湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2021年 6月アーカイブ

わんにゃん通信No.1154「ミクロフィラリアを観察しました。」

みなさん、こんにちは。

 

動物看護コース2年生が動物臨床看護学実習で、

ミクロフィラリアを観察しました。

 

写真は、顕微鏡で観察をしたミクロフィラリアです。

 

フィラリア(犬糸状虫)は線虫の一種であり、

哺乳類の血管・心臓に寄生をする寄生虫です。

ミクロフィラリア(フィラリアの幼虫)を含む

感染犬の血を吸った蚊が再び吸血することで感染します。

 

今回はT先生よりミクロフィラリアに感染した犬の血液検体をご提供いただき、

顕微鏡で観察を行いました。

 

フィラリア症はフィラリアが寄生することで

血液の流れが妨げられるために心臓・肝臓・腎臓等に障害を起こす寄生虫症で、

犬の死亡率の高い病気です。

また、犬に限らず、ヒトにも感染をするおそれのある人獣共通感染症でもあります。

 

フィラリア症にならないように、

予防をしっかりとおこないましょう♪

 

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わんにゃん通信No.1153「フィラリア検査🦟」

こんにちは(^_^)

学校犬のフィラリア検査をしました。

 

毎年、フィラリア薬を投薬するためには事前に検査をして、フィラリアやミクロフィラリアに感染していないか調べないと行けません。

フィラリア検査は去年の予防がちゃんと出来ていたか確認するための検査にもなります。

しっかり検査していきましょう!!

 

今回はキャナイン-フィラリアキットを使用して検査しました。

抗凝固処理した血液をキットに1滴垂らします。

 

その後すぐに希釈液を2滴垂らします。

 

そのまま水平面に置き結果が出るまで10分待ちます。

 

10分待っている間に血液をヘマトクリット管に入れTP(総タンパク)やHt(血球容積)、血漿の色などを確認していきます。

 

結果がでました!!

 

学校犬はみんな陰性でした。

一番上のキットは陰性と陽性の違いを比べるためにフィラリアに感染した血液を検査しています。

 

写真では分かりづらいのですがTの部分にも線があらわれています。

このキットではTとC両方に線が出たら陽性になります。

陰性だとCのみに線がでます。

 

これで学校犬は安心して今年のフィラリア薬を投薬できます(*^^*)

飼育当番の皆様、ノミ・ダニ・フィラリアの薬を忘れずに投薬お願いします!!

 

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バイオ通信No.2191「白衣が届きました。」

みなさん、こんにちは。

 

5月中旬のことになりますが、1年生のバイオサイエンス実習で、購入した白衣を早速着てみました。

 

やはり、実習室では白衣ですね。

 

なかなか、お似合いですね。

これからは、白衣でビシッと実習していこう!

 

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わんにゃん通信No.1152「採血保定」

こんにちは(^_^)

 

フィラリア検査をするために学校犬の採血をしました。

今回は頸静脈(首)と外側伏在静脈(後ろ足)から採血します。

 

2年生に採血保定をしてもらいます。

 

採血した血液は固まらないようすぐに抗凝固剤入りチューブ(EDTA管)に入れて処理します。

 

あっという間に採血できました(*^∪^*)

ワンコ達が少しでも怖がらないようにフォローも完璧でした。

さすが2年生です!!

 

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バイオ通信No.2190「緩衝液を調製しました。」

1年生のバイオサイエンス実習でリン酸ナトリウム緩衝液を調製しました。

 

始めにpHメーターの校正です。pH標準液を使って2点校正します。

 

今回は、0.2mol/L NaH2PO4溶液、0.2mol/L Na2HPO4溶液を混ぜて

pHがpH6.4の緩衝液とpH7.2の緩衝液を調製します。

 

まず、元の溶液のpHを測定します。

pHがわかったら、片方の溶液をビーカーへ入れてpHを測定しながら、

もう一方の溶液を加えていき目的のpHへ合わせていきます。

 

pHの値を見ながら慎重に溶液を加えていきます。

 

どちらの溶液に加えていくのか。運命の分かれ道。

溶液のpH値と目的のpH値をよく考えないと。。。

Fight♪

 

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