湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2024.1.9

バイオ通信 No.2816「プラスミドの調製」

1年生の遺伝子操作学実習でプラスミドの調製を行いました。

今回はキットを使用して調製します。

 

プラスミド保有菌液をマイクロチューブへ取ります。

 

マイクロチューブは対象にセットしてくださいね。

 

遠心して細胞を集めます。

 

沈殿が菌です。上清の培地をできる限り取り除き試薬を加えます。

 

溶液がしっかりと混和できたかわかるように色がついています。

 

青色が消えるまで穏やかに転倒混和します。

 

遠心して、

宿主菌の変性タンパク質と宿主菌の染色体DNAを沈殿させます。

 

上清を慎重に取り、カラムへ入れます。

 

カラム内のメンブレンにDNAが吸着。

メンブレンを洗浄してからDNA溶出液を加えます。

 

遠心して集まった溶出液がプラスミド溶液です。

アガロースゲル電気泳動を行い、プラスミドの有無を確認します。

 

あっという間に、プラスミドが得られました。

さすが、キットですね。

 

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