1年生の微生物学実習では鼻腔内ブドウ球菌の検索を行っています。
自分の鼻腔内の菌をマンニット食塩寒天培地で培養し、単一コロニーを保存しました。
保存菌はグラム染色してグラム陽性球菌であることを確認してあります。
増菌してから、薬剤感受性試験を行いました。
培養した菌液をコンラージ棒で塗り広げます。
塗り広げた菌の上に抗生物質の染みこんでいるディスクを置きます。
翌日、観察してみると。。。
阻止円の大きさ(緑線)を計ります。
薬剤が効いていると阻止円が大きくなり、効いていないと阻止円は小さくなります。抗生物質の種類によっても効き方が変わっています。
右のシャーレは阻止円が見られないので、今回使用した抗生物質には効かないようです。
その他のシャーレでは。。。
今回使用した抗生物質はゲンタマイシン、エリスロマイシン、オキサシリンです。
阻止円の直径によって、耐性、中間、感受性と判定します。
1年生の鼻腔内のブドウ球菌にはどの抗生物質がきいたのでしょうか?
阻止円の直径によって、耐性、中間、感受性と判定します。
1年生の鼻腔内のブドウ球菌にはどの抗生物質がきいたのでしょうか?