん、こんにちは。
バイオ1年生の実習で、浮遊細胞の生細胞数測定を行いました。
 
浮遊細胞を培養しているカルチャーボトルから、一定量の細胞浮遊液を無菌的に分取し、
その細胞浮遊液とトリパンブルーを混ぜ、血球計算盤で生細胞数のカウントを行いました。

 
これは、実際の鏡検像です。

 
細胞数が少し少ないようですが、白い小さな丸いものが、コンディションのよい、生きている浮遊細胞です。
実際にはもっと光っていて、「元気だぞ!」というのが、強く感じられます。
 
逆にコンディションが悪い細胞は、染色されて青く、小さく見え、いかにも元気がなさそうに観察されます。
今回は培養操作が上手だったので、ほとんどコンディションが悪い細胞は観察されませんでした。
 
細胞によっては培養が難しい細胞もあるので、しっかりと細胞と対話しながら培養できるようになれるといいですね。
 
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バイオ通信No.2042「動物細胞の継代」

みなさん、こんにちは。
 
だいぶ前の実習ですが、バイオ1年生が動物細胞の継代操作の実習を行いました。
 
まずは、asa先生のデモを見て・・・

 
操作のポイントをしっかりと覚えていきます。

 
簡単そうに見えて、操作中にチェックしなければならないポイントがいくつもあります。

 
しっかりと覚えられましたでしょうか?
 
デモのあとは実際に操作を行いました。
倒立顕微鏡で継代後のカルチャーボトルを観察・・・

 
適正な細胞数にしっかりと継代できたでしょうか?
 
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わんにゃん通信No.960「耳科検査をしました。」

みなさん、こんにちは。
動物看護コース2年生が耳科検査を行いました。
 
耳科検査では、はじめに耳の周囲に脱毛や腫脹、発赤等が無いかを確認します。

 
次に、耳の穴(耳道)を器具を使い検査します。
耳鏡で耳道の様子を観察します。

 
鉗子に綿花を巻き付け、耳道の汚れを採取します。

 
耳垢の内容物をスライドグラスに乗せ、顕微鏡で鏡検します。

 
必要な場合は、染色して内容物を見やすくします。
 
今回はディフクイック染色液を使いました。
ディフクイック染色液は Ⅰ 液(水色)→ Ⅱ 液(赤色)→ Ⅲ 液(紫色)順に浸けて使います。

 
最後に顕微鏡で観察をし、細菌や寄生虫の有無を調べました。

 
耳が垂れている犬種、耳道に被毛の多い犬種は特に耳科疾患になりやすいです。
動物が耳の周りを掻いていたら、気にしてあげましょう(^^♪
 
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バイオ通信No.2041「バラの花」

みなさん、新年明けましておめでとうございます
 
さて、元旦のお年賀のあとの新年1回目は美しいバラの花で目の保養を・・・










 
季節外れなどの突っ込みは、なしでお願いします。
そういえば昔々、「バラの組織培養条件を確立するために頑張ったことがあるな。」と懐かしい思い出が浮かびました。
 
本年も応用生物科学科とバイオ通信、わんにゃん通信をよろしくお願い申しあげます。
 
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バイオ通信No.2040「新年明けましておめでとうございます!」

新年明けまして おめでとうございます !!!
令和2年がスタートしました
 
今年は「ねずみ年」ですね

 
みなさんにとって 今年がよい年になるといいですね
今年も 応用生物科学科ブログ  をお願い申しあげます
 
1月6日(月)より 定期的な更新を再開します
お楽しみに・・・
 
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わんにゃん通信No.959「謹賀新年🗻🦅🍆」

🌄明けましておめでとうございます🌄
 

今年はネズミ年ですね。
 
もずくと並ぶと今年の干支🐭と来年の干支の🐄が並んでいるみたいでとてもかわいいです(^^♪
 
今年も皆様にとって素晴らしい年になりますように
🎍今年もよろしくお願いします🎍
 
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バイオ通信No.2039「2019年度 中級バイオ技術者認定試験正解予想」

みなさん、こんにちは。
 
去る12月22日(日)にバイオ技術者認定試験(中級・上級)が行われましたが、当学科バイオコース2年生も中級を受験しました。
少し時間が経過してしまいましたが、正解予想を作ってみました。
参考に具していただき、「これ間違っていませんか?」といったご指摘がありましたら、コメントの方からお願いします。
 
今年もうちのバイオコース2年生は全員合格できるかな?
年明けの合格発表を静かに待ちましょう。
 
(バイオテクノロジー総論)
2354 323423 32135 45155 11142 45214
 
(生化学)
12512 41132 33454 55542 11532 34432
 
(微生物学)
43421 31435 13552 51242 25441 33521
 
(分子生物学)
23343 25152 24531 54235 54141 41213
 
(遺伝子工学)
15334 53352 25244 21412 13413 15254
 
年内のブログアップは、今日で最後になります。
今年もお世話になりました。
来年度も応用生物科学科ブログをよろしくお願い申しあげます。
 
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バイオ通信No.2038「バイオインフォマティクス3-1」

みなさん、こんにちは。
 
バイオコース2年生の授業で、RasMolを使って、タンパク質の立体構造をグラフィックに表現してみました。
RasMolは、コマンド入力による操作なので、2年生も四苦八苦していましたが、
短い時間で可能な限り表現をしてみました。
 
時間が短かったので、まだ未完成の2年生もいますので、順次紹介したいと思います。





 
RasMolは、比較的簡単に立体構造をグラフィックに表現できます。
では、次回をお楽しみに!!!!!
まだ未完成の2年生のみなさん、頑張ってくださいね。
 
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