1年生の微生物学実習で細胞変性効果(CPE)の観察を行いました。
マウスから腎臓を取り出し、初代単層培養します。
1週間培養して細胞が培養プレート底面いっぱいに増殖されたら、ウイルス液を希釈して培養している細胞に入れます。
今回はマウスアデノウイルスをマウス腎臓細胞へ感染させました。
細胞は倒立顕微鏡で観察します。
感染する前の細胞・・・全体に伸びています。
感染した細胞は・・・
円形化したり、膨らんだりして全体に広がっていた細胞に隙間が空いて、丸くなった細胞がたくさん見られるようになります。
右下はまだ変性していない細胞が見られますが、左上半分には細胞の変性している様子が観察できます。
右下はまだ変性していない細胞が見られますが、左上半分には細胞の変性している様子が観察できます。
ウイルスは宿主の種類によって細菌ウイルス、動物ウイルス、植物ウイルスに分けられます。
微生物学実習では細菌ウイルス(バクテリオファージ)と動物ウイルスを取り扱いました。
ウイルスについてちょっとは理解できたかな?