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応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 糖の定性

バイオ通信No.2209「生化学実習10」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、糖の定性を行いました。

それでは、糖の呈色反応をご覧ください。

 

今回使用した糖はキシロース、グルコース、フルクトース、ショ糖、マルトース、デンプンと比較の為の水です。

糖の性質を利用した定性試験になります。

 

まずは、準備のようすです。

 

それでは最初の糖の定性試験は、アントロン試験です。糖であれば青緑色に反応します。

水以外は反応します。

 

次はベネディクト試験です。還元糖であれば赤色の沈殿があります。

少し濁っているのがわかりますか。キシロース、グルコース、フルクトース、マルトースが反応します。

 

次はヨウ素デンプン反応です。もちろんデンプンと反応します。

 

次はバールフェズ試験です。単糖類であれば赤色の沈殿ができます。

キシロース、グルコース、フルクトースです。

 

次はセリワノフ試験です。ケトースが反応します。フルクトースです。

2つ反応が出ていますが、ショ糖にもフルクトースが含まれるので、擬陽性を示します。

色の濃さもポイントですね。

 

最後はビアル試験です。ペントース(五炭糖)が反応します。緑青色です。キシロースです。

 

ビアル試験は色の変化があるので、おもしろい反応です。黄色→緑色→青色に変化します。

 

ちょっと焦ってしまい、ぼけてしまいました。すみません。

 

結果発表です。

左から順に水、フルクトース、キシロース、ショ糖、デンプン、マルトース、グルコースになります。

みなさん、いかがでしたか。2年生は、無事に定性できました。

 

2年生のみなさん、糖の性質をしっかり理解しておきましょう。

 

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