みなさん、こんにちは。
動物看護コース2年生が耳科検査を行いました。
耳科検査では、はじめに耳の周囲に脱毛や腫脹、発赤等が無いかを確認します。
綿棒で耳道の汚れ(耳垢)を採取します。
耳垢の内容物をスライドグラスに乗せ、顕微鏡で鏡検します。
スライドガラスに綿棒を転がすように、耳垢を薄く広げます。
必要な場合は、染色して内容物を見やすくします。
今回はディフクイック染色液を使いました。
ディフクイック染色液は Ⅰ 液(水色)→ Ⅱ 液(赤色)→ Ⅲ 液(紫色)順に浸けて使います。
染色後は流水で水洗し、風乾します。
最後に顕微鏡で観察をし、細菌や寄生虫の有無を調べました。
耳が垂れている犬種、耳道に被毛の多い犬種は特に耳科疾患になりやすいです。
動物が耳の周りを掻いていたら、気にしてあげましょう(^^♪