1年生の微生物学実習で、微生物の取扱いと手形培地の作製を行いました。
前回、平板培地で分離培養を経験した1年生は、今回、その培養後の平板培地から釣菌して、グラム染色標本を作製しました。
その染色標本を観察することにより、分離培養が適切にできているかどうかがわかります。
グラム陽性菌は紫色に、グラム陰性菌は赤色に染色されます。
とても重要ですから、しっかりと覚えておきましょう!!!
また、細菌の鏡検は1000倍で行いますので、油浸での観察になります。
生物顕微鏡の適切な使用方法も、身についていなければなりませんね。
次に手形培地の作製を行いました。
培地作製はすでに何度か経験しているので、操作にだいぶ慣れてきているようですね。
この培地は後日、手洗い・消毒薬の効果を見る実験に使用します。
このような基本操作が適切にできることは、とても重要です。
たとえ、このようなことを実際に行わない職場だったとしても、知っている(経験したことがある)ことは、とても意味のあることです。
しっかりと記憶と記録にとどめておいてくださいね。
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