みなさん、こんにちは。
今日は動物臨床検査学実習Ⅰの模様をお届けします。
この実習は、獣医師のSH先生と動物看護師のFM先生にご担当いただいています。
今日の実習の目的は、生物顕微鏡の正しい使用方法とミクロメータの使い方を再確認することで、全員がスムーズに顕微鏡下で「もの」の大きさを測定できるようになることが目標です。
最初に顕微鏡の使用法からです。
SK先生にご教授いただきながら、各自、顕微鏡で確認していきます。
次に接眼ミクロメータの校正を行います。
これが接眼ミクロメータ・・・接眼レンズにセットして使用します。
この目盛りを使って、顕微鏡下で「もの」の大きさを測定します。
このように接眼ミクロメータをセットして、使用します。
接眼ミクロメータはガラス製なので、扱い方を誤ると正しい測定ができなかったり、ハジが欠けてしまったり、割れてしまったりするおそれがあります。正しい装着方法を身につけましょう。
こちらは対物ミクロメータ・・・1mm を正確に100等分した目盛りがふられています。
これを基準に接眼ミクロメータの校正を行います。
こちらは接眼ミクロメータが正しく装着できたかどうかをチェックしているのかな?
対物ミクロメータを使って、接眼ミクロメータを校正しているところです。
重要なポイントです。正確に操作を行ってくださいね。
疑問点は先生に質問して、クリアにしていきます。
どうでしょう?理解できましたか?
これから寄生虫卵などの大きさを測定していきます。大きさというのも、何の寄生虫卵なのかを特定するときのひとつの重要な判断材料になります。正確に測定できるようにしておきましょう!!