こんにちは(^-^)
クロスマッチ試験を行いました。
クロスマッチ試験とは輸血を行う際にとても大事な検査になります。
看護動物(レシピエント)の血液と血液を提供する動物(ドナー)の血液が
安全に輸血を行えるかの適合性を調べます。
早速検査していきましょう!!
この検査は難しい工程は無いのですが、検体の扱いをとても慎重に行う必要があります。
基本的な工程は以下になります。
①ドナーとレシピエントの血液を用意する
②それぞれの血液を遠心分離して血漿と血球にわける
③血球洗浄を行う
④ドナーとレシピエントの洗浄した血球を生理食塩水に入れて混和する(血球浮遊液)
➄それぞれの血球浮遊液と血漿を入れ30分静置する
⑥顕微鏡で観察して適合か不適合かを判定する
判定写真を撮り忘れてしまいましたので去年の写真を見本で載せます、、、。
【適合(血球がばらけている)】
【不適合(凝集あり)】
今回の結果では【なつめ・なぎ】【わらび・すもも】【すずな・ぽてと】が輸血可能でした。
クロスマッチ試験を行うときは緊急時が多いです。
慌てないよう作業を1つ1つ丁寧かつ確実に行いましょう!!