みなさん、こんにちは。
前回のゲルろ過の続きです。
改めまして、実習の目的は、アミラーゼの分子量測定です。
前回は、色ばかりが気になってしまい、本題を忘れるところでした。すみません。
今回測定するアミラーゼは、唾液中に含まれるアミラーゼです。
したがって、当然、色はついていません。
色つきの物質と混ぜて、ゲルろ過をしたので、当然、分離はされているのですが・・・。
はて?はて??
アミラーゼは、どこに???
アミラーゼは、消化酵素でデンプンを分解します。
今回はこれを利用して、アミラーゼの場所を特定しました。
しかし、デンプンが分解されたことは、どうやって確認するの?
これも有名な反応を利用します。
デンプンの検出方法のヨウ素-デンプン反応です。
ヨウ素とデンプンが反応して、紫色(青紫 ~赤褐色)になります。
デンプンがないと紫色(青紫 ~赤褐色)になりません。
結果は、
紫色の部分と透明な部分を発見!
無事にアミラーゼの位置を確認でき、分子量を求めることができました。
2年生のみなさん、お疲れ様でした。
おまけ
50本ほどの試験管を並べて確認した班もありました。
確認できたかな?