湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「バイオコース」の記事

バイオ通信No.2836「化学実習7」

みなさん、こんにちは。

 

今回の応用生物科学科1年生の化学実習は、

実技試験を行いました。

 

実技試験の始まる前の実習室です。

 

項目順に実習台を移動します。

 

それでは、実技試験の様子をご覧ください。

 

最初のグループです。

これから行う実習の手順を考えます。

 

次に実習操作に入ります。

 

操作後、測定に移ります。

 

そして最後に、まとめです。

決められた時間に移動しながら、実技試験を行いました。

順調に進んでいけたようです。

 

次のグループです。

 

第2グループは、早めに操作が終わったようです。

まとめに入っています。

 

おやおや・・・。

こちらのグループは立ったまま、まとめに入ってますね。

落ち着いてくださいね。

 

ちょっとしたミスだったり、

勘違いはありましたが、

全員無事に終了しました。

 

1年生のみなさん、今回の実技試験を振り返って、

しっかりと復習をしてくださいね。

 

お疲れさまでした。

 

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バイオ通信 No.2835「細菌の増殖曲線」

2年生の食品衛生学実習で、増殖曲線を作成しました。

 

1人か2人一組で作業します。

大腸菌を液体培地の入っている、

三角フラスコへ植込み培養を開始します。

 

0分~350分まで50分ごとに菌を取ります。

 

培養時間ごとに菌液を希釈して平板培地へ塗り広げます。

 

時間が来たら、素早く菌液を取り、希釈して、

 

平板培地へ。

 

繰り返します。

 

同じ操作なので、だんだんと手際がよくなってきました。

 

培養時間が長くなると菌量が増えるので、

段階希釈する本数が増えていきます。

(希釈倍率が高くなっていきます。)

 

37℃で一晩培養します。

各時間帯の平均コロニー数を求めます。

 

増殖曲線がキレイに作成できました。

 

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バイオ通信 No. 2834「香辛料の抗菌効果 その2」

2年生の食品衛生学実習で、

香辛料の抗菌効果を調べました。

 

香辛料は生ニンニク、生ショウガ、

粉わさび、粉からしです。

 

調べる菌は大腸菌、ブドウ球菌です。

平板培地へ塗り広げて培養すると、

培地表面全体に菌が増殖します。

 

37℃で一晩培養後の結果です。

 

ブドウ球菌の方は、生ショウガ以外は

すべて菌の増殖が抑えられました。

 

菌が生えないと菌なしのシャーレのように透明に見えます。

 

大腸菌の方も、

生ショウガには菌が全面に増殖しています。

 

生ニンニクはニンニクを中心に菌の増殖が抑えられて、

阻止円のようになっています。

粉わさび、粉からしには菌が一切生えていません。

 

ブドウ球菌、大腸菌共に

粉からし、粉わさびには抗菌効果がありました。

 

次いで、生ニンニクにも抗菌効果がありました。

(大腸菌で少し菌が残っていますが。。。)

 

生ショウガについてはブドウ球菌、

大腸菌共に抗菌効果ないことがわかりました。

 

昔からお餅などの保存にはからし、わさびを

一緒に容器の中へ入れたりしていました。

 

今回の実験から、

この慣習は正しかったことが証明できました(^^♪

 

抗菌効果も条件によっては

効果が得られないことがあります。

 

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バイオ通信 No.2833「香辛料の抗菌効果 その1」

2年生の食品衛生学実習で

香辛料の抗菌効果を調べました。

 

香辛料は粉わさび、粉からし、

生ニンニク、生ショウガの4つです。

 

大腸菌、ブドウ球菌を対象に行いました。

 

まず、平板培地へ菌液を塗り広げます。

 

香辛料はシャーレのフタの方へ1g載せます。

ビニールテープで密封します。

 

37℃で一晩培養後、抗菌効果を判定します。

一番抗菌効果があるのはどの香辛料になるでしょうか。。。

 

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バイオ通信No.2832「バイオインフォマティクス3」

みなさん、こんにちは。

 

バイオコース2年生のバイオインフォマティクスの授業で、

RasMolを使用し、タンパク質の立体構造を

グラフィカルに表示をしてみましたのでご紹介します。

 

RasMolは、以前のブログでご紹介しましたが、

タンパク質の立体構造をグラフィカルに可視化するプログラムです。

 

コマンド入力が主になりますので、

慣れないこともありますが、力作をご覧ください。

 

タンパク質の立体構造データベースのProtein Data Bank(PDB)から

タンパク質のデータをダウンロードして、

RasMolでデータファイルを開いた画像例です。

 

細い針金状で表示がされます。

この画像はクモの巣みたいですね。

2つ立体構造があります。

 

こちらは同じデータですが、

Protein Data Bankに載っている画像です。

2つの立体構造のうちの1つが表示されています。

 

2年生には、それぞれデータをダウンロードして、

RasMolで立体構造をグラフィカルに表示をしてもらいました。

 

1つずつご紹介したかったのですが、

多くなってしまいますので、まとめてみました。

 

小さくなってしまいましたが、ご覧ください。

 

短い作業時間の中で、

わかる範囲でいろいろと工夫をしてくれました。

 

2年生のみなさん、お疲れさまでした。

 

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わんにゃん通信No.1954「愛玩動物看護師国家試験に向けて」

みなさん、こんにちは。

 

2月18日(日)は「愛玩動物看護師国家試験」の日ですが、

それへ向けて応用生物科学科動物看護コース2年生は、

まさに対策の真っ最中です。

 

ここでの頑張りが合否を大きく左右するといっても過言ではなく、

まさに正念場といったところです。

 

少しずつ得点が伸びているようで、

自分の成長を実感できる時期ではないでしょうか?

 

ここから自分の体調管理をしながら、

モチベーションを維持していくことが重要となります。

 

感染対策をしっかりとしながら、集中していきましょう。

頑張れ!動物看護コース2年生!!

 

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バイオ通信 No.2828「バクテリオファージ」

1年生の微生物学実習で、

バクテリオファージの実験を行いました。

 

55℃恒温槽で軟寒天培地を保温しておきます。

 

T先生のデモンストレーションを見て、操作の流れを確認します。

 

まずは、ファージ液の希釈を行います。

 

10倍希釈を6回行って、10-6(100万倍希釈)まで。

 

軟寒天培地へ宿主菌と希釈したファージ液を加えてよく混ぜ、

平板培地に重層します。

 

培地全体へ広げます。

 

宿主菌にファージが感染して、

溶菌するとプラークを形成します。

 

左のシャーレは全面に菌が生えています。

右のシャーレは宿主菌にファージが感染し、

ほぼ溶菌してしまっています

(左より、右の方が透明っぽいのわかりますか?)。

 

こちらはプラークが数えられます。

丸く抜けて見えるのがプラークです。

 

バクテリオファージは細菌に感染するウイルスです。

 

ウイルスは小さいので、

光学顕微鏡下では数えられないのもあり、

宿主に感染させて溶菌されるという、

その変化を利用してウイルス量を調べていきます。

 

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わんにゃん通信No.1953「学生のわんちゃんが実習に参加してくれました ーその15ー」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科動物看護コース2年生のMさんが飼育する、

ミニチュアダックスフンドのリクちゃんが

グルーミング実習Ⅱに参加してくれました。

 

今回はシャンプーとドライイングを行いました。

 

はじめに、スリッカーを用いて毛玉を梳きます。

 

次に全身をぬるま湯で濡らして、シャンプーをします。

 

リクちゃんはシャンプ―が少し苦手なようです・・・。

 

シャンプー後はタオルで水分を拭きとります。

 

次にドライヤーとスリッカーを用いて乾かします。

 

きれいにに仕上がりました。

 

「リク」と名前を呼ぶと、

毎回振り向いてくれて本当にかわいいです♪

 

今回は実習にご協力くださりありがとうございました。

またいつでも遊びに来てください♪

 

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バイオ通信 No.2826「石鹸を作りました。」

2年生の化粧品学実習で、

石鹸を作りました。

 

ココナッツオイルに、

ステアリン酸を加えて約70℃で溶解します。

 

さらに、ヒマシ油、

70℃に加温しておいたエタノールを入れて攪拌します。

 

70℃の水酸化ナトリウム水溶液を、

少しずつ滴下しながらケン化反応を行います。

 

温度管理をしっかりして作業します。

 

ケンカ反応が終わったら、

グリセリン入りのショ糖水溶液を少しずつ加えて十分に攪拌します。

 

お気に入りの成型容器へ流し入れて、室温で固めます。

 

今年はキレイな透明石鹸が出来上がりました。

 

肉球も表面ツルツルです。

 

同じ材料で同じ作業を行っても、

毎年班によって少々違う感じの石鹸が出来上がります。

 

不思議です。。。

 

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