湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 手洗い

バイオ通信 No.2956「微生物学実習・手洗いと手指消毒2」

1年生の微生物学実習で手形培地へ手洗い前と消毒後の手指の菌を培養しました。

 

培養後の手形培地がこちらです。
手洗い前より後の方がたくさんの菌が見られたり。

 

消毒後には全く菌が見られなかったり。

 

とりあえず、菌数をカウントします。

 

いくつかコロニーを選び、グラム染色を行います。

 

グラム陽性球菌が見られました。

 

グラム陽性の長い桿菌も見られました。

 

グラム陰性桿菌も見られました。

手指に見られる菌は紫(青)に染まるグラム陽性菌が多いようでした。
ピンク(赤)に染まるグラム陰性菌はあまり見られませんでした。
手洗いの効果は速乾性擦式消毒薬、80%消毒用アルコール綿の順に消毒効果が高かったです。

ハンドソープは液体も泡タイプもあまり除菌効果に違いはなく、
すすぎが十分でないことによる手洗い後の方が菌数が多くなるという現象がおきていました。
きちんとした手洗い方法を行えばかなりの除菌効果が得られます。

泡立てるだけではなく15秒以上のすすぎが必要であるということがわかりました。
最初に触る蛇口を最後に触ってしまうとまた菌が付着する可能性がありますのでお気を付けください。
手洗い方法をしっかりと身につけて実習していきましょう。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2955「微生物学実習・手洗いと手指消毒1」

1年生の微生物学実習で手指の常在菌を手洗いまたは消毒薬で除菌し、除菌できているのかを調べました。

前回は、手洗いチェッカーで自分の手洗いの癖を確認しました。

今度は、手指の菌を手形培地で培養して調べます。

手を洗う前に培地へ手のひらを密着させます。

 

今回使用する消毒薬です。

ハンドソープ液体と泡、速乾性擦式消毒薬、

消毒用アルコール綿、30%アルコール綿の5種類です。

 

液体ハンドソープで手洗いを行います。

 

指の間もしっかりと洗います。

 

こちらは泡ハンドソープです。

 

速乾性擦式消毒薬は一回分を手全体に擦りこみます。

 

アルコール綿で手を隅々まで拭き取ります。

 

手洗いか消毒後もう一枚の手形培地へ手のひらを密着させます。

37℃ふ卵器で一晩培養します。

手洗い前と手洗い後。違いが出るでしょうか。。。

楽しみ♪ですね

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2950「微生物学実習・手洗いチェック」

1年生の微生物学実習で、

手洗いチェッカーを使用した手洗いチェックを行いました。

 

専用ローションを手に取り、手全体に擦りこみます。

このローションを汚れに見立てて、手洗いを行います。

 

ローションは、チェッカーのライトを当てると白く光ります。

 

手洗いしたらチェックします。

 

少し白く光っていますね。

洗い残しがあるようです。

 

チェック表に光ったところを記録します。

 

普段の手洗いでの自分の洗い方の癖が確認できます。

意外なところが光っていたりします。

 

爪、指と指の間、手のひらの真ん中、

手首などに汚れが残りやすいようです。

 

手洗いは感染予防、無菌操作に大切な作業です。

 

しっかりとした手洗いが出来る技術者を目指します。

 

↓↓クリックお願いします


バイオ通信No.2786「手洗いチェック」

みなさん、こんにちは。

 

微生物学実習で、手洗いチェックを行いました。

ふだんの自分の手洗いで、

洗い残しがないかどうかをチェックします。

 

蛍光剤を手に塗り広げて手洗いをした後、チェックします。

 

洗い残しが思ったよりあるので、

手洗いを仕方をどうしたらよいか、

各自で改善点や課題を確認していました。

 

↓↓クリックお願いします

 


バイオ通信 No.2646「準備始めました。」

2年生は学園祭展示発表用の準備を始めました。

個人ごとにテーマを決めて発表します。

このチームは手洗いについて実験して、その内容を発表するようです。

 

手を洗う前に培地へ密着させます。

 

次に手を洗ったり、消毒したり条件を変えて培地へ密着させます。

37℃孵卵器、室温で培養します。

どんな細菌が増殖するでしょうか。。。

お楽しみに♪

 

↓↓クリックお願いします