湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

  • Entry Date
  • 2016.6.1

バイオ通信 No.1581「遠心機の取り扱い」

1年生の検査機器総論では、一般機器の原理と操作法を学びます。
 
今回は、赤血球の洗浄を兼ねて遠心機を使用します。。
 
遠心機は遠心力を利用して物質を分離する機器です。
バランサーで2本の遠心管のバランスをとります。
 
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1本には赤血球浮遊液を入れ、もう1本にはバランスとして蒸留水を入れます。
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バランスが取れた遠心管はローター内で対照の位置になるようにバケット内へ入れて、遠心スタート!
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遠心が終わると、上清と沈殿に分かれます。上清は生理食塩水、沈殿は赤血球です。
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みんなの見守る中、上清をアスピレーターを使って取り除きます。
赤血球は吸わないように慎重に。。
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もう一度、生理食塩水を入れて混和し赤血球を洗います。
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バランスをとったら、また遠心します。
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上清の生理食塩水がきれいになったら、適当な濃度に赤血球を浮遊させます。
1年生の白衣姿。初々しいですね(^_^)v
バイオコース、動物看護コース、どちらも似合っていますよ。
 

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