湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 微生物

バイオ通信No.2662「グラム染色操作」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科1年生の「微生物学実習」で、グラム染色を行いました。

 

先日、分離培養の操作を経験しましたが、培養後のプレートがこれです。

写真がわかりづらいですが、白い小さなコロニーとベージュがかった

少し透明感のあるコロニーの2種類があるのが、おわかりになりますでしょうか!?

 

それぞれから釣菌してスライドグラスに取り、それを火炎固定した後・・・

 

グラム染色をしました。

 

この日の実習は、他にも盛りだくさんの内容だったので、

残念ながらこの日は顕微鏡で鏡検できませんでした。

どのように観察できたかは、後日改めてお届けしますね。

(でも、1000倍の顕微鏡写真の撮影は、難しいんだよな・・・)

 

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バイオ通信No.2649「培地調製とグラム染色液の作製」

みなさん、こんにちは。

1年生の微生物学実習で、培地調製とグラム染色液の作製を行いました。

 

はじめに培地調製から・・・

先生に指名された学生が、全体の前で作業手順の確認をします。

 

今回は、斜面培地と高層培地、液体培地(ブイヨン培地)を作製します。

斜面培地と高層培地は寒天が入っているので、加温溶解してからそれぞれ試験管に分注します。

液体培地(ブイヨン培地)は溶解したら、そのまま試験管に分注です。

 

分注後は硫酸紙で試験管を試験管ごと包んで、オートクレーブ(121℃ 15分)にかけます。

オートクレーブ後は、斜面培地はこのようにして固まらせて、斜面にします。

 

高層培地と・・・

 

液体培地(ブイヨン培地)は試験管立てに立てたまま、冷却します。

 

続いて、グラム染色液も調製します。

クリスタルバイオレットとサフラニンは、色がきついので、写真はありません

が、ルゴール液は・・・

 

分注するだけの脱色用のエタノールは・・・

 

指を紫や赤にしながら、グラム染色で使用する試薬をすべて完成することができました。

これからこれらの試薬を使って、グラム染色を行っていきます。

バイオでも、動物看護でも知っておくべき基本的な事項ですので、しっかり覚えておいてくださいね。

 

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バイオ通信No.2644「白金線、白金耳づくりとピペットの紙巻き」

みなさん、こんにちは。

今年度も微生物学実習がはじまりました。

初回は、微生物の培養でこれから何度も使用する「白金線」と「白金耳」づくりです。

 

特に白金耳を作るときには、少しテクニックがいります。

ふだんはあまり使わないであろう!? ラジオペンチで適度な大きさのループを作ります。

 

これが意外に難しい・・・

白金耳の作り方にもその人の個性が表れるな!?なんて、考えていました。

しかし、上手にできている人が多かったように思います。

 

次にピペットの紙巻きです。

「今どきそんなことしないだろ~。」という声が聞こえてきそうですが、これも経験です。

 

いろいろなことを知っているのは、悪いことではありません。

 

紙巻き後は、滅菌缶に入れ、後日、乾熱滅菌をします。

これからいろいろなことを経験して、技術をしっかりと吸収していってくださいね!

 

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バイオ通信No.2634「仕事の学び場2日目 その1」

みなさん、こんにちは。

バイオコースの仕事の学び場2日目は、微生物(細菌)コロニーの観察とグラム染色からスタートです。

1日目に、手洗い(消毒)前の手と手洗い(消毒)後の手を手形培地につけ、その培地を培養しておきました。

 

全体のコロニー観察を終えたら、グラム染色をしてみたいコロニーから、

滅菌つま楊枝で、スライドグラスに釣菌します。

 

そのスライドグラスを火炎固定します。

 

ビクトリアブルー、ピクリン酸アルコール溶液・・・

 

そして、フクシンの順に染色していきます。

 

染色後は、油浸1000倍で鏡検します。

 

スマートフォンで記録に残す高校生も多く見られました。

最近のスマートフォンのカメラは、性能がいいですね。

細菌を見て、どのように感じたでしょうか?

 

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