1年生の細胞組織学実習で、
細胞培養を行いました。
各自、
ミエローマ細胞を1週間培養し、
細胞数を求めました。
倒立顕微鏡を使って細胞を観察します。
細胞を培養フラスコから剥がして遠心し、
細胞を集めます。
アスピレーターで培地を取り除きます。
細胞を吸わないように注意して!
細胞をタッピングによりほぐします。
滅菌ピペットは、
軽く火炎滅菌してから
電動ピペッターへ取り付けます。
培地を加えてピペッティングし、
細胞浮遊液を調製します。
泡立て注意です。
細胞浮遊液1容と、
トリパンブルー液1容を混ぜて、
血球計算盤へ入れて細胞数をカウントします。
生細胞数、死細胞数とカウントして、
生存率も求めます。
1週間そのまま培養したフラスコは、
死細胞が多かったようです。
途中で培地を加えたり、
細胞数を減らしたフラスコの細胞は、
生細胞数が多く、生存率が高くなりました。
細胞を育てるにはお世話が大切ですね。