湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

カテゴリ「バイオコース」の記事

バイオ通信No.2759「卒業生が訪ねてくれました!」

みなさん、こんにちは。

 

先日、卒業生のAMさんとNMさんが、

学校を訪ねてくれました。

 

写真右から2人目がAMさん、

3人目がNMさんです。

 

AMさんは

2001年3月卒業のバイオ13期生、

一方、NMさんは

2014年3月卒業のバイオ26期生です。

 

ふたりは

ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン株式会社に

所属する先輩・後輩です。

 

AMさんは

センター長として業務に当たられていて、

NMさんも卒業後、

AMさんのもとで経験を重ねて力をつけ、

活躍されているようです。

 

ジャクソン・ラボラトリー・ジャパン株式会社には、

ほかにもたくさんの卒業生がお世話になっていて、

ありがたい限りです。

 

卒業生が母校をこのように

訪ねてくれることはありがたいことです。

 

AMさん、NMさん、ありがとうございました。

機会がありましたら、また学校に顔を出してください。

 

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バイオ通信No.2758「生化学実習13」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、ゲルろ過クロマトグラフィーを行いました。

最初にカラムにゲルを詰める作業からです。

ゲルを詰めてる間に、学生に実習の様子の写真撮影をお願いしてみました。

詰め作業が終わるまで、学生の撮った写真を組み合わせて少し推測をしてみましたので、ご覧ください。

 

①もしかして、寂しがってるのかな?見ている人もいますよ。

 

②楽しそうな実習の中で、普段はほとんど見せない鋭い眼差し!!!

あまりにも鋭すぎて・・・ビックリかな!!!

 

カラムにゲルを詰める作業が終わり、サンプルを塗布しました。

 

分離の開始です。開始をすると分子量標準液が分離をしていきます。

分子量標準液は、色がついているので、分離の様子がわかります。

 

随分、分離が進んできました。

上から黄色、赤色、青色になっています。

 

青色はカラムから溶出しました。

 

分離操作を行っている間の2年生のみなさんです。

次の操作の準備をちょっとのんびりしています。

 

赤色もカラムから溶出しました。

最後の黄色が溶出をすると終了です。

 

各溶出液を回収して、吸光度測定とヨウ素デンプン反応を行いました。

吸光度の測定です。測定の本数の多さに少しお疲れ気味です。

 

こちらは、ヨウ素デンプン反応です。

 

以上の結果から、唾液アミラーゼの分子量を測定しました。

いつもは、全員で結果のまとめを行うのですが、今回は少し時間がかかって遅くなったので、

手分けをして作業を行いました。

時間は、かかってしまいましたが、良い結果が出せたと思います。

2年生のみなさん、お疲れ様でした。

 

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バイオ通信No.2757「生化学実習12」

みなさん、こんにちは。

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、SDS-PAGEを行いました。

SDS-PAGEは、SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法の略です。

タンパク質の分子量を求めることができます。

 

今回は、実習で分離した卵白アルブミンの分子量を求めました。

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

まずは、ポリアクリルアミドゲルを作製しました。

 

電気泳動装置にセットして、サンプルを塗布します。

 

ちょっとコツがいるのですが、気がつけば・・・・・。

A先生が見守る中、みんなが集まってきました。

 

サンプルを塗布する様子を見ようと動画撮影まで登場。

 

あまりにも密集状態で操作しにくかったのか、その後は各自でサンプル塗布を行いました。

 

そして、泳動の開始です。泳動の様子をご覧ください。

 

分子量マーカーの部分を黄色で囲ってみました。

分子量マーカーには色がついていますので、分離されていく様子がわかると思います。

 

黄色に囲ったところが分離されているのがわかりますか。

写真が小さくて、すみません。

 

拡大しました。

 

泳動中の2年生です。

 

泳動終了後、染色を行います。

今回は、脱色はしなかったので、ちょっと見えにくいですが、

卵白アルブミンのバンドが確認できます。

 

グラフを作成し、卵白アルブミンの分子量を求めました。

2年生のみなさん、SDS-PAGEは、他の実習でも行いますので、

しっかり理解をしておいてくださいね。

 

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わんにゃん通信No.1436「生化学実習11」

みなさん、こんにちは。

今回の生化学実習は、動物看護コース2年生の実習の様子をご紹介します。

2期の生化学実習では、分光光度計を使用して血液検査を中心に行っています。

 

それでは、実習の様子をご覧ください。

 

測定が終わるとデータのまとめです。

 

今回は2項目実施しました。

先生方の厳しい目?で確認をしてもらいます。

動物看護コースの2年生も器具・機器の取り扱いがずいぶん慣れてきたようです。

しかし慣れてきたころに、先生方の厳しいチェックがあり、

しっかりデータを取ることを確認していきます。

 

一方、バイオコースの2年生は、卵白アルブミンの定量を行いました。

 

卵白アルブミンの吸収スペクトルです。280nmに吸収がありますね。

 

今回は、ビウレット法で定量を行いました。

気が付けば、今回の実習では、両コースとも青色溶液の測定でした。

2年生のみなさん、データをしっかり測定して、頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2756「バイオサイエンス実習8」

みなさん、こんにちは。

今回の応用生物科学科1年生のバイオサイエンス実習では、ランバート・ベアーの法則を確認しました。

ランバート・ベアーの法則は、ランバートの法則とベアーの法則が合わさった法則になります。

ランバートの法則は「濃度一定ならば吸光度は液層に比例する」、

ベアーの法則は「液層一定ならば吸光度は濃度に比例する」という法則です。

 

今回は、ベアーの法則の確認になります。

使用した溶液は、赤色溶液と青色溶液です。

この溶液を各自、希釈(異なる濃度の溶液を調製)して、

分光光度計(吸光度を測定する機器)で測定を行いました。

 

測定終了後、グラフを作成し、吸光度は濃度に比例することを確認しました。

作成したグラフは、こちらです。縦軸に吸光度、横軸に濃度で作成しました。

キレイに比例のグラフになってます。

1年生のみなさん、ベアーの法則が確認できましたか。

今後もベアーの法則(ランバート・ベアーの法則)は、実習でよく出てきますので、

しっかり理解し、しっかり操作をしていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2755「細胞培養始めました!その1」

2年生の細胞工学実習が始まりました。

 

細胞培養を開始すると日曜日、火曜日以外は細胞のお世話があります。

頑張っていきましょう(^^♪

 

まずは、培地調製です。

DMEM培地粉末を溶解します。

 

炭酸水素ナトリウムを加えます。

培地の色が黄色から赤色に変化しました。

 

培地にはpH指示薬のフェノールレッドが添加されています。

培地のpHは細胞培養にとって重要なので、

pHが適正範囲であるかどうかを判断できるようになっています。

 

抗生物質、血清を加え、ろ過滅菌します。

 

血清が入っているのでろ過するのが大変ですね。

 

交代しながらろ過していきます。

 

コンタミチェックしてから使用します。

さぁ、次は細胞を起こします!

 

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バイオ通信No.2753「バイオサイエンス実習7」

みなさん、こんにちは。

応用生物科学科1年生のバイオサイエンス実習のご紹介です。

 

この実習は、1期からの続きになりますが、2期は分光光度計を中心として実習を行います。

今回は、これから使用する分光光度計の使用方法を学びました。

それでは、実習の様子をご覧ください。

2人/組で実習を行いました。

お互いに分光光度計の使用方法を確認しながら測定をしていきます。

 

お互いに確認しながらですが、監視されてるみたいですね。

各自測定が終わると結果のまとめです。しっかり記録はできましたか?

今回は、まだまだ分析実習として使用していませんが、分光光度計の使用方法は理解できたと思います。

これからよく使用する機器ですので、結果をよく踏まえて原理も十分に理解しておいてくださいね。

 

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バイオ通信No.2752「生化学実習10」

みなさん、こんにちは。

 

今回のバイオコース2年生の生化学実習は、

卵白アルブミンの分離を行いました。

今回は、実習の流れを中心にご紹介します。

 

まずは、卵を卵黄と卵白にわけます。

 

ガーゼでろ過をします。

 

ろ液に試薬を入れます。

 

タンパク質が変性してきました。少し加減が強かったみたいですね。

 

遠心をします。

 

指定の濃度になるように試薬を入れます。

慎重な操作なので、2人で仲良く行います。

 

不純物を取り除いた後、いよいよ卵白アルブミンの分離を行います。

 

上清に試薬を入れると卵白アルブミンが析出してきます。

 

遠心をします。

 

遠心の間は、休憩モードです。

 

そして、最後に透析による脱塩を行いました。

みんなが見守る中、操作を続けるKさん。

 

仲の良い2年生ですが、

みんなとは、見てる方向がちがいますよ、Kさん。

 

今回分離した卵白アルブミンは、今後の実習で使用します。

一方、動物看護コースの2年生の実習の様子です。

 

動物看護コースの2年生は、血液生化学検査を行っています。

今回は血糖値の測定です。

 

測定後、結果をまとめていきます。

この様子だと、上手く測定できたようです。

 

こちらは、グラフの作成に没頭中ですね。

 

2期も始まり、2週間ですが、2年生も頑張って実習に取り組んでいます。

この調子で頑張っていきましょう。

 

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バイオ通信No.2751「生化学実習9」

みなさん、こんにちは。

2期が始まりました。2年生の生化学実習は、2期からはコース別の実習になります。

では最初に実習室の様子です。いつも通りの感じですね。

 

初回のバイオコースの実習は、高速液体クロマトグラフィーを用いて組成分析を行いました。

この実習はまさに機器分析。1期で行ってきた化学分析とは違い、分析結果待ちの実習になります。

分析結果が出たら、結果の検討をしていきます。ちょっと楽な実習です。

 

ちょっとのんびりなバイオコースの横では、動物看護コースが実習を行っています。

 

今回は、2期から始まる実習に備えて、1期の復習を兼ねて、グルコースの測定を行いました。

機器、器具の使用方法を再確認しながら操作をしていきます。

 

測定が終わると、結果のまとめです。結果のまとめ方もしっかり復習です。

 

2年生のみなさん、2期はコース別の実習になりますが、しっかりと取り組んでいきましょう。

バイオコースのみなさん、初回はのんびりでしたが2回目以降は忙しくなりますからね。

動物看護コースのみなさん、2回目以降もしっかり機器、器具を使っていきましょう。

 

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バイオ通信 No.2749「電気泳動をしました。」

1年生の検査機器総論でアガロースゲル電気泳動を行いました。

電気泳動槽へアガロースゲルと泳動バッファーを入れます。

サンプル溝へサンプルを5μLアプライします。

 

アガロースゲルは泳動バッファーに沈んでいます。

マイクロピペットを使って静かにサンプルを入れましょう。

手が震えないように肘をついて固定するとやりやすいです。

 

今回は100Vで泳動します。

サンプルは泳動バッファー中でマイナスに荷電しています。

電気を流すとプラス側へ移動します。

 

しばらくすると、分離してきました。

アガロースゲルの網目構造を分子が移動していきます。

移動度により分子を分離することができます。

 

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