1年生の微生物学実習ではバクテリオファージについての実験を行いました。
バクテリオファージ(ファージ)とは、細菌を宿主とするウイルスをいいます。
今回はプラーク形成法によってファージ数を求めました。
まず、ファージ液を希釈していきます。
ファージは単独では増殖できず宿主菌の細胞内でのみ増殖します。
希釈したファージ液と宿主菌を軟寒天培地へ入れて、平板培地に重層します。
37℃で培養します。
・・・次の日、プラークを数えます。
・・・次の日、プラークを数えます。
ファージが宿主菌に中で増殖し、溶菌するとプラークを形成します。
半透明になっているところがプラークです。
半透明になっているところがプラークです。
ファージ原液にはファージがいっぱいいるので左上のシャーレのように全体に半透明に。
逆に希釈をたくさんしたものにはプラークが見られません。(左下)
プラーク数をかぞえて、希釈倍数をかけると原液のファージ数が求められます。
ファージ数はpfu/ml、PFU(plaque forming unit)で表します。
試験に出るかもよぉ。
計算はしっかり出来るように復習して下さいne。。(^_^)v