みなさん、こんにちは。
微生物学実習で、手洗いと手指消毒の効果を学ぶ実習が行われました。
手洗いは、衛生管理の基本中の基本です。
動物看護やバイオの分野は衛生管理をしっかりと行わなければならない分野ですから、しっかりとした手洗いと手指消毒の方法を身につけることは、重要ですね。
手洗い手技としては、以下の方法があります。
1 スクラブ法(洗浄法)
2 ラビング法(擦り込み法)
3 スワブ法(清拭法)
市販の薬用石鹸や消毒薬を使用して手洗いを行い、手形培地にスタンプして、自分の手洗い技術を確認します。
手形培地を培養すると・・・
見づらいかもしれませんが、白いポツポツがコロニーです。
実習では、手洗い前後の比較を行いました。
どのくらいのコロニー数か、カウントします。
みんな一生懸命に数えています。中には数千個のコロニーをカウントした人も・・・
次に興味があるコロニーを選び・・・
それをグラム染色して鏡検しました。
2度目のグラム染色なので、染色操作も顕微鏡操作も少しずつ慣れてきたようですね。
どのように見えているか、その一例を・・・
ごめんなさい。ピンぼけしちゃいました。
紫色に染色されていて、長細い形をしているので、グラム陽性桿菌ですね。
手洗い手技は基本中の基本、しっかりとした技術を身につけましょう。