湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 生化学

わんにゃん通信No.1414「生化学実習4-2」

みなさん、こんにちは。

今回の動物看護コース2年生の生化学実習は、基本操作の確認を行いました。

生化学実習で使用する機器、器具の使用方法を中心に取り組みました。

機器の取り扱いは、とても大切なことです。しっかり確認をしながら取り扱っていきましょう。

 

機器の説明のあと、実際に測定を行いました。班員で確認しながら、行っていました。

 

この(^^)vは、きっと取り扱いは大丈夫の合図でしょう?????

動物看護コースのみなさん、今回使用した機器は、生化学実習ではよく使用しますので、

使用方法はしっかり覚えておいてくださいね。

 

今回の実習は、初めて使用する機器もあり、使用したことのある機器もありました。

機器は、簡単に使用できそうに思いがちですが、気を抜いてしまうと、うっかりミスがよくあります。

しっかりと取り組んでいきましょう。

 

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バイオ通信No.2725「生化学実習4-1」

みなさん、こんにちは。

バイオコース2年生の生化学実習では、いよいよ酵素の実習が始まりました。

 

初回の実習は、酵素の活性測定を行いました。

酵素の性質を理解するとともに、実習を行うにあたっていろいろなことを考えて実習を進めていきます。

バイオコース2年生のみなさん、ただ実習を行っていくだけではなく、しっかり考えていきましょう。

 

では、実習の様子を少しご覧ください。今回は、試薬の調製からスタートです。

 

試薬の調製後、酵素実習を行っていきます。黙々と取り組んでいきます。

 

結果の予想ができるくらいになると、少し余裕ができたみたいです。

2年生のみなさん、初回の酵素の実習は、いかがでしたか?

あと3回、酵素実習は続きますので、頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1410「生化学実習3-2」

みなさん、こんにちは。

「生化学実習3-1」の続きです。今回は、RNAの分離を行いました。

最初に分離操作の流れを少しご覧ください。

 

動物看護コースの2年生も、楽しそうに頑張ってます。

 

では、前回の続きからです。

 

この液を遠心すると、こうなりました。3層に分離します。

DNAの分離でも3層に分かれましたが、DNAでは下層が透明でしたが、

今回は少し黒っぽくなってることに驚いたようです。

 

上層と中間層を回収し、遠心をしました。

少し白く濁っている上層にRNAが存在します。

 

薬品を加えて、いよいよRNAの分離です。

DNAの分離ではガラス棒で巻き取りができましたが、RNAは遠心により回収します。

 

白い沈殿がRNAになります。遠心管から取り出し、保存しました。

今回も、RNAが分離できました。

 

2回にわたり、核酸(DNA、RNA)の分離をご紹介しました。

DNA、RNAの化学的性質などがよくわかる実習だと私は思っています。

2年生のみなさんは、いかがでしたか。

知識で得たことが現象として確認できると理解もしやすくなると思います。

2年生のみなさん、少しずつ考えながら取り組んでいきましょう。

 

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バイオ通信No.2722「生化学実習3-1」

みなさん、こんにちは。

前回の実習では、DNAの分離を行いました。

今回の生化学実習は、RNAの分離です。さて、今回もうまく分離できるでしょうか。

今回もバイオ通信、わんにゃん通信と分けてご紹介します。2コース分なので、すみません。

では、実習の様子をご紹介します。

 

DNAの分離と同じような操作になります。

まずは、ブタの肝臓を細かくしていきます。

 

次にホモジナイザーで細胞を壊していきます。

2回目なので、機器の取り扱いも慣れてきました。

 

ホモジナイザー後、遠心をします。ここまでは、DNAの分離と同様です。

遠心後、DNAでは沈殿が必要でしたが、今回は上清が必要になります。

 

上清に薬品を入れて、分離させていきます。

除タンパク操作です。前回と同様にフリフリしていきます。力が入ってますね。

 

振り終わったあとは、こんな感じです。使う薬品も少し違います。

この液を遠心します。さてどのように分離されるでしょう。

この続きは、わんにゃん通信「生化学実習3-2」でご紹介します。

引き続き、ご覧ください。

 

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バイオ通信No.2717「生化学実習2」

みんさん、こんにちは。

「わんにゃん通信・生化学実習1」からの続きです。

生化学実習1からの続きで見ていただき、ありがとうございます。

生化学実習2からご覧の方は、わんにゃん通信・生化学実習1からご覧いただければ幸いです。

それでは、撹拌からのつづきです。

 

撹拌後、遠心をします。

遠心をすると3層に分かれます。

上から順に、水層(DNA)→中間層(変性蛋白質)→クロロホルム層に分かれます。

 

水層(DNA)を回収し、もう一度撹拌を行い、遠心をします。

 

3層に分かれます。中間層の変性蛋白質が少なくなっています。

 

水層(DNA)をビーカーに丁寧に回収します。

 

そして、いよいよ水層(DNA)に薬品をいれると、DNAが析出します。

ガラス棒に巻き付けて回収しました。

無事に、全班、DNAを分離できました。

 

今回の実習は、遠心操作も多く、ちょっと待ち時間が多かったので、待ち時間の様子も少しだけ。

2年生のみなさん、初回の実習から少し大変だったと思いますが、頑張っていきましょう。

 

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わんにゃん通信No.1406「生化学実習1」

みなさん、こんにちは。

新学年が始まりました。

今回は、2年生の生化学実習の様子をご紹介します。

初回の実習は、「DNAの分離」です。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

初回の実習なので、多めに写真を撮りましたのご紹介します。

まずは、細胞をホモジナイザーで破砕していきます。

 

破砕後、遠心をしました。

 

上清を捨てて、沈殿に薬品を入れます。写真ではわかりませんが、少し粘性がでてきます。

 

これを遠心します。

 

DNAは、上清にあるので、上清を回収します。

慎重に慎重に回収をします。あまりに真剣だったので、多く写真を撮ってしまいました。

 

回収した上清に薬品を入れ、撹拌をします。この実習では一つのポイントになります。

頑張って撹拌しています。

撹拌後、遠心をします。

 

少し長くなってきましたので、この続きは、バイオ通信「生化学実習2」でご紹介します。

よろしければ、バイオ通信「生化学実習2」をご覧ください。

分離したDNAは、どんな感じに見えるのかな?

 

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バイオ通信No.2624「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。

 

今回の生化学実習(バイオコース2年生)は、糖の定性試験を行いました。

よろしければ、みなさんも考えてみてください。

それでは、早速、実習で行った定性試験をみていきたいと思います。

 

今回使用した糖の一覧です。

定性を行うにあたって、分類や性質を少し加えてみました。

 

1~7の試験管には、上記の糖溶液が1種類ずつ入っています。

 

今回行う定性試験です。色の変化や沈殿が生じます。

 

それでは、それぞれの定性試験をみていきましょう。

一番左側の試験管は、各定性試験の呈色試薬です。

色の変化などの参考にしてください。

左から2番目の試験管から1番、2番、3番・・・の番号順になります。

 

まずは、アントロン試験の結果です。

糖であれば反応します。

2番の試験管は反応がないようです。

 

ベネディクト試験です。

還元性であれば反応します。

3、4、6、7番が濁っているので、沈殿があるようですね。

 

バールフェズ試験です。

単糖類であれば反応します。

ベネディクト試験と同様に3、6、7番が少し濁っているのがわかりますか。

3、6、7番に沈殿があります。

 

セリワノフ試験です。

ケトースであれば反応します。

5、7番が赤色になっています。

色の濃さに注意です。

 

ビアル試験です。

ペントースであれば反応します。

6番の試験管が緑青色に変化しています。

 

最後にヨウ素デンプン反応です。

デンプンと反応して青紫色になります。

 

定性試験の結果を一覧表にしてみました。

定性試験の特定の反応があった試験管は〇にしました。

セリワノフ試験で5番と7番に反応が出ていますので、他の定性試験も参考にして判断をしてみてください。

色の濃さが違うので、薄い試験管(5番)を△にしました。

 

では、結果発表です。

1番:デンプン、2番:水、3番:グルコース、4番:マルトース、

5番:ショ糖、6番:キシロース、7番:フルクトースになります。

 

2年生も無事に同定できました。

みなさん、お疲れ様でした。

 

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バイオ通信No.2617「生化学実習8」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーです。

ゲルろ過クロマトグラフィーは、分子量の違いによってタンパク質を分離する方法です。

今回は、唾液アミラーゼの分子量測定を行いました。

 

最初にカラムにゲルを詰めていきます。

 

ゲルを詰め終わると、慎重にサンプルをゲル面にのせます。

 

そして分離の開始です。

今回使用した分子量標準液には色がついていますので、分離の様子がわかりやすいです。

ゲルろ過クロマトグラフィーの特徴である大きい分子(青色)から分離していきます。

 

早速、分離が始まりました。下から青色→赤色→黄色の順になっています。

一番小さい分子(黄色)が溶出をして終了です。

 

順番に溶出してきた溶液を試験管に回収しました。

こんな感じになりました。

青色、赤色、黄色に分離されているのがわかりますか。

今回の目的である唾液アミラーゼは、無色なので、このままでは、わかりません。

アミラーゼの確認のために、ヨウ素デンプン反応を行いました。

 

ヨウ素デンプン反応は、紫色になりますが、

アミラーゼと反応させるとデンプンが分解されて紫色になりません。

回収した溶液とデンプンを反応させ、ヨウ素デンプン反応を行いました。

ちょっとわかりづらいですが、色が抜けている試験管がわかりますか。

試験管立ての真ん中あたりの試験管にアミラーゼが存在するようです。

アミラーゼの存在が確認できたので、グラフを作成し、唾液アミラーゼの分子量を求めました。

ちょっと終了時間をオーバーしましたが、良い結果を得ることができました。

2年生のみなさん、次回は電気泳動です。この調子で頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2616「生化学実習7」

みなさん、こんにちは。

前回のバイオコース2年生の生化学実習では、卵白アルブミンの分離を行いました。

今回は、分離した卵白アルブミンの定量を行いました。脱塩もしっかりできているようでした。

 

それでは、早速ですが、先ずは吸収スペクトルの作成を行いました。

少しわかりづらいですが、280nm付近に極大吸収波長があるようです。

280nmは、タンパク質の極大吸収波長になります。

 

参考までにこちらは、DNAの吸収スペクトルです。

260nm付近に極大吸収波長があります。

 

次に卵白アルブミンの定量を行いました。

今回の定量方法は、ビウレット法です。

2年生にとっては、お馴染みの検量線法です。

今回も無事に卵白アルブミンの確認と定量を行うことができました。

 

2年生のみなさん、お疲れ様でした。

次回は、ゲルろ過クロマトグラフィーです。

頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2612「生化学実習6」

みなさん、こんにちは。

2期も始まり、2年生の生化学実習もコース別になり、

バイオコースの今回の実習は、卵白アルブミンの分離を行いました。

 

まずは、卵を卵白と卵黄に分け、卵白をろ過します。

 

ろ液に酢酸を加えると、タンパク質が変性してきました。

 

遠心をして、上清を回収しました。

 

次に卵白に含まれるグロブリンを沈殿させ除きます。

 

これを遠心し、上清に硫安を加え、アルブミンを析出させます。

 

真っ白な沈殿がでてきました。

 

遠心により、沈殿を回収し、水に溶解して透析を行いました。

 

脱塩(透析)後、次回の実習でタンパク質の定量を行います。

分離操作は、物質を性質を利用することも多く、物質を理解する上では、勉強になりますね。

2年生のみなさん、しっかり頑張っていきましょう。

 

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