みなさん、こんにちは。
1年生の微生物学実習で、培養方法の習得に使用する斜面培地、高層培地、ブイヨン培地を作製しました。
ブイヨン培地は液体培地なので、溶解、分注してオートクレーブするだけですが、
斜面培地と高層培地は固体培地のため、寒天が含まれているので、加温溶解して分注する必要があります。
加温溶解後は、寒天が固まらないうちに各容器に所定量ずつ培地を分注です。
オートクレーブにかける際は、硫酸紙をかけ、たこ糸で縛ります。
オートクレーブの滅菌条件は、121℃で15分間滅菌です。
滅菌後は、高層培地とブイヨン培地についてはそのまま冷却すればよいのですが、斜面培地はほどよく容器を傾けて、冷却します。
培地は調製済みのものが販売されていたり、オートクレーブが必要ない培地があったりもしますが、基本的な培地の調製ができるようになっておくと安心ですね。