湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 歯周病

わんにゃん通信No.2035「学園祭を振り返って-展示発表④- 」

みなさん、こんにちは。

 

10月12日と10月13日の2日間、

第37回湘央祭が開催されました!

 

愛玩動物看護学科2年生は展示発表を行いました。

 

今回は、「デンタルケア」についての展示を紹介します。

 

わんちゃんとねこちゃんの、歯の数と構造について

 

わんちゃんとねこちゃんの歯は、

歯垢と歯石が付きやすくなっています。

 

また歯周病の治療を行うためには、全身麻酔が必要です。

 

全身麻酔をかけることは動物への負担が非常に大きいです。

そうならないためにも日ごろの予防が欠かせません。

 

お家でできるハミガキの仕方をご紹介

 

歯科治療器具とデンタルケア用品を展示しました。

学園祭当日は来校者の皆様が歯科用器具に触れて楽しむことができました。

 

最後に、

展示を作成した愛玩動物看護学科2年生の、

Oさん、Aさん、Sさん、Aさん、Aさんです。

 

来場していただいた皆様ありがとうございました!

 

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わんにゃん通信No.1324「わんちゃんのハミガキ」

みなさんこんにちは。

今回はわんちゃんの歯周病予防のためのハミガキについてご紹介します。

 

わんちゃんもヒトと同じく歯周病になりやすい動物です。

ヒトは食べかすに含まれる糖等と口腔内細菌が結びつき、

生成された酸により歯が溶かされることで「う歯(虫歯)」になります。

 

それに対して、わんちゃんは口腔内がアルカリ性に傾きやすく、

口腔内細菌を含む汚れ(歯垢)が石灰化することで「歯石」になります。

 

とくに、わんちゃんが普段口にする食べ物の種類が、

ドライフード、ウェットフード、缶詰、おやつ等・・・、

近年の食生活の変化がわんちゃんを歯周病になりやすくしています。

 

一度できてしまった歯石は、ハミガキでは落とすことが難しく、

動物病院で専門的な処置を受けなければなりません。

歯垢が歯石にならないために、ハミガキで汚れを落とすことが大切です。

 

わんちゃんにハミガキをする際は、優しく磨いてあげましょう。

無理に力を入れて磨いてしまうと、歯肉を怪我させる恐れがあります。

また、ハブラシの毛先が歯肉に当たると痛がり、ハブラシを嫌がるようになります。

なるべく、毛先の柔らかいハブラシを選びます。

さらにわんちゃん専用のハミガキチューブを使うと更に効果的です。

 

濡らした歯ブラシで磨きます。

わんちゃんは、うがいが出来ません。

口をゆすぐ代わりにハミガキの途中で数回歯ブラシを水ですすぎます。

 

わんちゃんの口腔内の中でも、特に汚れが溜まりやすい歯が犬歯と奥歯です。

犬歯です。

 

奥歯の裂肉歯と呼ばれる歯です。

 

奥歯を磨く際は、無理に唇を引っ張らずに閉じた状態で磨きます。

上の奥歯と下の奥歯が重なる間に汚れが溜まりやすいです。

声を掛けながら磨いてあげましょう♪

 

最近では、わんちゃん専用の美味しい味のするハミガキチューブ等が販売されています。

ハミガキを好きになってもらえるように工夫してあげましょう。

 

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わんにゃん通信No.1174「歯のチェック」

こんにちは。

動物看護コース2年生の「臨床検査学実習」にて、学校犬の歯の状態をチェックしました。

 

歯垢がどれくらいついているかを見る歯垢染色液を使って観察。

白い毛に付かないように気をつけながら塗ります。

 

学校犬のあろえ君の歯垢の状態は...。

歯肉に近いところにやはり歯垢がついてますね。

 

色が付いたところを歯みがきしていきます。

痛くないように優しく染色液を落とすように磨きます。

 

口が小さいみかん君の歯みがきは難しいですね。

 

3歳以上の犬猫の8割が歯周病という報告もあります。

犬も猫も人間も何歳になっても健康な歯でいれるよう努めましょう。

 

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