湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2021年 9月アーカイブ

バイオ通信 No.2220「細胞培養 起こし」

2年生の細胞工学実習では、細胞培養の基礎技術を行います。

 

細胞は凍結して保存されています。

凍った細胞を融解して培養を開始します。

この操作を起こしまたは解凍操作(融解)といいます。

 

細胞を起こすときは、細胞傷害が起こりやすいといわれる-20℃付近を素早く通り過ぎる必要があります。

また、凍結保護剤や温度上昇も細胞にとってよくないので氷温以上にならないように素早く作業します。

セラムチューブの先を37℃恒温槽につけて細胞を融かします。

氷が少し残る程度でクリーベンチへ運びます。

 

4℃培地をセラムチューブへ入れるときにちょうど溶けているタイミングがベストです。

培地を加えたらピペッティングしてから4℃培地の入った遠沈管へ全量を移し、遠心分離します。

 

遠心後、細胞を吸わないように注意しながら上清を取り除きます。

細胞へ37℃培地を加えて、10回程度ピペッティングします。

全量を培養フラスコへ入れて培養開始です。

 

細胞が培養フラスコ全体に広がっているかを倒立顕微鏡で確認します。

 

37℃、5%CO2インキュベーター内で培養します。

培養フラスコの口をゆるめるのを忘れずに。。。

翌日、培地交換します(^^)/

 

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わんにゃん通信No.1198「ウサギのタオル保定」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース2年生が、動物飼育管理実習Ⅲでウサギの保定について学びました。

「保定」とは、診察の際に動物を支えることをいいます。

 

保定をすることでスムーズに検査・処置を行うことができ、動物と周囲の人間がケガをすることを防ぎます。

 

今回、タオルを使用してウサギを保定しました。

 

ウサギは、イヌ・ネコに比べて後ろ足が骨折しやすいです。

柔らかいタオル等で身体を保護・固定することで、安全な保定がしやすくなります。

 

また、高いテーブルの上からの落下による事故を防ぐため、なるべく低い位置で診察を行います。

 

ウサギの身体は小さく保定をしづらいですが、タオルで包むことで仰向けにすることもできます♪

 

動物病院には、様々な動物が患者さんとして来院します。

動物の特性をよく理解して、ストレスの少ない診察を心がけましょう(#^^#)

 

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バイオ通信No.2219「実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)結果」

みなさん、こんにちは。

 

去る8月14日(土)に行われた実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)の結果が、9月9日(木)に学校に届きました。

 

当学科受験者7名(バイオコース5名、動物看護コース2名)は無事に学科試験を全員合格して、10月30日(土)に行われる実技試験に進むことになりました。

 

今年度も生体を使わない試験ですが、試験に向けての対策では、生体を使って確認をする予定です。

詳細は当該学生にお知らせいたします。

 

実技試験も頑張っていきましょう!!!

 

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バイオ通信 No.2218「卒業生がやってきました」

卒業生のS.Hさんが、フラッと遊びに来てくれました。

この間はI.Hさん(同級生です)、卒業生はなぜか集中してやってきます。

 

Sさんは家が近所だったのですが、このたび引っ越しするそうです。

県内への引っ越しなのにもう来れないからと。

わざわざ挨拶ありがとうございます。(^o^)

 

新校舎になってからは初めての来校でしたので、ぐるっと見学して帰って行きました。

 

懐かしの3号館実習室で。

 

お仕事頑張っているようです。

 

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わんにゃん通信No.1197「トカゲの脅威」

こんにちは。

爬虫類に興味はお持ちでしょうか?

 

お好きな方もそうでない方も飼ってるよ!飼ってみたいな!という方もいらっしゃると思いますが、

我が家のトカゲの魅力を紹介したいと思います。

Yは、「サバンナモニター」というトカゲを3年前から飼育してます。

 

お迎えした当初はこんなに小さく可愛らしい子でした。

小さい口で小さいコオロギを頑張って捕食してました。

 

3年後の現在はゆっくりですがここまで大きくなりました。

今は冷凍のヒヨコを食べるくらいまでに成長!

 

夏場は動きが活発になりますので、部屋の隅っこに毎日お土産を落としていってくれます。

そんな愛らしいモニターですが、この子たちは顎の力が強力です!

捕獲した獲物は食らいついたら離さず丸呑みします。

 

Yは昨晩、餌だと間違われたのかがっつり噛まれました...痛すぎて声も出ない..そんな感じです。

きれいな歯形がくっきりです。

 

言葉では分かり合えない異種との生活は楽しい面も多くありますが、それと比例して難しい面・危険な面・気をつけなければいけない事もたくさんあります。

 

かわいいだけでは飼えない。

覚悟の上の共存。

一線を引くこと・理解することも動物看護師の心構えとして大事なのかなと思う今日この頃でした。

 

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バイオ通信 No.2217「卒業生がやってきました。」

卒業生のI.Hさんが遊びに来てくれました。

 

卒業して6年程経っているので、学校も周辺も様変わりしているでしょ。

近所のおそば屋さんも、薬局も、コンビニもなくなっちゃいました(>_<)。

校舎は新しくなったので、あちこち見学ツアーを行いました。

 

車が趣味だそうです。安全運転でお願いします(^^)/

 

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わんにゃん通信No.1195「乳歯」

こんにちは。

 

学校犬「わらび」は新しい環境にも慣れ、先輩犬とも仲良く遊んでいます。

遊んでもらっているという表現のほうが合っているかもですが...

 

生後6ヶ月を過ぎ「わらび」の乳歯が抜けてきました。

 

抜けた乳歯は食べてしまうことが多いので、大事に保管しようと思います。

ただ問題なのが抜けそうにない乳歯!

 

一番尖っている犬歯の乳歯がしっかり残っています。

 

乳歯遺残は歯並びが悪くなってしまったり、歯垢が溜まりやすくなったりします。

自然に抜けてくれることが一番いいのですが、抜けない場合は麻酔をかけて抜歯することになります。

一般的には去勢避妊手術の際に一緒に抜歯してもらうことが多いと思います。

 

おもちゃで遊んでるうちに抜けてくれるといいな...。

 

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わんにゃん通信No.1194「卒業生がきてくれました」

こんにちは。

2年前に卒業した動物看護コースのAさんとGさんが遊びに来てくれました。

 

新しく仲間入りした猫の「なつめ」「なぎ」犬の「すずな」「わらび」とたくさん遊んでいってくれました。

 

なぎとなつめ あっという間に大きくなり、環境にも慣れていってくれてます。

遊びたい盛り!

掃除しても掃除しても散らかされます(笑)

 

最近はケージの中を飛び出して広い空間の中でも遊べるようになりました。

嬉しい変化です。

 

卒業生のAさんはつい最近免許を取得したそうで、この日も車で来てくれました。

学校の駐車場にうまく...?若干不安な...駐車ですが(笑)

頑張ったのが伝わります。

 

今後も運転の練習がてら学校に遊びに来てくださいね。

 

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バイオ通信No.2216「生化学実習11」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース2年生の生化学実習の実技試験の様子をご紹介します。

毎年、学生は、悩みに悩んで取り組んでいる実技試験です。

今年はどうでしょうか。

では早速、最初のグループからご覧ください。

 

最初に各自で実習計画を考えから実技試験が始まります。

スタートは好調のようです。

少し余裕があるようです。

 

実技試験途中から第2グループが始まります。少し緊張気味のようです。

第1グループは、各自それぞれ計画に沿って取り組んでいるようです。

 

第1グループは、まとめの時間に入りました。

第2グループも各自実技試験が始まりました。

奥の学生が何か頭を抱えているような・・・。

ガンバレ!!!

 

第1グループが終了し、入れ替わりで第3グループが始まります。

まずは、最初に実習計画から考えます。

 

第3グループも実技試験が始まりました。

 

2年生のみなさん、実技試験はいかがでしたか。

今年は、少し余裕があったかな?

ほぼ全員が、実習計画をたて、実技試験を行えたと思います。

 

卒業までしっかり技術を磨いていきましょう。

おつかれさまでした。

 

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