湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

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バイオ通信No.2904「2024年度(令和6) 実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)正解予想」

みなさん、こんにちは。

 

8月4日(日)に開催された

実験動物2級技術者資格認定試験(学科試験)の

正解予想を作成してみましたので、参考にしてください。

 

この学校も神奈川会場でしたが、

受験されたみなさんは酷暑の中、

お疲れさまでした。

 

試験勉強は大変だったのではないかと思います。

とにかく、数日は気持ちだけでも、ゆっくりと休みましょう。

 

社会人の受験生の方は特に、仕事を休めませんからね。

 

卒業生の受験生(MHさん)に

久しぶりにお会いできたのも、うれしかったです。

 

なお、予想の誤り等がありましたら、

コメントからご連絡をいただけると幸いです。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

[総論]

問 1~ 25 31323 22341 12441 42334 41441

問26~ 50 13321 12332 13113 42314 21343

問51~ 75 24242 23443 12314 21341 33134

問76~100 32134 43342 33344 33244 12213

 

 

[各論(マウス・ラット・その他の齧歯類)]

問 1~25 44132 21422 44311 41432 32334

問26~50 24333 23234 32341 11331 21234

 

 

追伸 当学科2年生の受験生6名は全員、無事に学科試験を通過できる得点ですね。

学科試験合格発表をおちついて待てそうです。

もう少ししたら、実技試験へ向けて、時間に充分なゆとりを持ってじっくりと準備をはじめましょう。

 

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バイオ通信No.2903「2024年度 実験動物2級技術者資格認定試験」

みなさん、こんにちは。

 

いよいよ明日は、

実験動物2級技術者資格認定試験の日です。

 

応用生物科学科からは、

2年生6名が受験します。

これまで、10回あまりの模擬試験を繰り返してきましたが、

試験本番で、自己ベストの得点が出せるといいですね。

試験終了後に受験者全員が、

「やり切った!!」

という気持ちになれるといいなと思っています。

 

応援しています。

 

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バイオ通信No.2902「生化学実習10」

みなさん、こんにちは。

 

今回の2年生の生化学実習では、

タンパク質の定量を行いました。

 

使用したタンパク質は、

前回分離し透析した卵白アルブミン水溶液です。

 

久しぶりに使用試薬の調製から行いました。

 

同時にサンプルの調製も行いました。

 

最初に、吸収スペクトルの作成を行いました。

 

タンパク質の極大吸収波長の280nmは確認できたかな。

 

卵白アルブミン水溶液の吸収スペクトルです。

280nm付近に極大吸収がでていますね。

 

2年生は、手書きの吸収スペクトルを作成中。

さらに、紫外吸収法により

卵白アルブミンの定量(計算法)を行いました。

 

次に比色分析による定量を行いました。

 

今回は、タンパク質なので、

ビウレット法によりタンパク質の定量(検量線法)を行いました。

 

タンパク質標準液のビウレット反応です。

濃度により色の濃さが変わります。

 

サンプルのビウレット反応です。

サンプルも濃度を変えて測定をします。

 

測定終了後、

お互いの測定データについて意見交換かな。

 

今年の2年生は、班だけではなく、

みんなで取り組むことが多いです。

 

共通認識がもてるので、いい傾向だと思います。

 

十分な結果が得られ、

卵白アルブミンの定量ができました。

 

2年生のみなさん、

この調子で頑張っていきましょう。

 

タンパク質の実習は、あと2回続きます。

しっかり取り組んでいきましょう。

 

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バイオ通信No.2901「2024年度 神奈川県毒物劇物取扱者試験合格発表」

去る6月30日(日)に実施された

神奈川県毒物劇物取扱者試験の合格発表が、

7月23日(火)に行われました。

 

当学科学生は、例年、

最も難易度が高い一般を受験しておりますが、

受験者6名のうち、5名が合格しました。

 

不合格だった1名も、

あと2問正解していれば合格でした。

 

「受験者全員合格できるかな。」

 

と思っていたので、

不合格者にはかわいそうな思いをさせてしまいました。

 

ごめんなさい。

 

今回、不合格だった受験者はこの悔しさをバネに、

「埼玉県毒物劇物取扱者試験で、必ず合格するぞ。」、

と決意を新たにしているようでした。

 

そして、合格者のみなさん、

おめでとうございました。

 

早くも国家資格を1つ手に入れましたね。

よく頑張りました。

 

今回の経験で自信を深め、

(不合格者は悔しさをバネに・・・)、

次の危険物取扱者試験(10月27日)の合格へ向けて、

勉強を重ねていきましょう。

 

応援しています。

 

 

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バイオ通信No.2900「2024年度 進路決定者紹介 その1」

みなさん、こんにちは。

 

これから、就職先が決定している学生を紹介していきます。

(本人からの同意をいただけた学生のみ)

 

今年度の一人目は、

ニプロ株式会社に内々定しているKHさんです。

 

それでは、KHさんにインタビューしてみましょう。

※本人が作成してくれた内容をそのまま掲載しています。

 

―――「就職活動はどうでしたか?」

 

最初は、正直不安でした。

 

1年生の冬休み前から企業研究や自己分析をはじめましたが、

なにから手を付ければいいのか分からず、

自分の進路は、はたして決まるのかとも、考え込むこともありました。

 

しかし、いざ採用試験に臨むことが決まると、

同じように就職を目指すクラスメイトや先生、

キャリア支援室のサポートもあり、

就職活動は順調に進み、

同時に就職希望先の仕事内容に段々と興味が湧くようになっていきました。

 

実際に面接では、

自分がいかにこの会社に入社したいか、

ということを強く伝えるための後押しにもなってくれました。

 

昔と今の自分を比べると、

就職活動を経験した今の自分は、

身も心も引き締まって、

人間的に少し成長したと思います。

 

―――「卒業後はどんな仕事に携わりますか?」

 

再生医療に関わる仕事に携わります。

 

患者様の脊髄液に含まれる

幹細胞を培養して増やすことが、

主な仕事になります。

 

直接患者様にお目にかかることはありませんが、

患者様の人生に係わり、

患者様を支えるご家族・ご友人などの思いに応えるためにも、

自分の培養技術を磨く努力をしていこうと思っています。

 

―――「将来の夢は?」

 

自分の将来像としては、

周りの人から信頼され、

自分の技術が認められるような人になりたいと思っています。

 

患者様のために全力を尽くし、

自分自身を磨く努力を常に欠かさず、成長させ、

自分の仕事へのやりがいを実感したいです。

 

―――「ブログを見てくれている人へのメッセージをお願いします。

 

私は幸いにも、

これからの人生を決める就職で、

第一志望の会社に内々定することができました。

 

しかし、人生は、

自分の思うようにいかないことも多いと思います。

 

特に進路は、人生において重要なものなのに、

努力しても第一志望に通るとは限りません。

 

私は第一志望に決まることが大切なのではなく、

それは単にスタートラインに立っただけで、

入ってからの自分の行動の方がとても重要なのだと思っています。

 

例えば、

ワンランク下の学校へ行ったとしても、

上位の成績を目指したり、

 

専門学校だったら、

できるだけ多くの資格取得を目指したり、

難しい資格にチャレンジしたり、

 

今そこでできる最大限の努力をすることが、

大切なのだと思います。

 

自分の人生に後悔を残さないよう、

現時点の自分をかっこよくさせる努力をしてあげてください。

 

―――KHさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

 

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バイオ通信 No.2899「ハイブリダイゼーション」

2年生の遺伝子工学実習で、

コロニーハイブリダイゼーションを行いました。

 

形質転換した菌が生えているシャーレに

メンブレンフィルターを密着させて、

コロニーの細菌をメンブレンに写し取ります。

 

写し取った細菌を処理して、

1本鎖にしたDNA分子を

メンブレンフィルターへ固定します。

 

以前行った、

サザンブロッティングのメンブレンフィルターと共に、

ハイブリダイゼーションを行います。

 

ハイブリダイゼーションでは、

塩基配列の相補性を利用して、

特定の塩基配列や遺伝子が検出できます。

 

コロニーハイブリダイゼーションでは、

メンブレン上に写し取ったコロニー内に、

目的の遺伝子が存在するかどうかがわかります。

 

サザンブロッティングしたメンブレンでは、

目的の遺伝子の存在と、

そのDNA断片の大きさもわかります。

 

検出するには、

標的となる特定の配列のすべて、

または、

一部に対して相補的な一本鎖DNA(RNA)をもとに

作製された標識プローブを用います。

 

メンブレンフィルターに固定された一本鎖DNAと

標識プローブの塩基配列が同じ、または似ていれば、

相補的に二本鎖を形成します。

 

今回の標識プローブは、

酵素が標識してあるので、

基質と反応させて発色を得ます。

 

発色しているところには、

目的の遺伝子が存在していることになります。

 

コロニーハイブリダイゼーション↓

 

サザンハイブリダイゼーション↓

 

コロニーハイブリダイゼーションで

発色している場所のコロニーを培養すると、

目的の遺伝子を持つ細菌が得られます。

 

サザンハイブリダイゼーションで

発色しているDNA断片は目的の遺伝子と、

同じ塩基配列を持つことがわかります。

 

操作が多く、

時間がかかり、

発色するまで結果がわからないので、

今何が起こっているのかを

考えながら取り組むことが大切ですね。

 

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バイオ通信No.2898「サザンブロッティング」

2年生の遺伝子工学実習で、

サザンブロッティングを行いました。

 

調べたいDNAサンプルを電気泳動で分離します。

 

泳動後、

染色して泳動像を写真にとっておきます。

 

アガロースゲル中のDNAを変性、中和している間に

ブロッティング装置を用意します。

 

20×SSCがしみ込んだろ紙を

ガラス板の上にのせます。

 

その上にアガロースゲルをのせます。

 

ゲルの周りをラップで囲みます。

 

アガロースゲルの上に、

メンブレンフィルターを

気泡が入らないように密着させます。

 

さらに、

アガロースゲルと同じ大きさのろ紙をのせます。

 

最後にペーパータオルと、

500g程度の重りをのせて一晩おきます。

 

アガロースゲル中の一本鎖DNAは、

毛細管現象を利用して

メンブレンフィルターへ転写されます。

 

次の日。。。

重りとペーパータオルを取り除くと。。。

 

アガロースゲルは水分が無くなり

うっすーくなっています。

 

メンブレンフィルターをガラス板へ移動して、

サンプル溝、ゲルの大きさをボールペンで書き入れます。

 

この時、

なるべくメンブレンフィルターを

乾かさないように注意します。

 

2×SSCで洗浄後、自然乾燥させ、

80℃でbakingしてDNA断片を

メンブレンフィルターに固定させます。

 

転写されたDNA断片はこの後、

ハイブリダイゼーションを行っていきます。

 

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バイオ通信No.2897「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。

 

今回の2年生の生化学実習では、

卵白アルブミンの分離を行いました。

 

この実習の最初にDNAの分離を行いましたが、

今回はタンパク質の分離です。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

まずは、卵を卵白と卵黄に分けます。

 

慎重に慎重に・・・。

 

次に㏗指示薬を滴加します。

卵白の色が変わります。

 

次に酢酸を滴加します。

酢酸は酸なので、タンパク質の変性が起こります。

 

遠心をします。

 

上清に硫安を加えます。

(塩析です。)

 

初めての塩析、ちょっと驚きもあったようです。

 

遠心をします。

 

再度、硫安により塩析を行います。

沈殿(アルブミン)が生じてきます。

 

これを遠心し、

沈殿を蒸留水で溶かし、

透析を行います。

 

初めての透析です。

慣れない操作なので、協力して行います。

 

透析(脱塩)中です。

 

次回の実習では、

この卵白アルブミンを使用して、

タンパク質の定量を行います。

 

2年生のみなさん、

卵白アルブミンの分離はいかかがでしたか。

 

タンパク質の性質を利用した分離方法なので、

タンパク質の性質の再確認ができたと思います。

 

次回も頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2896「バイオサイエンス実習~分光光度計1~」

みなさん、こんにちは。

 

1期から基礎実習として取り組んでいる

1年生のバイオサイエンス実習では、

分光光度計の使用方法を学びました。

 

分光光度計は、

物質の光吸収を測定する機器になります。

 

1年生のみなさん、

物質が光を吸収することがわかるかな。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

今回は、分光光度計の使用方法なので、

ローテーションをしながら使い方を学びました。

 

ちょっと余裕がある学生も・・・・・。

 

溶液の色や波長を変えて測定をしました。

 

随分慣れてきたようです。

スムーズに測定ができてきました。

 

少し慣れすぎて雑になるときもありましたが、

確認をしながら取り組みました。

 

今回の実習では、1台異なる機種を使用しましたので、

こちらは、順番に使い方を説明してもらいました。

 

どちらの分光光度計も

しっかり取り扱っていきましょう。

 

これからの分析実習でよく使用しますので、

しっかりと使い方をマスターしておいてくださいね。

 

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バイオ通信 No.2895「細胞育てました」

1年生の細胞組織学実習で、

細胞培養を行いました。

 

各自、

ミエローマ細胞を1週間培養し、

細胞数を求めました。

 

倒立顕微鏡を使って細胞を観察します。

 

細胞を培養フラスコから剥がして遠心し、

細胞を集めます。

 

アスピレーターで培地を取り除きます。

 

細胞を吸わないように注意して!

 

細胞をタッピングによりほぐします。

 

滅菌ピペットは、

軽く火炎滅菌してから

電動ピペッターへ取り付けます。

 

培地を加えてピペッティングし、

細胞浮遊液を調製します。

 

泡立て注意です。

 

細胞浮遊液1容と、

トリパンブルー液1容を混ぜて、

血球計算盤へ入れて細胞数をカウントします。

 

生細胞数、死細胞数とカウントして、

生存率も求めます。

 

1週間そのまま培養したフラスコは、

死細胞が多かったようです。

 

途中で培地を加えたり、

細胞数を減らしたフラスコの細胞は、

生細胞数が多く、生存率が高くなりました。

 

細胞を育てるにはお世話が大切ですね。

 

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