1年生の微生物学実習では最後に実技試験があります。
1日目は分離培養です。
2種類の菌が混合された菌液を使って、分離培養を行います。
白金耳、試験管の火炎滅菌、試験管、
培地の持ち方、分離培養方法など、基本の操作がチェックされます。
バイオ技術者には無菌操作は欠かせません。
しっかりと身につけていきましょう。
1年生の微生物学実習では最後に実技試験があります。
1日目は分離培養です。
2種類の菌が混合された菌液を使って、分離培養を行います。
白金耳、試験管の火炎滅菌、試験管、
培地の持ち方、分離培養方法など、基本の操作がチェックされます。
バイオ技術者には無菌操作は欠かせません。
しっかりと身につけていきましょう。
みなさん、こんにちは。
1年生の「微生物学実習」で、生菌数の測定を行いました。
まずは、滅菌生理食塩水を試験管に一定量ずつ分注していきます。
それを使って、菌液を段階希釈していきます。
希釈菌液から一定量分取し、平板に塗布して培養します。
培養後に形成されたコロニー数から、菌液中の生菌数を求めます。
計算もしっかりと覚えておきましょうね。
1年生の微生物学実習で鼻腔内常在ブドウ球菌の検出を行いました。
自分の鼻腔内の菌を培養します。
まず、滅菌綿棒に生理食塩水を含ませます。
綿棒を鼻前庭へこすりつけ菌を採取します。
10%卵黄加マンニット食塩寒天培地へ、綿棒の菌を塗ります。
残りの菌をスライドグラスへ塗り、グラム染色へ。
白金耳で全体に広げます。
グラム陽性球菌を確認します。
マンニット食塩寒天培地は、37℃ふ卵器で培養します。
マンニット食塩寒天培地には、7.5%塩化ナトリウム、マンニットが含まれています。
ブドウ球菌は、塩化ナトリウムの入っている培地によく発育します。
黄色ブドウ球菌は、培地中のマンニットを分解し酸を産生します。
指示薬のフェノールレッドにより、コロニーと培地が黄変すれば、
マンニットを分解する黄色ブドウ球菌と判定できます。
一方、マンニット非分解性のブドウ球菌は、白色のコロニーを作るので、
コロニーも培地の色も変化しません。
培養後、何色のコロニーが見られるでしょうか。。。
皆さん、こんにちは☺
愛玩動物看護学科1年生の、微生物学実習の様子をお伝えします。
この実習では、実際に微生物を取り扱いながら、
細菌や菌類、ウイルス、
また、寒天粉末培地の作製方法や、
器具の使用方法などの知識も身に付けます。
今回は、
グラム染色は、細菌を「赤色」と「青色」
染色した細菌を顕微鏡を使って、色、形などを観察し、
どういった細菌なのかを確認します。
まずは、デモンストレーションを見て、しっかりメモを取ります。
染色時間も大切です。
班ごとに時間を確認しながら染色を行なっています。
染色した細菌を顕微鏡使用して観察しています。
うまく染色できたでしょうか。
大学病院や大きな動物病院では、
遺伝子検査や細菌検査を行うことがあります。
将来そういった病院でも、
「活躍できる愛玩動物看護師」になるため、
しっかりと学びましょう。
実習を通して、様々な知識を身に付けて欲しいと思います♬
1年生の微生物学実習で、
手洗いチェッカーを使用した手洗いチェックを行いました。
専用ローションを手に取り、手全体に擦りこみます。
このローションを汚れに見立てて、手洗いを行います。
ローションは、チェッカーのライトを当てると白く光ります。
手洗いしたらチェックします。
少し白く光っていますね。
洗い残しがあるようです。
チェック表に光ったところを記録します。
普段の手洗いでの自分の洗い方の癖が確認できます。
意外なところが光っていたりします。
爪、指と指の間、手のひらの真ん中、
手首などに汚れが残りやすいようです。
手洗いは感染予防、無菌操作に大切な作業です。
しっかりとした手洗いが出来る技術者を目指します。
みなさん、こんにちは。
微生物学実習で、植菌した培地の培養後をご覧ください。
まずは、斜面培地の培養後です。
斜面培地の表面に菌が増殖しているのがわかりますか?
次に液体培地の培養後です。
比較のため、
培養前の液体培地(写真上)と、
培養後の液体培地(写真下)を一緒に撮りました。
液体培地が菌体の増殖により、濁っていますね。
最後に平板培地での分離培養後です。
写真ではよくわかりにくいのですが、
2種の混合菌液から分離培養しているので、
分離がうまくいっていると、
2種の異なるコロニーが見られます。
高層培地で穿刺培養も行いました。
写真がうまく撮れなかったので、写真はありません・・・。
穿刺培養では、菌の運動性やガスの発生などを観察できます。
応用生物科学科、愛玩動物看護学科は、
それぞれ違った立場で微生物と向き合いますが、
二学科とも、目に見えない微生物の取扱い方等もしっかりと身につけてくださいね。