湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

2020年7月30日アーカイブ

わんにゃん通信No.1045「強制給餌」

みなさん、こんにちは。
動物看護コース2年生が強制給餌を実習で学びました。
 
強制給餌とは、何らかの理由により自力で食事をできない動物に対して強制的に行う給餌方法です。
今回は缶詰のごはん等をシリンジ(注射器)で給餌する方法をご紹介します。
 
はじめに、シリンジへごはんを入れます。

 
ご飯の粒が大きく、シリンジ先端の出口から押し出せないときは、ごはんを細かくすりつぶします。


 
ごはんの準備ができたら動物に与えます。
 
動物の上顎を持ち上げます。
犬や猫の奥歯は、歯と歯の間に隙間が有ります。
この隙間にシリンジの先端を入れ、ご飯を流し入れます。

 
勢いよく大量に流し入れてしまうと、食道ではなく、気道へ入る危険があるので、
動物の様子を観察しながら、少しずつ与えましょう(#^^#)
 
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