湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2014.7.21

バイオ通信No.1313 「生化学実習(糖の定性)」

みなさん、こんにちは。2014JulTko.gif

2年生バイオコースの生化学実習もいよいよ最後となりました。

今回は、糖の定性試験。次回の実習が、実技試験なので、実習としては最後です。

実技試験のために、各自で実習を行いました。

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今回使用した糖は、キシロース、グルコース、フルクトース、ショ糖、マルトース、デンプンの6種類に、水を加えた7種類について定性試験を行いました。では、いくつか定性試験をご紹介します。


こちらは、有名なヨウ素デンプン反応。一番左の試験管が反応しているようです。

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こちらは、アントロン試験。糖であれば反応します。青緑色になります。真ん中の試験管に反応がないようです。

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今回の糖の定性試験では、強酸などの危険な試薬を使う以外に、反応させるためにこれも使います。

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沸騰水浴です。やけどに気をつけましょう。

沸騰水浴を使った定性試験では、ベネディクト試験があります。

還元糖であれば反応をします。写真ではわかりづらいですが、還元糖であれば赤色沈殿ができます。

今回使用した糖では、キシロース、グルコース、フルクトース、マルトースの4種類です。


左側の2本と右から2本目と3本目に赤色の沈殿ができています。

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このように、いくつかの定性試験を組み合わせて、同定をしていきます。

今回は、6種類の定性試験を行って、各自、同定を行いました。

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使用した試験管の本数が多いせいか、勘違いをした学生もいましたが、全員、無事、同定できました。

次回は、実技試験。今回のように上手くいかないかもしれませんが、頑張ってくださいね。

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