みなさん、こんにちは。
応用生物科学科動物看護コース2年生のIさんが飼育する、
トイ・プードルのモコちゃんがグルーミング実習Ⅱに参加してくれました。
今回はシャンプーに挑戦しました。
はじめに、全身をお湯で濡らしてから、肛門腺を絞ります。
肛門腺とは肛門嚢と呼ばれる分泌腺のことをいいます。
肛門の4時と8時の方向に対で存在する臭い袋です。
独特な臭いがあり、普段は排便の時に便と一緒に排泄され、臭い付けの役割も果たしてます。
大型犬であれば肛門腺が排泄されやすいですが、小型犬は自力で排泄しずらく、溜まってしまいます。
排泄されず大きく膨らみすぎてしまった場合、肛門腺の袋が破裂してしまうことがあります。
溜まりすぎてしまわぬように、月に1~2回は肛門腺を人の手で排泄させてあげます。
肛門腺を絞り終えたら、全身をシャンプーします。
濃密な泡をつくります。
シャンプーを濯ぎ、リンスを全身に馴染ませてすすぎます。
その後乾かして完了です。
もこちゃんははじめての環境に少し緊張をしていましたが、
飼い主のIさんに甘えながら実習に協力をしてくれました。
上目遣いがとても可愛かったです。
この度は実習にご協力くださりありがとうございました。
またいつでも遊びに来てください♪