湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「バイオコース」の記事

バイオ通信No.2756「バイオサイエンス実習8」

みなさん、こんにちは。

今回の応用生物科学科1年生のバイオサイエンス実習では、ランバート・ベアーの法則を確認しました。

ランバート・ベアーの法則は、ランバートの法則とベアーの法則が合わさった法則になります。

ランバートの法則は「濃度一定ならば吸光度は液層に比例する」、

ベアーの法則は「液層一定ならば吸光度は濃度に比例する」という法則です。

 

今回は、ベアーの法則の確認になります。

使用した溶液は、赤色溶液と青色溶液です。

この溶液を各自、希釈(異なる濃度の溶液を調製)して、

分光光度計(吸光度を測定する機器)で測定を行いました。

 

測定終了後、グラフを作成し、吸光度は濃度に比例することを確認しました。

作成したグラフは、こちらです。縦軸に吸光度、横軸に濃度で作成しました。

キレイに比例のグラフになってます。

1年生のみなさん、ベアーの法則が確認できましたか。

今後もベアーの法則(ランバート・ベアーの法則)は、実習でよく出てきますので、

しっかり理解し、しっかり操作をしていきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2755「細胞培養始めました!その1」

2年生の細胞工学実習が始まりました。

 

細胞培養を開始すると日曜日、火曜日以外は細胞のお世話があります。

頑張っていきましょう(^^♪

 

まずは、培地調製です。

DMEM培地粉末を溶解します。

 

炭酸水素ナトリウムを加えます。

培地の色が黄色から赤色に変化しました。

 

培地にはpH指示薬のフェノールレッドが添加されています。

培地のpHは細胞培養にとって重要なので、

pHが適正範囲であるかどうかを判断できるようになっています。

 

抗生物質、血清を加え、ろ過滅菌します。

 

血清が入っているのでろ過するのが大変ですね。

 

交代しながらろ過していきます。

 

コンタミチェックしてから使用します。

さぁ、次は細胞を起こします!

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信 No.2754「ニンジン形成層の初代培養」

1年生の細胞組織学実習でニンジンの形成層を植えました。

 

ニンジンを輪切りにして皮をむきます。

 

次亜塩素酸ナトリウム溶液で殺菌処理を行いました。

 

殺菌終了時間になったら、クリーンベンチへ持ち込みます。

 

滅菌水でニンジンをすすぎます。

 

殺菌の終わったニンジンはコルクボーラーでくりぬいて培地へ植えます。

しばらく培養すると、不定形の細胞塊、カルスが増殖してきます。。。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2753「バイオサイエンス実習7」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科1年生のバイオサイエンス実習のご紹介です。

 

この実習は、1期からの続きになりますが、2期は分光光度計を中心として実習を行います。

今回は、これから使用する分光光度計の使用方法を学びました。

それでは、実習の様子をご覧ください。

2人/組で実習を行いました。

お互いに分光光度計の使用方法を確認しながら測定をしていきます。

 

お互いに確認しながらですが、監視されてるみたいですね。

各自測定が終わると結果のまとめです。しっかり記録はできましたか?

今回は、まだまだ分析実習として使用していませんが、分光光度計の使用方法は理解できたと思います。

これからよく使用する機器ですので、結果をよく踏まえて原理も十分に理解しておいてくださいね。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2751「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。

2期が始まりました。2年生の生化学実習は、2期からはコース別の実習になります。

では最初に実習室の様子です。いつも通りの感じですね。

 

初回のバイオコースの実習は、高速液体クロマトグラフィーを用いて組成分析を行いました。

この実習はまさに機器分析。1期で行ってきた化学分析とは違い、分析結果待ちの実習になります。

分析結果が出たら、結果の検討をしていきます。ちょっと楽な実習です。

 

ちょっとのんびりなバイオコースの横では、動物看護コースが実習を行っています。

 

今回は、2期から始まる実習に備えて、1期の復習を兼ねて、グルコースの測定を行いました。

機器、器具の使用方法を再確認しながら操作をしていきます。

 

測定が終わると、結果のまとめです。結果のまとめ方もしっかり復習です。

 

2年生のみなさん、2期はコース別の実習になりますが、しっかりと取り組んでいきましょう。

バイオコースのみなさん、初回はのんびりでしたが2回目以降は忙しくなりますからね。

動物看護コースのみなさん、2回目以降もしっかり機器、器具を使っていきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信No.2750「2023年度 神奈川県毒物劇物取扱者試験(一般)正解予想」

みなさん、こんにちは。

 

当学科のブログに正解予想を掲載して欲しいとのリクエストをいただきましたので、

遅ればせながら6月25日(日)に開催された

神奈川県毒物劇物取扱者試験の正解予想を掲載いたします。参考にしてください。

 

なお、「これ違うんじゃないの?」というものがありましたら、

お手数をおかけしますが、コメントからご指摘いただけましたら幸いです。

 

[法規]

1~25 11212 73416 12122 26921 23214

[基礎化学]

26~50 41134 13860 22121 41553 59208

[性質・取扱い]

51~75 24153 31245 51324 21543 33121

[実地]

76~100 24135 43512 51342 12332 11133

 

追伸 リクエストいただいたKTさんの合格をお祈り申し上げます。

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信 No.2749「電気泳動をしました。」

1年生の検査機器総論でアガロースゲル電気泳動を行いました。

電気泳動槽へアガロースゲルと泳動バッファーを入れます。

サンプル溝へサンプルを5μLアプライします。

 

アガロースゲルは泳動バッファーに沈んでいます。

マイクロピペットを使って静かにサンプルを入れましょう。

手が震えないように肘をついて固定するとやりやすいです。

 

今回は100Vで泳動します。

サンプルは泳動バッファー中でマイナスに荷電しています。

電気を流すとプラス側へ移動します。

 

しばらくすると、分離してきました。

アガロースゲルの網目構造を分子が移動していきます。

移動度により分子を分離することができます。

 

↓↓クリックお願いします

 


わんにゃん通信No.1430「耳垢検査👂」

こんにちは(^-^)

動物看護臨床実習で耳垢検査をしました。

今回の目的はマラセチア菌の観察です。

耳垢検査では他にも寄生虫・細菌・酵母感染の把握ができます。

 

まずは耳道を傷つけないように綿棒でぬぐいます👂

 

スライドガラスに塗り付けて染色します。

 

顕微鏡で観察します🔬

写真の赤丸の中にある雪だるまの形しているのがマラセチアです☃

マラセチアとは酵母様真菌で皮膚や外耳道に常在細菌叢の1つです。

常在菌ですが、なんらかの原因で数が増えてしまうと皮膚炎になってしまいます。

検査をして数を確認していきます。

 

学校動物にはマラセチアが少なく確認ができなかったため、標本で確認しました。

しっかり形や大きさを覚えておきましょう!!

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2747「手洗いチェックしました!」

1年生の検査機器総論で

滅菌装置と消毒についてを行いました。

 

滅菌とは病原性・非病原性にかかわらず、

全ての微生物を死滅または除去することをいいます。

 

消毒とは病原ないし有害微生物を目標に

死滅、除去または感染力をなくすことをいいます。

 

滅菌と消毒については

これから実習で行っていく無菌操作に大きく関係しています。

 

しっかりと覚えましょうね。

 

今回は、手洗いがきちんと出来ているかどうかを

平板培地を使ってチェックしました。

 

手洗い前に培地へスタンプします。

石けんで手を洗います。

 

いつものように洗いましょう。

と言ったのに。。。

 

なぜか、いつもより念入り?

 

手洗い、消毒後に

また、培地へスタンプします。

 

37℃のふ卵器で一晩培養します。

 

さぁ、何が出るかはお楽しみです😃

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信 No.2746「無菌播種を行いました。」

1年生の細胞組織学実習で無菌播種を行いました。

 

初めてクリーンベンチでの操作です。

今回はナデシコ種子を殺菌してMS培地へ植えていきます。

 

次亜塩素酸ナトリウム溶液で種を殺菌処理し、

クリーンベンチへ持ち込みます。

 

種を滅菌水で洗浄します。

 

ピンセットを使って種を培地へ入れます。

 

ピンセットは火炎滅菌し、

滅菌水で冷却してから使用します。

 

↓↓クリックお願いします