こんにちは。
動物看護コース2年生の動物臨床検査学実習Ⅱにて、ウサギの蟯虫卵とノミの卵を顕微鏡でみました。
上の写真はセロハンテープで採取したウサギの蟯虫卵です。
ウサギ蟯虫はウサギの肛門まで出てきて肛門周辺の皮膚に産卵します。
セロハンテープで肛門周りをペタペタすると虫卵が採取出来る形です。
蟯虫は感染していても無症状のことが多いですが、便の表面に付着するため不快に思う場合は駆虫します。
少し見にくいですが、中央の毛に絡まっているものがノミの卵です。
成虫は動きまわり探すことが困難な場合が多いですが、
セロハンテープの採取法で簡単に見つけることができます。
1度見ることにより、「こんな風に見える」という経験は現場に出て実際に鏡検する際、
必ず役に立つと思いますので、しっかり脳に焼き付けておきましょう。