湘央医学技術専門学校・湘央生命科学技術専門学校

応用生物科学科&愛玩動物看護学科BLOG

Tag Archives: 手作り

バイオ通信 No.2938「化粧品学実習・柚木化粧水」

2年生の化粧品学実習で、ゆず化粧水を作りました。

 

乾燥した柚木の種子を、滅菌済みビーカーへ入れます。

さらに、種子の3倍量の滅菌水か、5~10倍量の日本酒を入れます。

 

冷蔵庫に入れて、とろみが出るまで1週間保存します。

とろみが出た液体を、ろ過して容器へ入れます。

 

とろみがありすぎてろ過が大変でした。

 

ゆず化粧水には、保湿効果のあるペクチンと、

抗炎症作用、殺菌作用のあるノミリンが含まれています。

 

ゆず化粧水は搾る手間もなく、簡単に作れます。

 

柚木の香りによるリラックス効果も得られます。

 

ろ紙でパックを作ってみました!(^^)!

 

10分ほど置いたら肌がモチモチになったそうです。

 

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バイオ通信 No.2935「化粧品学実習・ドクダミ化粧水」

2年生の化粧品学実習で、

ドクダミ化粧水を作りました。

 

ドクダミは、

学校敷地内に生えていたものを使用しました。

 

柔らかく、日焼けやシミの無い葉っぱを選び、

水洗してから冷凍しておきました。

 

細かく刻んで、すり鉢ですります。

 

すりつぶされてくると、水っぽくなってきます。

 

すりつぶしたものをビーカーへ集めます。

 

ガーゼに包んで。。。

 

搾ります。

 

昨年よりたくさん搾れそうです。

 

搾り汁を3000rpmで10分間、遠心します。

 

そうすると、葉緑素などの粒子が沈殿します。

 

上清をビーカーへ集めます。

4℃で1週間保存します。

 

1週間後…

 

少し色が変化し茶褐色になりました。

 

また、上清を遠心して粒子を取り除きます。

 

沈殿の色が白っぽくなりました。

上清を集めます。

 

ドクダミ溶液に、

溶液の10%のグリセリンと、

レモン汁を混ぜて出来上がりです。

 

もう一つは、

ドクダミ溶液と同量の日本酒を混ぜて出来上がりです。

 

ドクダミ化粧水の主な成分は、

デカノイルアセトアルデヒド、

クエルシトリンドクダミです。

 

デカノイルアセトアルデヒドは、

ドクダミの独特な匂いの原因物質であり、

抗菌、解毒作用があります。

 

クエルシトリンは血液循環、新陳代謝の活発化、

毛細血管の強化などの作用があります。

 

今回の化粧水は、

つけたらしばらく置いて、洗い流して使用します。

 

すべすべ、ふっくらのお肌を目指しましょう(^^♪

 

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わんにゃん通信 No.1960「卒業アルバム作成中」

みなさん、こんにちは。

 

応用生物科学科動物看護コース2年生が、

卒業アルバムの作成をしました。

 

学生が自由に写真を

切り貼り出来るページが何枚かあるので、

テーマを決めたりしながらうまい具合に貼っていました。

 

2年間の在学期間に撮影したみんなと、

わんことにゃんこの写真を切り貼りします。

 

思い出話に花を咲かせながら、

楽しそうに取り組んでいました♪

 

みなさま、もうすぐ卒業ですね!(^^)!

2年間はあっという間でしたね。

 

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バイオ通信 No.2367「石けんを作りました」

みなさん、こんにちは。

今日はバレンタインデーですね。

手作りチョコではありませんが、手作り石けんの実験の模様をお伝えします。

 

2年生の化粧品学実習で石けんを作りました。

まずは、お鍋にお湯を用意します。

ココナッツオイル、ステアリン酸、ヒマシ油を70℃で融解し均一に混合します。

溶液の温度を保ちながら、70℃に加温した水酸化ナトリウムを少しずつ滴下し、ケン化反応を行います。

このとき、並行にエタノールも少しずつ添加します。

 

溶液はしっかりと攪拌します。

 

なべのお湯は熱いからやけどに気をつけて。

 

ケン化反応が終わったらさらに砂糖水、グリセリンを

攪拌しながら加えていきます。

 

同じ試薬を使って同じように調製しているのに、いつも班ごとに違ったものが出来ます。

 

成型容器に流し入れて、室温で一晩放置します。

 

完成品がこちら。。。肉球(=^..^=)ミャー

 

モンスターズインク?

 

あまり、透明じゃないけれど?

透明石けんには保湿剤であるグリセリンや砂糖が配合されているため、

皮膚の保護作用にも富み、使用感もマイルドなものが多いです。

 

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